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2020年10月18日 (日)

左右差を計る体重計 

足の計測器はめざましく進歩し三次元で計測することができる。 ただ沢山のデータが出るものの、それを靴選びに採用することは意外と大変なようである。 その根底に店頭にある靴にはデータ(サイズ表示)が少ないことが一因と考えられる。 ただ計測器に出る足のデータは膨大なもので、その足に合致する靴を探すことは難解のようだ。 

下記の2台の体重計はどうでしょう。 単純明快である。
図は「わかりやすい子どもの足とはき物の話・日本教育シューズ協議会 原田碩三先生著」 内容をそのまま表記します。
子どもの話、4時間しか眠れなかった翌日に、同じ体重計を2つ並べたものに乗ると、体重の左右差が10%以上ある。 体重が40㎏だとすると、片足の体重は22㎏、反対の足の体重は18㎏程度になるということです。 これが昼寝をすると差が小さくなる。 睡眠には、身体や心が弱ったりきずついたところを直す働きがある、そのようなことが記されている。

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そこで、店頭の靴選びに2台の体重計を採用するという話。
靴の購入のまえに素足で乗ってみることを推奨してはどうか。 健康問題がクローズアップされる今日、例えば左右で10%以上も違っていい靴は選べるでしょうか。

左右差の要因が脚長差であるとすれば、靴のヒールの高さを替えることで少し改善できるかもしれません。 ただこの話は今までの立ち方歩き方を勘案して決めることが大事でそう単純なものではありません。 

話はそれるが、体重が左右別々に計れる体重計は今販売されていないようです。 売れるかどうかより、なぜ左右を計測する必要があるのか? 
身体の土台は足、それだけに体重の左右差は重要なことです。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2703

2020年10月10日 (土)

足裏はくすぐったいところ 

からだの中でくすぐったいところは大事なところと言われています。 くすぐったいところは首筋や脇の下を始めいろんな箇所がありますが、とりわけ足の裏は飛びぬけてくすぐったいのではないでしょうか。 しかしだんだん感じにくくなるようで、感覚を維持することはたやすいことではないようです。

足裏の感覚の低下要因は、年齢とともに冷えを感じる人が多くなること。 その他、皮膚が厚くなりやすいこと、ソックスや靴履きの時間が長くなり素足の時間が少ないこと、同じ靴を履き続けている人が多いことなどが上げられる。

洋服などは気温の変化に合わせて替えているが、靴は年間通してチェンジをしない人が多い。 
同じ靴でも中敷きなどを替えてみると爽やかなものです・・・いつも同じものの上に立たないという考え方が大事で中敷きを替えればハッと目覚めることがあるものです。 

くすぐったい時は自律神経が働くという。 自律神経は、自分の意思とは関係なく刺激や情報に反応して、体の機能をコントロールしている神経であると記されている。 
その皮膚の位置は身体の中で特に大事なところ、身体はすべて大事なところばかりですが、とくに足裏は重要な部位である。 
今どんなところに立っているのか・・・熱いところ・硬いところ・危険性はないか、不安定なところでは?と考えると足裏の重要さがわかってくる。
フットケアを行い、いくつになってもくすぐったい足裏を持続させたいものです。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2699

 

 

2020年10月 8日 (木)

歩くことは片足立ちの連続 

ウォーキングを勧めるのはなぜ? それは片足立ちの時間が長いこともあり全身運動に結びつくからです。

若い人は片足で立つことは簡単なことですが、年齢と共に意外と大変なことに気づきます。 最近歩くことは片足歩行の連続であると言われるようになってきました。

左右の足で繰り返す歩行は、三分の二ぐらいの時間が片足で立ち、両足がついている時間は約三分の一ぐらいのようです。

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片足でしっかり立つには体幹がしっかりする必要があります。 生まれてから長年歩き続けていると体幹を使っていることなどいつのまにか忘れてしまいます。 しかし残念なことに年齢と共に起立の姿勢に自信がなくなってくる。 またバランスをとる神経も同様、関節の柔軟性も低下する。

姿勢がきちっと取れなければ不安定になり、それを少しでも補完するため歩行時につま先が外側を向いたり、歩隔(左右の間)が広くなっていく。 その結果肩が左右に揺れやすくなり疲れが短時間で感じるようになっていく。 
家の中の素足より外のほうが歩きにくいと感じている人は、履いている靴にその要因があると考えたい。 ぜひシューフィッターに相談しましょう。 靴というのは意外と重荷になることがあり、それはフィッテングの問題が大きい。

このように考えると、二足歩行の我々は微妙なバランスで立って歩いていることになる。 
年齢と共に運動をする必要性が出てくるが、その前にバランス能力の維持も欠かせない。 写真では左右の手にポールを持っているが、その機能はバランスをとり確かな歩行をするためである。

片足歩行をできるだけ長く続けるには、良い姿勢で歩幅を少し広くとり、闊達に歩き続けることです。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2698

2020年10月 4日 (日)

フィットしている靴内のふいご現象 

靴内でふいご現象が起こっていると、いつも爽やかな感触が得られるものです。 それには靴がフィットしていることが欠かせない。 購入時に「合ってますね」と一言で済ますことが多いが、実はそう簡単なことではありません。 一日履き、靴を脱いだ後の爽快感から得られるものが「合っている」という評価になると考えています。 

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ふいご現象の「ふいご」は、今あまり見ることがないが鍛冶屋さんが火をおこすために、手や足を使い風をおくる器具を指している。 これを靴内の空気の移動状態をさして「ふいご現象」と称している。

靴の場合、まさに足と靴が「ふいご」になっているのですが、歩行の際ヒールが接地しその後あおりを利かしてけり返しを行う中で、空気が出入りする。 それにはかすかに空気の通り道がなければならない。 この「かすかな」というところが靴のフィッテングなのでしょう。

靴が大きすぎてもきつすぎても空気の移動は起こりにくい。 足裏は多量に発汗するが、それを感じにくくするのがふいご現象です。 かいた汗を中敷きだけでカバーしようと思ってもすぐに飽和状態になってしまう。 実はそのような人を多くみかけます。 特に汗かきの人で大きめのサイズを選び、最後に中敷きを選んで入れるというパターンです。

ふいご現象が起こっていると、写真のように靴のトウ内部にほこりがたまってくると言われています。 
常に中敷きを抜いてきれいに管理することが大事なことです。 抜けなければブラシできれいにしましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2696

 

 

 

2020年10月 2日 (金)

靴は毎日履き替えましょう 

靴は毎日履き替えるもの、そんなことが言われ出したのはいつ頃でしょうか? 生活が安定した高度成長期が過ぎたあたりかもしれません。 洋服とのコーディネートもささやかれ始めました。

今通勤している人は毎日違う靴に履き替えているでしょうか。
中には5足ぐらいを準備して、靴箱に曜日を貼ってだぶらないようにしている方もいるようです。 そうすると同じようなビジネス用の靴でも、昨日とは違う感触に気が付くことになる。
「足裏は眠ってはいけない」そんな言葉があるようですが、靴を替えると気分が爽やかになるようです。
毎日靴を履き替える意味はここにあります。 

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靴は不思議なもので、同じ品番・同じサイズでも履き心地が同じということはありません。 中敷きの凹凸も毎日違ってくる、自分一人が履いているのに実に不思議なことです。 
さらに足裏をマーサージをした後、履いていた靴に足を通すと、この靴が自分の靴なのって気が付くことがあります。
足は感覚器官、足裏をいつも爽快にしておきたいものです。

休日のときは、寒くなければサンダルを履きましょう、ときには草履なども履いてみたい。  
ウォーキングシューズも数足準備して取りかえましょう。

あえて靴内の感触を替えるために、定期的に中敷きを交換してもいい。 
靴内の汗を解消するには中二日乾燥させる必要があると啓発してきました。 現在は靴内の環境の大切さを啓発する人が多くなっています。 靴は毎日履き替えましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2695

 

2020年9月24日 (木)

安易につかってはいけない外側が高い踵敷き 

写真の中敷きは靴の踵部の真下に張り付けるもの、外側が高くできており多くはO脚の方が使用する。
O脚は男性に多くスポーツシューズや紳士靴の売り場で販売されることが多い。 しかし最近はドラックストアやファッショングッツの店などでも扱っています。 販路が多くなるにしたがって、靴の摩耗を見るだけで安易に購入するケースが多くなっている。 

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この中敷きで注意を要することは扁平ぎみの足に入れると、扁平がさらに強くなることがあります。 靴のヒールの減り方を押さえるために、単純に写真の中敷きを購入する人がいるようです。
骨格を矯正するような中敷きは、使い方を間違えると大変なことになります。 売り場で詳しい方に相談の上使用するように願いたいものです。
ちなみに写真の中敷きを左右反対にすればX脚用ということになります。 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2691

2020年9月16日 (水)

土踏まずは大事なところ・・アシナカ

これほど単純な履きものはない。 足の長さの半分ほどの草履(写真)、昔の人はよく考えついたものです。 今でも鵜匠が履いておりアシナカ、また足半草履(あしなかぞうり)とも言われている。 

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アシナカに足を通すと、すべてのゆびがアシナカの鼻緒の前に出、地面に接する。 そして踵がアシナカの後方から出、同じく地面に接する。 つまり地面についていないところは土踏まずの部分だけになる。
 
毎日使用している靴と比べるとどうですか?
まず比較にならないほどゆびがよく動く。 この一点だけを考えてもすばらしい履きものであることがわかります。 ゆびの一本一本が自由に動き、しかも地面の感触もよみ取れる。 当然なことですが、ゆびが働くためによい姿勢がとれる。 第一趾と第二趾の間はするどい感覚があるようで、その刺激は旺盛になり足が機能しやすい。
後足部の話、人の踵はガサガサし滑りにくくできている。 このガサつきは踵が接したときに滑り止めとして生かされる。 靴にも滑りにくいような化粧が付いているが、足には元々化粧のような機能があるわけです。 

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このように記すと、足裏の機能は靴の必要性がないほどによくできている。 ただアスファルトなどショックに備えるには靴が必要である。 
さらにショックに備えるには土踏まずというバネが欠かせない。 土踏まずはとてもデリケートなところ、食後100息してから仕事をすることが大事と言われるほど土踏まずは重要なポジションです。 足裏マッサージの書籍によく出てくるが、土踏まず部分は内臓と密接に関係があるという・・・土踏まずは食後すぐにマーサージをしてはいけないという話も消化機能に関係する。

足裏で保護をする必要のある部位は土踏まずだけといってもいい。 
昔からこんなすばらしい履きものが日本にあることは驚きです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2687

2020年9月12日 (土)

歩隔(左右横幅)が広い 

歩隔が広くなると、当然ですが左右のブレが大きくなり疲れやすくなる。
こんなとき
いつも思うことですが、誰かアドバイスをする親しい友人や家族はいないものかと。 まったくの他人では、なかなか人の姿勢に話をするきっかけをつくることは難しいものです。 

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どうして歩隔が大きくなっていくのでしょう? 子どものときから歩隔が広いということはそうはないものです。
何がきっかけなのか?
写真ではわずかにO脚ぎみのように見えるが。 また腰周りの大腿骨頸部(股関節)の変調からくるものか、あるいは靴によるものか、足の状態によるものか? 大腿部の内転筋を鍛えるといいという方もいる。 スポーツクラブ等のマシン、ヒップアダクションなどでしょうか。

立位の姿勢が不安定に感じてくると、生理的に歩隔が広がりやすくなるともいわれている。 人は常に安定さを求めるものです。 やはり常日頃の姿勢がもっとも大事なこと、そして筋力が衰えないよう気を配る必要があります。 
特に長年会社でデスクワークをしていると、定年退職後に運動不足に気がつく。 
その点立ち仕事の多い人は体力の低下が少ないようである。 足腰は常日頃がいかに大事かがわかります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2685

 

 

2020年9月 4日 (金)

土踏まずの低下に中敷きを挿入 



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足の機能は50才ごろから低下していくと言われており、その多くは土踏まずの低下から始まると言っても過言ではありません。 そこで低下したアーチに中敷きを入れるという発想を持ってほしいと願っています。 しかし中敷きの効果は様々で使ってみないとわからない、店頭に出ているサンプルを入れてみて履いてみましょう。 そこでさらに気に留めておく必要のあること、それは靴が替わると中敷きの効果も変わることを意識してください。

写真のものは,シープ革(羊革)でタンニンなめしで中は弾力のあるプラスチック、通常の中敷きの三分の一程度の長さになっている。 写真の中の丸いところは踵骨がほどよく落ち着くようくり抜いているもの。 また前方中央がわずか高くなっていますが、横アーチを支えるよう少し盛り上がっているものです。

下記の写真は上から指で押していますが、弾力性をみているところです。 硬すぎず軟らかすぎないことをみているものです。

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この頃は立体的な中敷きを装着した靴が出回っています。 しかし一般のタウンシューズにはまだ少ないようですから、写真のような中敷きを入れてみましょう。 

長さの短い(写真)中敷きは前にずれませんか?というお尋ねがよくありますが、両面テープが裏に貼ってありますので心配いりません。 
それよりどうしてつま先まで長くないのですか?というお尋ねがほしいところです。 実は前方まで入れるとつま先がきつくなりやすいからです。 つま先が動きにくくなると力が入りにくくなる、このことは非常に重要なことです。 
ただ写真のような短めの中敷きは市場に出ている種類は大変少ないようです。 その要因は上に記したように前にずれる心配があり、多くの方が長い中敷きを要望するからではないかと思っています。  
踵周りに月型芯がしっかり入っている靴ほど中敷きはずれないようです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2681

 

2020年8月28日 (金)

身体がよく動く靴選び  

靴を購入するときのチェックポイントを記してみました。 フィッテングの総仕上げのようなものですが、下記のイラストのように十分に曲がるか。 できれば床に手が届くぐらいになれば上出来です。

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その前に、履いて行った靴でやってみましょう。 少なくとも履いて行った靴と同等に曲がればいいですね。 できれば、それ以上に曲がる靴選びをしてみてはいかがですか。
実はイラストのように、店頭でいつもチェックする顧客がおりました。 そのタイミングは最終の購入決定前に行っているのです。 またそれに合わせて蹲踞(そんきょ)も合わせて行っていました。
靴選びには、これぐらいの慎重さが必要です。

靴によって身体の動きはずいぶん違います。 その要点の核心的なことはつま先余裕で、それぞれの趾が十分に動くことです。 次に土踏まずや甲のしまり、踵周りのフィット感、そしてヒールの高さで、それが総合されたものが、イラストのような動作です。

店頭では販売員にお断りをしたうえで上記のような動作をしてみてください。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2678

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