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2023年1月 4日 (水)

店頭でソールの意匠(デザイン)を聞いてみましょう  

靴の仕様は人間工学に基づくとよく言われますがなかなか難しいものです。 しかしできるだけ理解頂きながら購入願いたいものです。
特に地面と接する底面のデザインは重要です。 その理由は皆さんお判りの通り、歩き心地に直接影響するからです。 とくにウォーキングや旅行用に使用する靴は大事、一日軽く10,000歩を超えてしまいますから、身体への影響は相当なものになります。

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写真のラインは、足の動きから設計されたもので個人で学習するとなかなか難しい。 そんなこともあり、購入時に販売員に伺ってみましょう。 理解に少し時間がかかるかもしれませんがしっかり頭に入れましょう。  

矢印は足の第一中足骨の骨頭に合わせる位置です。 フィットするとつま先余裕も十分にとれ、快適な屈曲感が得られ長時間軽やかに歩くことができます。

つま先から踵部に向かう中央のラインは足の動きを示しています。 「あおり歩行」が快適になるよう入っているものです。

踵の接地面にもラインが入ってますが、ここは理想的な踵の接地位置です。 

以上のように文字であらわすと簡単ですが、少しずつ理解してほしいものです。 それには、できるだけ販売員に伺いながらフィッテングをすることです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3099

2022年11月24日 (木)

ヒール部・・・接地の始まりはやや外側  

写真のラインの位置は後足部の中心となるところです。 ただ歩行時に最初に接地する面は、その中心よりやや外側、黒く見える位置が理想的です。
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ヒール部を一見してみると、なんとなく歪んでいるようにも見えます。 とくに後方だけに何となく遊んでいる(おちょくったように)も見えなくもありません。 そのためか購入時に変な目で見られることがありますが、この理由を説明するにも時間を要しているのが現実です。
「歩いて頂くとわかりますよ」と話をしても、踵部だけに自分では見えにくく納得がいかないようです。 踵の接地面は歩幅を広げるほど、写真の位置が初めに接地します。

この頃はウォーキングシューズの時代に入り、あまり抵抗が薄れつつありますが、人は意外に後ろ側が気になるようです。

歩幅を広げるほど、内返しになる足の動き踵の外側から接地しています。 その後あおり歩行に入ります。 しかし高齢者ほど写真の接地面(黒い位置)がついていないようです。 つまり歩幅の狭い方が多いということです。 もう少し歩幅を気にしながら広げて歩いてみましょう。 

写真でもわかりますが、接地面がカットされていると接地の瞬間が安定し快適に歩け、
つま先に力が入りウォーキングの効果が高くなります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3079

2022年9月18日 (日)

踵周りが不安定  

写真は踵周りに伸縮するゴムが採用されているが、よく見るとミシン目が切れかかっているようです。 着脱には便利にみえるが切れてしまっては残念です。 着脱の際、ミシン目に力がかかり切れてしまったのかもしれませんが、それ以上に踵周りは思った以上に左右に動いているのです。

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踵骨は外側に迂回(写真・後方から)してついていることがわかります。 ショックを吸収するための巧みな構造になっているのです。 その結果一歩ごとに左右に動いていることになります。 そのために靴の腰周り(踵周り)には、月型芯と言われる硬い材質が入っており、常に踵がフィットするように作られます。 
一日10,000歩以上歩く人は多いのですが、それが毎日続くわけですから、月型芯は大事な部品といえます。

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月型芯がなければ疲れも感じやすくなります。 中でも高齢者には欠かせない部品です。 靴選びは一日一・二度の着脱の便利さより、10,000歩歩くときの歩きやすさを考えましょう。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3046

2022年8月 4日 (木)

靴の後足部はしっかりしたものを選びましょう 

靴を履く上で最も負担のかかるところは後足部です。 
それは靴を着脱するとき、また歩いている時など踵部には瞬間的に強い力が入るからです。 そのため靴べらを使いましょうと啓発しています。 
しかし玄関でも靴べらなしで履く人、また手をかけず足同士で靴を脱ぐ人がいます。

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写真の靴はどうでしょう?
少し消耗しているようですが、ゴア(ゴム?)が切れているようです。 着脱の便利性を考慮してゴムを採用しているのか、またはデザイン的なものかもしれません。

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足の骨格の後足部は写真のように外側に迂回をして一点で支えています。 そのため靴を履いて歩くと左右にブレやすいものです。 そのようなことを考慮して、多くの靴は後足部に「月型芯」を入れしっかりしたものにしています。

靴選びは自由ですが、履いてから疲れやすくなったのでは困ります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3024

2022年4月28日 (木)

どちらを選びますか? 

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トウ先(靴のつま先)の長さは好みが強く現れるところです。 写真は少し以前の靴ですが、どちらもつま先余裕が5㎝もあります。 
奥の靴はトウ先が上がり、好みという人は少ないようです。 その点、手前は水平に近く好みの人は意外に多い。

つま先余裕が長くなるほどトウ先は上がると一般的に言われています。 その点奥にある靴は常識的な靴ですがファンは少ないというのは残念なことです。 ただ最近はつま先上がりに抵抗がなくなっているような気がします。 その要因はスニーカーの流行から? かあまり気にならないという人が多いように思われます。

ファンが多いと書いた手前の靴は、使用後に履き心地が今一つですと言われたものです。 その訳は歩行中トウ先が擦れることがあるというものです。 擦れるより引っ掛かると大変、そのようなことに視点をもってほしいものです。

つま先上がりを「トウスプリング」と呼んでおり、快適歩行には重要なところ。 ところが好み優先になると売れにくいという難しさあります。
靴の販売に苦労する、好みと靴の機能。 なかなか一致するのが難しい。

よい靴を探すにときは好みを振り切ることも大事なことです。 それには時間のある時に慎重に靴を探す以外には手はありません。 シューフィッターに靴の特徴や履きやすさを聞いてみるのも一つの手です。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2976

2022年3月 6日 (日)

左右を比べてみると  

左右対称になっている物で意外に気がつきにくいのが靴のようです。 多くの方はあまり気にすることもなく購入されていくが、履き続けていると、だんだん左右差に気づくことがある。
例えば、トウ部分の左右差、この部分は誰でも気になるところ、ところが購入時は気がつかないことがほとんどです。 もっとも左右差等は販売前に販売員のチェックが重要なこと、一足ずつ確認するのは業務の範囲に入ります。 しかし購入する方は、自分の靴になるわけですから慎重に点検しましょう。

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左右差をチェックするには、左右を照らし合わせて確認することが必要です。
写真のチェックは、ヒールを合わせたときの前足部の左右の開きを見ているものです。 このチェックは左右差ではありませんが、この位置が開きすぎると一歩一歩ヒールからの突き上げを感じることがあります。突き上げが身体に響きストレスになって疲れることがあります。 とくにしっかりした硬いヒールの付いている靴はこのような見方が大事です。

中にはトウ部分のストレートチップ(一文字のデザイン)が左右対称でないことがあります。 左右のトウを先にして同時に比較をして見るとストレートチップの歪みに気づくことがあります。 

それからソールのカラー(発色)に左右違いがあることもあります。 このような基本的なことはあってはならないことですが、現実には起こっているのです。

もっと不可思議なことですが、サイズの表示が左右で違っていることがありました。 違うサイズを知らずに履いて試しているものの、フィット感の違いに気づかない。 靴のサイズは如何に微妙であるかがわかります。 

靴のチェックは左右を同時に照らし合わせて行うことが基本。 靴屋さんの店頭で、左右の手を同時に使い靴を見る、そのような手つきを習慣にしたいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2950

2022年2月26日 (土)

靴ひものよさ 

ひものついた靴ほど良いものはないようです。 靴ひもに変わる道具が出ているが、長く使用されているものは意外に少ないかもしれません。 ひもに変わるものでもっとも多く目につくものは面テープ(マジックテープ)です。

単刀直入にひものよいところは、加減が細かにできること、そして締めたときの感触がいいからです。  
靴は左右あるためフィット感に左右差が出やすい。 その解消にはひもがもっとも適しています。 
足はむくみなどの生理的なことや、さらに足の強さ、器用さの左右違い、そのようなとき細かに対処しやすいのはひもです。

ひもの通し方でフィッテングの感触が変わります。 ゆるみにくいひもの通し方、なじみやすいひもの通し方など。 さらに細かい話になりますが、足背動脈がきついような時にはひもが交差しないような通し方があります。 このようなささやかなことに調節できるのは靴ひもです。
甲の高さが左右で違う、そのような人は意外に多いようですが、そのときもひもがしっくりします。

ファッション的な話ですが、左右で色違いのひもを使う人が多くなっている。 靴も左右色違いが出ているが靴ひもはそのさきがけではないだろうか。 
最近はひもの通し方もファッション的になってきています。 ひも通しや結びの面倒さを乗り越えてより楽しい方向にいっています。

「面倒なひも結び」とあまり口にせず、健康や安全、快適そして愉快という方向に考え方をかえてほしいと願っています。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2946

2022年2月 4日 (金)

トウスプリング  

トウスプリングは靴のつま先上がりのことですが、多くの方はデザインとして評価され、好みに反映されるようです。 店頭でデザイン選びに聴き耳をたてていると、「こんな靴はもらっても履きたくない」と聞こえてくることがありますが、そのような靴は写真の奥のもの、手前と比べつま先の上がり方がだいぶつよい。
この靴のつま先余裕は、二足とも何と5センチもあり、どちらもファッションシューズといってもよさそうです。 

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トウスプリングがこれほど違う2足を比較すると、歩きやすさは奥の靴に軍配が上がります。 その要因はトウスプリングがあるため、引き上げに踵周りにかかるストレスが少ないことにあります。
しばらく歩いてみると、手前の靴は甲部分に大きなシワがついてくることがあります。 その結果、そのシワが足の甲に触れることがあり、シワがあたれば擦れて痛みとなることがあります。

つまり、つま先余裕の長い靴ほど、トウスプリングが必要になるということです。
長めの靴が好みという人は、手前の靴をえらぶことが多く、売り上げは奥の靴より大きいです。 
しかし歩きにくさやトラブルが発生しやすいのは手前の靴のようです。 靴は好みだけで選ぶと失敗することがありますので、シューフィッターと共にフィッテングをしながら靴を求めましょう。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2935

2022年1月24日 (月)

靴選びのときソールの機能を聞いてみよう  

ウォーキングシューズ購入の際、あまり説明を聞かずに試している人が多いようです。  販売員は聞いてほしいと思っていても、何も質問がなければ説明に熱が入りにくいものです。 

多くの方の靴選びを見ていると甲側のデザインに集中する人がほとんどです。 できればソールの意匠にも興味を持ってほしいものです。 ソールには多額の投資をし開発に相当な期間を要しています。

特にウォーキングなど特化した靴を選ぶ場合は、どのようなソールがほしいのかなど肝心なことをまとめてから靴探しに行ってほしいものです。 

ソールのグリップ性などは、今までの経験が元になるが、どのようなソールの意匠が自分の足に合っているのか、目でみてもなかなかわかりにくいものです。
そうするとメーカーの方からアドバイスを受けることが必要になります。
積極的に聞いてみましょう。  
例えば、ソールの切込みにどのような機能があるのか。 

メーカーにはそれぞれ独自の考え方があり常時開発に余念がありません。
開発している意匠が自分の足に合うのか、説明を頂きながら入念に試してみましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2930

2021年12月 6日 (月)

歩きやすいソール  

ウォーキングシューズをテーブルに乗せて、ヨコからじっくり見ると揺れているようにみえます。
これでよく歩けるものです。 とかく体幹の機能が低下すると言われる高齢者でもこのシューズを好むのですから、
身体は不思議と言ってもよさそうです。

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靴の後足部が斜め(丸く)にカットされていると、ヒール部の接地に全くショックを感じず、重心が自然に前方に移動する。 この靴のもっともすばらしいところです。
底はウレタンソールで適当な硬さを感じ、丸いヒール部でも接地の瞬間が安定する。 近頃は軟らかすぎるソールが多くなり、長時間
使用すると疲れを感じることがあるので注意をしたい。
ソールはデザインと共に硬さも重要で、購入するときは十分に歩いてみる必要がある。

この靴にはうれしい話があります。
購入された方が数か月後に再度来店され、「お陰様でこの靴一足で四国八十八ヵ所を歩き通すことができました」と言われ、その直後小生に合掌をされたのです。 とってもおだやかな方で、購入するときの緊張感のみえるお顔とはまったく違うように感じました。

靴の役割とは何だろう? 歩き通せることかな。
 そして自分の思いを達成できることかもしれません。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2906

 

 

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