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2023年8月 6日 (日)

中敷きを計ってみよう 

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この頃は中敷きの挿入された靴が多くなってきましたが、中敷きを抜いたことがないという方が多いようです。 
大阪市の生涯学習の中で長年靴の話を差し上げていますが、その中で必ず「中敷きを抜いて測ってみてください」と話をしています。 ところが
そこで「中敷きが入っているのですか?」という言葉が聞こえてきます。

中敷きに気がついていない人が多いのです。 
おそらく靴を販売するとき中敷きの話をしていない販売員が多いのではないでしょうか? 忙しすぎて中敷きの話を出すほどの余裕がないのかもしれませんが。

ところで中敷きを測ってみると、靴のサイズ表示と同じであったり、または違うときなど様々なことがわかります。 ついでに中敷きに付いているゆびの跡を計測してみましょう。 左右の長さが違うこともあります。 

ときには靴の中で足が滑っていると長さは当然長くなります。 そんなことにも関心をもって頂きたいものです。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3204

2023年5月10日 (水)

ソールの部品?が落ちている  

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剝がれている部品をみると何とも寂しくなる・・・写真ではまるくなり少し縮んでいるように見える部品、どこか控えめな様子です。 この写真は路上で見つけたもの、靴のソールに張り付けていたもの?のようです。

皆さん、ご自分の靴を点検願います。 意外と気づかずに歩いている人が多いようですが、時には滑ってから気づく、それでは遅いのです。  

靴の裏は忘れやすいところ。 片側だけ剥がれ落ちると当然ですが足裏の感覚が左右で違うものですが、それでも気づきにくい。 足の裏って難儀なところです。

今までヒール部分の落ちているものを何度も見ているが前足部はめずらしい。
家を出るとき玄関で点検しましょう。 ただ
朝出がけの点検は意外にむずかしいものです。
それより自宅に帰り靴を脱いだ後に、靴の裏を見る習慣をつけましょう。 
なんでも習慣にすればたやすいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3161

2023年4月18日 (火)

つま先上がり(トウスプリング)  

靴のつま先上がりはどのような履きものに必要なのか?
写真はロングノーズと言われるつま先の長いもの、つま先余裕が5センチもあります。 誰でも長すぎるのではと?

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写真の中で前にある靴は、トウスプリングが低くなっています。 同じブランドの中でもこれほどの違いのある靴は珍しい。 販売して見ると、何と写真の前にあるトウスプリングの低いほうが売り上げがはるかに高かったのです。 しかもつま先が引っ掛かりやすいというお小言もありませんでした。 靴は理屈道理ではないようです。 歩き方を替えているのか?・・そんなことができるのか?

人の好みはトウスプリングの少ないほうに? ただ長すぎればトウ先の摩耗が早くなるようです。

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下記の写真は木製の高下駄です。
高下駄と靴の違いは・・・高下駄は底の屈曲が全くないため前方が空いてなければとても歩きにくい。 そのためにこのようなデザインになるものです。 

靴のトウスプリングの発想は高下駄と似たようなところがあります。 硬い素材ほどトウスプリングが必要になります。 靴でいえば厚底の硬いソールなどはトウスプリングが必要になります。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3149

2023年4月10日 (月)

ソールの機能を聞いてみよう  

販売員にソールの機能を聞いてみましょう・・・「ソールの機能を聞かれたのはお客様が初めてです」と販売員から言われるかもしれません。

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オレンジラインは足の前足部の屈曲を助けるものです。 
そこでフィッテングの話になりますが、写真のような意匠になると、足の屈曲部と靴の屈曲部が合うことが重要になります。 この見極めは意外に面倒なことです。 自分だけで判断すると意外にむずかしい、シューフィッターと一緒にフィッテングの確認をしましょう。

家の中では靴を脱ぎ何の抵抗もなく歩いています。 しかし靴を履くと何らかの抵抗を感じることがあります。 「歩きにくい」と感じるときの多くは屈曲部ではないでしょうか。 
特にウォーキングでは、ちょっとした下り坂でもショックが強くなりますからソールの機能は重要です。  しかしソールの機能まで確認する方は意外に少ないのが現実です。

機能的なソールの開発まだまだ進むでしょう。 しかしその機能は足に合ってこそ発揮できると言えます。 そうするとフィッテングの確認は重要です。 
店頭では自分の体力に適当な靴なのか? 同時に機能を伺いながら入念に確かめましょう。 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3146

2023年1月 4日 (水)

店頭でソールの意匠(デザイン)を聞いてみましょう  

靴の仕様は人間工学に基づくとよく言われますがなかなか難しいものです。 しかしできるだけ理解頂きながら購入願いたいものです。
特に地面と接する底面のデザインは重要です。 その理由は皆さんお判りの通り、歩き心地に直接影響するからです。 とくにウォーキングや旅行用に使用する靴は大事、一日軽く10,000歩を超えてしまいますから、身体への影響は相当なものになります。

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写真のラインは、足の動きから設計されたもので個人で学習するとなかなか難しい。 そんなこともあり、購入時に販売員に伺ってみましょう。 理解に少し時間がかかるかもしれませんがしっかり頭に入れましょう。  

矢印は足の第一中足骨の骨頭に合わせる位置です。 フィットするとつま先余裕も十分にとれ、快適な屈曲感が得られ長時間軽やかに歩くことができます。

つま先から踵部に向かう中央のラインは足の動きを示しています。 「あおり歩行」が快適になるよう入っているものです。

踵の接地面にもラインが入ってますが、ここは理想的な踵の接地位置です。 

以上のように文字であらわすと簡単ですが、少しずつ理解してほしいものです。 それには、できるだけ販売員に伺いながらフィッテングをすることです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3099

2022年11月24日 (木)

ヒール部・・・接地の始まりはやや外側  

写真のラインの位置は後足部の中心となるところです。 ただ歩行時に最初に接地する面は、その中心よりやや外側、黒く見える位置が理想的です。
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ヒール部を一見してみると、なんとなく歪んでいるようにも見えます。 とくに後方だけに何となく遊んでいる(おちょくったように)も見えなくもありません。 そのためか購入時に変な目で見られることがありますが、この理由を説明するにも時間を要しているのが現実です。
「歩いて頂くとわかりますよ」と話をしても、踵部だけに自分では見えにくく納得がいかないようです。 踵の接地面は歩幅を広げるほど、写真の位置が初めに接地します。

この頃はウォーキングシューズの時代に入り、あまり抵抗が薄れつつありますが、人は意外に後ろ側が気になるようです。

歩幅を広げるほど、内返しになる足の動き踵の外側から接地しています。 その後あおり歩行に入ります。 しかし高齢者ほど写真の接地面(黒い位置)がついていないようです。 つまり歩幅の狭い方が多いということです。 もう少し歩幅を気にしながら広げて歩いてみましょう。 

写真でもわかりますが、接地面がカットされていると接地の瞬間が安定し快適に歩け、
つま先に力が入りウォーキングの効果が高くなります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3079

2022年9月18日 (日)

踵周りが不安定  

写真は踵周りに伸縮するゴムが採用されているが、よく見るとミシン目が切れかかっているようです。 着脱には便利にみえるが切れてしまっては残念です。 着脱の際、ミシン目に力がかかり切れてしまったのかもしれませんが、それ以上に踵周りは思った以上に左右に動いているのです。

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踵骨は外側に迂回(写真・後方から)してついていることがわかります。 ショックを吸収するための巧みな構造になっているのです。 その結果一歩ごとに左右に動いていることになります。 そのために靴の腰周り(踵周り)には、月型芯と言われる硬い材質が入っており、常に踵がフィットするように作られます。 
一日10,000歩以上歩く人は多いのですが、それが毎日続くわけですから、月型芯は大事な部品といえます。

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月型芯がなければ疲れも感じやすくなります。 中でも高齢者には欠かせない部品です。 靴選びは一日一・二度の着脱の便利さより、10,000歩歩くときの歩きやすさを考えましょう。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3046

2022年8月 4日 (木)

靴の後足部はしっかりしたものを選びましょう 

靴を履く上で最も負担のかかるところは後足部です。 
それは靴を着脱するとき、また歩いている時など踵部には瞬間的に強い力が入るからです。 そのため靴べらを使いましょうと啓発しています。 
しかし玄関でも靴べらなしで履く人、また手をかけず足同士で靴を脱ぐ人がいます。

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写真の靴はどうでしょう?
少し消耗しているようですが、ゴア(ゴム?)が切れているようです。 着脱の便利性を考慮してゴムを採用しているのか、またはデザイン的なものかもしれません。

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足の骨格の後足部は写真のように外側に迂回をして一点で支えています。 そのため靴を履いて歩くと左右にブレやすいものです。 そのようなことを考慮して、多くの靴は後足部に「月型芯」を入れしっかりしたものにしています。

靴選びは自由ですが、履いてから疲れやすくなったのでは困ります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3024

2022年4月28日 (木)

どちらを選びますか? 

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トウ先(靴のつま先)の長さは好みが強く現れるところです。 写真は少し以前の靴ですが、どちらもつま先余裕が5㎝もあります。 
奥の靴はトウ先が上がり、好みという人は少ないようです。 その点、手前は水平に近く好みの人は意外に多い。

つま先余裕が長くなるほどトウ先は上がると一般的に言われています。 その点奥にある靴は常識的な靴ですがファンは少ないというのは残念なことです。 ただ最近はつま先上がりに抵抗がなくなっているような気がします。 その要因はスニーカーの流行から? かあまり気にならないという人が多いように思われます。

ファンが多いと書いた手前の靴は、使用後に履き心地が今一つですと言われたものです。 その訳は歩行中トウ先が擦れることがあるというものです。 擦れるより引っ掛かると大変、そのようなことに視点をもってほしいものです。

つま先上がりを「トウスプリング」と呼んでおり、快適歩行には重要なところ。 ところが好み優先になると売れにくいという難しさあります。
靴の販売に苦労する、好みと靴の機能。 なかなか一致するのが難しい。

よい靴を探すにときは好みを振り切ることも大事なことです。 それには時間のある時に慎重に靴を探す以外には手はありません。 シューフィッターに靴の特徴や履きやすさを聞いてみるのも一つの手です。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2976

2022年3月 6日 (日)

左右を比べてみると  

左右対称になっている物で意外に気がつきにくいのが靴のようです。 多くの方はあまり気にすることもなく購入されていくが、履き続けていると、だんだん左右差に気づくことがある。
例えば、トウ部分の左右差、この部分は誰でも気になるところ、ところが購入時は気がつかないことがほとんどです。 もっとも左右差等は販売前に販売員のチェックが重要なこと、一足ずつ確認するのは業務の範囲に入ります。 しかし購入する方は、自分の靴になるわけですから慎重に点検しましょう。

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左右差をチェックするには、左右を照らし合わせて確認することが必要です。
写真のチェックは、ヒールを合わせたときの前足部の左右の開きを見ているものです。 このチェックは左右差ではありませんが、この位置が開きすぎると一歩一歩ヒールからの突き上げを感じることがあります。突き上げが身体に響きストレスになって疲れることがあります。 とくにしっかりした硬いヒールの付いている靴はこのような見方が大事です。

中にはトウ部分のストレートチップ(一文字のデザイン)が左右対称でないことがあります。 左右のトウを先にして同時に比較をして見るとストレートチップの歪みに気づくことがあります。 

それからソールのカラー(発色)に左右違いがあることもあります。 このような基本的なことはあってはならないことですが、現実には起こっているのです。

もっと不可思議なことですが、サイズの表示が左右で違っていることがありました。 違うサイズを知らずに履いて試しているものの、フィット感の違いに気づかない。 靴のサイズは如何に微妙であるかがわかります。 

靴のチェックは左右を同時に照らし合わせて行うことが基本。 靴屋さんの店頭で、左右の手を同時に使い靴を見る、そのような手つきを習慣にしたいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2950

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