無料ブログはココログ

2020年7月24日 (金)

靴選びの際 踏まず長を把握する   

Dsc01894-1
写真は靴の曲がる位置(内踏まず長)をみているところです。 横幅のもっとも広いところが曲がる位置で、この位置より後ろでは曲がらないようになっています。 それはシャンクといわれる踏まず芯が入っているからです。
そうすると足の曲がる位置(
第一中足骨骨頭および第五中足骨骨頭)に靴の曲がる位置を合致させることが大事になります。
Dsc03214_20200309102801

Photo_20200307111501 既製品といわれる一般の靴は、平均的なサイズでできているため、踏まず長が合いにくい人は他の靴も合いにくいことが多いようです。 大雑把ですが細い足ほど踏まず長の
長い方が多い。 また逆に足幅の広い方は短い方が多いような気がします。
特に外反母趾の人はこの位置の
踏まず長をしっかり合わせることが最も重要なことになります。 踏まず長が合いにくい人はシューフィッターと共に靴選びをしましょう。

実は靴の踏まず長を見て合わせることはそう簡単ではありません。 踏まず長の合いにくい人は、店頭で自分の足をしっかり計測して頂き
踏まず長のサイズを把握しておくことが大事です。 そして自分の足の踏まず長を手で測っておき、店頭では靴の踏まず長をみることです。

写真のように手尺を利用する習慣をもちましょう。
アドバイザー 大木金次 №2661

2020年7月16日 (木)

靴の傷みは足の痛み 

写真のように傷んだ靴を見て、足のゆびは大丈夫だろうか?と心配する人はどれぐらいいるでしょうか。

Photo_20200227105101
足の心配より靴が心配になってしまう人は、今回のタイトル「靴の傷みは足の痛み」にあまり関心が・・・・。 
このような例は今までたくさんあり、靴の中に手を入れて裏の摩耗をみている。 多くは裏地も切れていることが多いが上記の靴は子ども靴で表だけが切れていたが、それでもゆびへの問題は大きいといってもいい。 足の成長が早すぎ買い替えを忘れてしまっているようです。

このまま履いていればゆびがハンマートウになってしまい、ときには陥入爪の危険も出てくる。
子どもの靴は親が責任をもって管理をする必要があります。 
「あらあら靴が傷んでしまったね」だけで終わってはいけません。 
「ゆびは痛くない?」と,
ソックスをはずしてじっくり見てあげることが大事なことです。 子どもは大人になってもそのようなことをよく覚えているものです。

『靴の傷みは足の痛み』という言葉は、靴選びに気をつかう最初の動機づけになります。 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2657

2020年7月12日 (日)

サンダル・・・鼻緒の高さは短いものを選ぶ  

夏になると履きたくなるのがサンダル、足にとってもいい。

最近写真のような鼻緒の高いサンダルが多くなっているようです。
Dsc02922-2
高すぎる鼻緒はゆびの間が擦れてしまうことが多く難儀している人が多い。 言われてみれば合点がいくが、購入するときは鼻緒の高さなどに目がいかず購入してしまいがち、要注意です。 店頭でちょっと試し履きをしただけではわかりにくい部分でもある。

今は少なくなった日本の下駄や草履をみると、鼻緒の高さは1㎝ぐらいのようです。 履き始めは鼻緒が通りにくいものの、履いているうちに程よい高さになっていく。 日本のはきものはどこをみても手抜かりがない。
Img_1058-2

足ゆびの間が擦れやすいのは鼻緒だけのせいではありません。 ゆびの力、補地力が弱くなっていることも一因です。 そのような現象は浮ゆびが多くなっていることに発する。 歩行時にゆびがあまり使われていないということです。 結果的に長い歩行に耐えられる人が少なくなり「疲れた」という言葉が多くなっていく。

ゆびの力が弱くなっているのに高い鼻緒では、10分ぐらいの歩行で痛みが出てくる可能性がある。 鼻緒で擦れた人は二度とサンダルを履かなくなり、見るだけでもいやと言われたことがある。

サンダルを履くときは念のために絆創膏を持参することを勧めたい。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2655

2020年7月10日 (金)

ビット(金具)付きは慎重に選ぶ  

写真は甲に飾りのない靴そしてビット(金具)付きの靴が出ています。
フィッテングがむずかしいのはビット付きの靴です。 しかし靴売り場の前線ではどちらも軽い気持ちで選ばれている。
Dsc00822_20200224110601
フィッテングが決まりやすのは、ビット付きかもしれません。 しかし使用してから甲がきつくなってくるとなすすべがなくなる。 特に外出中で履き替えができない環境になると本当に困ってくる。 一度そのような経験をすると靴選びが慎重になるが、できれば経験してほしくないものです。

甲が痛くなった靴を甲伸ばしのために預かることがある。 改善はむずかしいものの、できるだけのことをしますと申し上げるようにしている。 ビットは伸びてくれない、それよりビットが割れてしまうことが往々にしてあるのです。

購入する前に「この靴は甲伸ばしがむずかしいですよ」と顧客に話をする必要があります。 靴のデメリットを最初に申し上げる、その余裕が販売員にほしいところです。 「軽いですよ」、「軽快にみえます」などのメリットは言いやすい。 デメリットも明らかにしてほしい。 しかしデメリットは販売上なかなか難しいのが実情です。 
足が痛くなると歩行がむずかしくなる。 他の身の回り品には、これほどの苦痛はなく靴の難しいところです。

繰り返しますが、ビット付きの靴は慎重に選びたい。 できればシューフィッターと一緒にフィッティングをしましょう。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2654

2020年7月 8日 (水)

骨格に合ったシューズ  

Photo_20200225112101 骨格に合ったとは誠に大雑把ですが、今回は踵骨から趾(ゆび)が曲がるボール部までの長さに合った靴を選びましょう、という内容 です。
趾の曲がる位置は第一趾から第五趾の中足骨骨頭部で、もっとも広い位置(ボールジョイント)が矢印の位置です。 それより後方では曲げることはできません。 そうすると靴選びは当然なことですが足のサイズに合わせて選ぶことが基本になります。 

履いている靴をみるともっとも幅の広い位置が曲がるところで、足のもっとも広い位置(ボールジョイント)がそこにくる必要があります。

足のサイズは様々で、例えば図のブルーライン部分が長い人は靴のボールジョイントの位置より前にきてしまいます。 歩き始めは何も感じないものの、歩くほどに窮屈さを感じるようになり歩き通せなくなってしまうのです。

019jpg-jpg_20200225112201 特に外反母趾の方は慎重に靴選びをする必要があります。 シューフィッターと共にフィッテングをしましょう。

足の長さは様々と記しましたが、靴のほうは平均的なサイズで作っています。 そのために平均を超えた人、また平均を下回る人は合いにくくなってしまう。 
そうすると足を計測する必要が出てきます。 靴選びは足の計測からということです。

靴は量産体制で平均的なサイズで作られ、しかも出来上がった靴には矢印までのサイズは記入されていません。 そうするとキャリアの豊富なシューフィッターによるフィッテングが非常に重要になります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2653

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年7月 2日 (木)

蹲踞(そんきょ)をしてみると つま先の余裕がわかる 

 靴選びの中で蹲踞をしてつま先余裕を確認する方はいるでしょうか。
小生のお客様の中では数名いらっしゃいました。 そのかたは事前に「蹲踞をしてみてもいいですか」と必ずお話を出されます。
それが最終決定で、「これにしましょう」と決断めいた強い言葉を出されます。 もし使用してからきつかったときなどは自己責任であるというような決意の言葉に聞こえてきます。

Dsc01461_20200219110401

蹲踞の姿勢は足がもっとも大きくなる瞬間です。 トウ(靴のつま先)に余裕がなければ蹲踞はまったくできません。 それほどつま先は敏感で歩行に大きく影響します。 

余談ですが、大相撲では一つの儀式として、土俵に上がった後に両力士とも蹲踞をして手打ちをしています。 しかし儀式だけではなさそうです。 足が十分に使えるためにストレッチをしているのではないでしょうか。
それほどつま先は重要なポジションです。 それは相撲だけの話ではなく毎日の歩行についても同じことです。

蹲踞をする場合は、上にも記しましたが、必ず販売員にお断りをしましょう。
その訳は甲革に大きなシワが入ってしまうからです。

つま先余裕が少し足りないかな?と思うぐらいでも、歩いてみると歩幅が小さくなります。 ウォーキングシューズなどは特に入念にフィッティングをしましょう。  

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2650

2020年6月26日 (金)

中敷きの効果は中足部から後足部に 

中敷きの効果はサイズの調整よりも足をサポートすることにあるという話です。

好みのデザインを聞くと、ほとんどの方がトウ(靴のつま先部分)のデザインに集中し、履き口や後足部について話が出ることは少ないようです。 とくにトウについては、自分のつま先幅を超えるような広いトウを好む方はごくまれである。

端的に言えば細いトウを好む方がほとんど。 そして時には靴の先までサイズの調整として中敷きを挿入し、結果としてゆびがきついと言われる。 足の中で最も広いところはゆびの部分ですが、それがわかっていても細い靴を購入してしまう。

Dsc04169-6
中敷きの効果は上記の写真のように中足部から後足部にあることがわかります。この中敷きは踵から三分の二ぐらいの長さのものです。
説明書きには、
中足部については、中足骨を下からサポートするという機能、また土踏まずをサポートする機能をもつ。 
後足部については、後足部のアーチをサポートすること、またヒールをサポートする機能があると記しています。

こうして中敷きの効果をみると、トウに該当するものはなにもありません。 つまりトウの空間を保ちつつ、その後方をサポートするというものが中敷きなのです。 しかし多くの方はサイズの調整、しかも前足部の調整ばかりに目がいっているようです。
サイズの調整がトウまで入ると当然きつくなりやすい。 これでは中足部からのサポートの効果は半減してしまうのです。
そこで、写真のようなトウに入れない短めの中敷きがあるのです。

つま先の幅に匹敵するデザインを選んでほしい、靴選びはそこから始まります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2647

2020年6月22日 (月)

二段ハトメの簡単なひも解き

二段ハトメ(ひも通し)に輪(写真)を作ってひもを締め一度履いてみましょう。 二段ハトメとは一番手前(踵側)のハトメのことです。

まず靴を脱ぐときのひも解きの手順から

玄関を明るくしてイスにかけ
ヒール部をトントンして靴を立てる。
そして、 
1番をゆるめ2番内側外側を引きます。 そして3番を引き靴を脱ぎます。

Dsc04285

履くときは、脱いだ状態にまま、甲ベロを持ち靴べらを使い履き、その後内外側のひもを同時に引けば締まります。 そして結び簡単に終了です。

二段ハトメを使うと甲部の引き上げで踵部の靴が軽く上がるため快適に歩けます。 
その上甲の足背動脈が圧迫されにくい。

ただ着脱が面倒という方が余りにも多いようです。 そこで上記のように着脱に工夫をすることです。

二段ハトメのウォーキングシューズが多くなっていますが、その割合にハトメが利用されていないようです。 歩く歩数が多くなるほど二段ハトメの効果が出てきます。 
快適ウォーキングを心掛けましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2645

2020年6月20日 (土)

靴を処分するときは中敷きを抜いてとっておきましょう 

靴の中でどのような立ち方がいいのか? 中敷きをみれば一瞬にして思い出すことができます。そのために靴を処分するときは中敷きを抜き取り保管しておきましょう。

005jpg
保管している中敷きをみると、一瞬にして履いていた靴が想像でき、履き心地まで思い出すことができます。 そうすると足裏の感覚まで読み取ることができ、次に購入するときの参考になります。

数年たち抜き取った数足の中敷きを比較すると、消耗に同じものがないことに気がつきます。 中には同じ靴を履いている場合もありますが、それでも消耗は同じではありません。
その要因は自分の体調の変化や体重の変化などもあります。 それよりも同じ品番でもフィッテングに同じ靴がないからです。
 
そうすると頼りになるのは、足裏の感覚なのです。 靴を購入するときは慎重に足裏の感覚を読み取ることです。 
「足裏の感覚を利く」・・・冷静に以前の足裏を振り返る、フィッテング中にそのような時間をもちたいものです。
それにはまず体調のよい時に靴選びをすることが第一でしょう。
また同じデザインで同じサイズが2足あったら両方履いてみましょう。 そしてどちらかを選ぶことです。

中敷きの消耗の激しい方は、ぜひシューフィッターに相談することも大事です。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2644

2020年6月 8日 (月)

履いたまま膝上に乗せるとき、「いいんですか」という言葉をいただいた 

膝上に乗せるとき・・・という今回のテーマ、ちょっとわかりにくいので少し細かく記してみます。
ひざまずいたまま靴べらで靴を履かせて
あげ,その後お客様の靴の腰周りに手を当て、私の膝にのせてくださいと促すと、「いいですか」と気遣いをされます。 そして踵をトントンした後、靴ひもをトウ側から締めていく。 そして手際よく蝶結びをします。

016jpg-2

そうすると足の踵周りに靴の後足部が吸い付くような感じになり、お客様はいかにもいい感触というような顔つきをされます。
 
踵周りや靴全体のフィッテングは靴べらで履かせて上げた瞬間にわかります。 大げさな表現ですが、お客様がサイズの良しあしを判断する前に「合ってますね」と申し上げることがあります。 

繰り返しになりますが、履いたままの靴を膝に乗せることに顧客は非常に気遣いをされます。 そこで、しっかりと「私の膝にのせてください」と申し上げるようにしています。
履いたままで靴裏が膝の上に乗るということは現実にはありません。 それだけに気を遣うのでしょう。
足もとは本当に敏感なところ、特に踵は意外に高感度なところで神経が集中しているところと思われます。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2638

 

より以前の記事一覧

最近のトラックバック

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31