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2020年10月24日 (土)

靴を磨いている光景(靴の売り場) 

靴の売り場で、靴を磨いている光景を見ることはほとんどないようです。 ベテランの販売員であればですが、若い女性が真剣に靴を磨いていることはゼロに近い。 たまたまかもしれませんが、二人の女性が立ったまま靴磨きに専念していた。

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この頃磨いて使うものはほとんどなくなった。 残っている物は唯一靴ぐらいかもしれない。 小生も自宅の玄関で時間をかけて靴を磨いているが時間の経つのも忘れることがある。 どうして熱中できるのか?自然に心が落ち着いてくる。
デパートに陳列しているもので磨くものは靴ぐらいでしょうか。 高級な装飾品や時計、洋食器なども丁寧に磨いていることがあるが靴は磨きの深さが違うようです。 磨いている最中に靴のトウに自分の顔が映ることがある。 そのときの達成感は何とも言えないものがある。

写真の右側の女性は靴磨きに熱中しているようだ。
 

ときには磨きこんだ靴に限って早く売れていくことがある。 そのようなとき、うれしさより無念な思いを感じる。 手間をかけ磨きこんだ靴、顧客に何か通じるものがあるようです。 このようなことは決して大げさなことではありません。
風邪を引いたような覇気の感じない靴が陳列されていることがあるが、磨かれているほうが万人受けするようである。 靴も人も同じようです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2706

2020年10月22日 (木)

靴で決まる人柄  

「靴で決まる人柄」というタイトルはちょっと大げさなようですが、意外と当たっているような気がします。

下記の写真・・・素敵な方が座っている。
そのポイントになるのが履いている靴でしょう・・靴が素敵。
もしこの方に、今身につけているものでもっとも好きなところは何ですか?と伺えば、間髪入れずに「靴」であると言われそうです。 それほど大事に履いていることがうかがえる。

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写真から靴へのこだわりは徹底しているようだ。 ベージュの革に履き口のオレンジ、そして靴ひも、ソールまでオレンジカラーである。 さらにソールには通気口のようなところが見える。 軽々しく選んだ靴ではなさそうである。 この方は白髪でメタリックのメガネをかけているが、メガネより靴が幅を利かせている。
充分に落ち着きの見られる初老といった感じで、この場所は大手写真メーカーの写真展です。

着ている洋服もさりげなく緊張感がない。 こんな方と話をするとどんな話題がでてくるのでしょう。

履きものは やはりひも靴に限る。 ひも付きの靴から、この方は繊細さな人ではないかと一瞬引いてしまいそうであるが、決してそういう方ばかりではない。 座り方にも安心感を覚える。 

靴はひも締めに限ると言った人がいる。 そのような人に限って、足もとが締まると全身のバランスがとれると語る。 それは見た目だけではない話なのです。

洋服を決めてから靴を決めるという人が多いが、この方は一番に靴を決めその後洋服を決める、そんな方のようである。 シューフィッターとしては、まず靴ありきです。
以前靴を求めに中学生と一緒に来店した方がいる。 その方は最初に靴を決めてから洋服を選びましょうと子どもに語っていた。 そうするとじっくり靴選びができるでしょと言っていた。 
身の回り品の中で大事なのは靴、そのように捉える方がますます増えてるようです。


足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2705

2020年10月20日 (火)

玄関で履きものを脱ぐ日本社会・・ウイルス対策にも 

感染症を予防の観点からみると日本社会は実によくできており先人の知恵に脱帽です。 
まず家屋をみると床が高くなっている。 湿度の高い日本では当然と思っているが、戦後日本に立てた米軍の家屋をみると高くできているところはほとんどなかった。 リビングまで靴で入る、日本の家屋になじんでいる者からするといい感じがしない。

新型コロナの話では手洗いが大事となっているが、水洗のない時代トイレにも手を洗う容器を吊り下げていた。 下から押すと敵量が出てくるが、これにはとても重宝した。そのうえ手ぬぐいまで下げていた。 トイレの床は毎日雑巾掛けをして常にピカピカ、これこそ感染症対策の筆頭に上がるものです。
トイレ専用の草履を置く家庭が増え、「はきものを揃えると心もそろう」という話まである。
下記の写真は福祉センターのトイレ、美しい草履の鼻緒の話をしてくれた担当者、靴の話で伺っていることもありトイレの草履まで話題にしてくれたのです。

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ウイルスの話は手洗いの話が先行するが、足もとの話は影が薄いようである。 会社の玄関で靴の裏を消毒するところが現れたがまだまだ少数である。 
会社や自宅も大事ですが、病院はもっと履物の管理を徹底する必要がある。 昔は病院の玄関で下足札を受け取って院内に入っていた。 現在はそのようなところは皆無に近い。 病院に駅にあるようなロッカーを設置してはどうだろうか。 ナンバーを記憶して開閉し人手は不要。 感染症対策として病院がもっとも重要なところで、常に余裕を持って衛生問題を徹底しなければならない。
病院へのお見舞いに根の付くものはいけないとささやかれる。 それは「根」の話より衛生問題が第一に考えられたものではないだろうか。 写真は町中にある温泉、靴のロッカールームです。

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玄関では靴を脱ぐ、このような慣習は世界を見渡しても少数派である。 手洗いは大事ですが、足もとの靴の衛生も同等に重要なことである。 玄関に靴箱を置く、そのような生活様式を世界に広めたいものです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2704

2020年10月16日 (金)

靴のチェックは左右を照らし合わせて見る 

身の回り品で左右を同時にチェックするものは靴や履きものぐらい,他に手袋や装飾品もありますが、靴ほど入念にするものはないでしょう。 
写真は顧客の前で膝をついてアッパー(甲部分)をチェックしているところです。 この姿は簡単なようですが、一日中たくさんの接客をこなす中ではなかなか大変なことです。 膝をついているとはいえ良い姿勢がとれないと続きません。

下記の写真は本底の色が左右違うことを発見した時のもの。 どうしてこのようなことが起こるのでしょう。 靴づくりの中で材料から最後の顧客にお渡しまで左右が離れることはない。 おそらく底を裁断した直後に起こったものではないだろうか? 
このようなことはめったに発生することはない。 購入いただく前にチェックをしたから何の問題もなかった。 お渡ししてからでは遅いのです。

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チェックは顧客の前で行うのが基本です。 よくあることですがレジスターに入金に行きそこでチェックしたのでは意味がないのです。 顧客の目の前でチェックする、お客様と一緒に確認することが大事なことです。

今回の内容は靴販売員への啓発になってしまったが、靴を求める方々にも、購入時に左右を照らし合わせてチェックすることをことをお勧めします。
その順序は、アッパー ⇒ 中底 ⇒ 底(サイズも)を左右同時に照らし合わせて行ってください。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2702

2020年10月14日 (水)

左右のカラーが違う靴 

ブルーとイエローの靴を履いている。
左右カラー違いの靴で思考回路が混線してしまわないのでしょうか? そんなことを考えたのは2012年(写真)のとき、ずいぶん以前の話です。 カラーだけではなく甲部分のデザインも違う。

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この頃は左右でカラーの違う靴を多く見受けるようになった。 靴に限らずソックスも、またテレビでは洋服も左右違いを見ることが多い。 

人は左右の足を交互に出しながら歩をすすめる。 ブルーが出、次に
イエローと、外部から見る限り歩行に落ち着きさが感じない。 左右違いを始めて購入する人は心がときめくのではないだろうか。 大変な勇気も必要でしょう。 若さがなければ手にすることは難しい。 
 
玄関で靴を脱ぐ文化に生活する我々は、靴の左右違いに戸惑いを隠せない。 足もとは手袋と違い身体の土台である。
玄関にカラー違いの靴があったらどう感じますか? ファッションは誰にも止めることができないと言われている。

靴販売の現場を考えるとどうでしょうか。 左右のカラーが違う、また左右のデザインが違う靴を同時に2~3足も出したら、どのようなセット(左右)なの、試し履きをしている間混乱してしまうのではなかろうか。 そのうちフィッテングなどは頭から飛んでしまうのではないかと心配である。   


硬い話で滑稽なことですが、片方陳列している靴の売り場で棚卸の監査を受けたことがあったが、そこで「もう片方の靴の管理はどうしているのですか?」と尋ねられたことがある。 その会計士は左と右を二重に棚卸をしているのではないか?と思ったようです。  

左右カラーが違う靴の棚卸は混乱の元になりかねない? 監査も大変な社会になるかもしれません。
左右あるものは何かと面倒です。 履きやすいなど靴本来の機能が忘れられてしまうのではないかと危惧している。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2701

 

2020年10月 6日 (火)

トウスプリングがあるとつまづきにくい 

最近の歩行者を見ていると膝が伸びていない人が多くなっているように思われます。 特に若い人に多くみられるのは大変残念なことです。  

膝が伸びにくい人の足首(足関節)をみていると、歩行の際踵部が設置する直前つま先がほとんど上がっていない。 脛(すね)の筋肉があまり使われていないようです。 
多くの人は時間を急ぐ場合は歩幅を伸ばしますが、膝が伸びにくくなると、歩幅が伸びないため小走りになることが多い。

そこで注意をしたいのが、トウの先が地面に引っ掛かり転倒の危険が生じやすいことです。

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写真は転倒を予防するための策としてトウ部分を上げているもの。 このような靴の多くは高齢者や、登山靴などにもみられる。 ただトウが上がりすぎると滑りやすいので注意をしたい。

最近は仕事用でもトウの上がっている靴があり、トウを長くするファッションがらみの靴もある。 以前は遊び用と言われたものですが、最近は抵抗がなくなっているようです。

ところでつま先が上がりにくい人に若者が多いと記したが、つま先を上げるストレッチが必要で、脛(すね)の筋肉を柔軟にすることが大事です。  
そうしなければ、一生小走りの生活になってしまいます。 その上、姿勢がくずれ疲れやすくなっていくことが予想されます。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2697

2020年9月30日 (水)

落ちている靴底の部品 

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ウォーキングをしていると、靴のソールの一部が落ちているのを見ることがあります。 
そのときいつも思うのですが、歩いていて靴の底が「おかしいな」と感じないのか?  上の写真はヒールの後方部、足が着地する瞬間、おかしいと感じるはずです。

感じていないとすれば、ヒール部を擦りながらウォーキングをしていると考えられる。 一歩一歩摩擦音を出しながら歩いている。 一緒に歩いている人がいるならば、その摩擦音が相当気になるはずです。

005_20200515111601 右の写真はパンプスのヒール部のプラグ(化粧)です。 プラグが外れたら当然高さが低くなりますからすぐに気づくはずですが、気づきにくいほど忙しさに没頭しているのかもしれません。
プラグが外れるということは、足が上がっていないことが考えられます。 腰が伸びていないなど、その姿が目に見えるようです。

009_20200515111701 次の写真はスポーツタイプのソールのようです。 どうして片側だけが落ちているのか、車から放り投げたとは思われません。 とても不思議なことです。

最近靴部品の一部が落ちていることが多くなっているようです。
靴作りが影響しているのか、またひ弱な歩き方からくるものか、低価格の靴が多くなり靴の扱いが雑になっているのか? 
靴を大切にしていた以前では考えられないことです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2694

 





 

 

                                        

 

 

2020年9月28日 (月)

重要な靴のプレゼン  

一足靴を購入しようかと思って店に入ると,その直後販売員から「どんな靴をお探しですか?」と声をかけられ、返答に困りそのまま店を後にする。 そんなことが意外と多いようです。
洋服などと違い、ほしい靴のデザインを言葉に表すことは難しいものです。 特に気になるのがトウ(靴のつま先)の太さや形、広さ、厚み、革のツヤや表情などの好みは人さまざま、それを口で現すほどの差がないのが靴です。

そうすると言葉よりも履きたい靴をチョイスするほうが確実なのです。 そこにプレゼンという大切な手法が入ってきます。

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写真は履いて頂く靴を数足出庫する様子ですが、その前に靴を選ぶという工程があります。 
ディスプレーされている靴の中から、好みの靴やお勧めの靴をこのテーブルワゴンに乗せ選定していただくわけです。 靴を取り上げずに店頭に並んだままでは顧客は混乱をしてしまいます。 
テーブルワゴンなどがない時は、販売員自身の腕に選んで頂いた靴をのせることもある。 片腕に3種類ほどの靴がのり移動もしやすいので重宝です。 他の売り場のことですが、反物(着物)の柄選びの際、店員が一本一本畳の上に広げてみせている光景を目にしたことがあります。 柄が広がりとてもスケールを感じます。 そうすると好みの柄が一瞬にして決まる。 それと同じようなことがテーブルワゴンや腕の上で展開されるのです。

そうして前後のサイズを含め数足の靴がワゴンで出庫される。 靴のプレゼンを確立している販売員はまだ少ないと言ってもいい。 顧客がデザインにまよわずに選定できるプレゼンを考えて頂きたいものです。

蛇足ですが、販売員が靴のトウ(つま先)を持って話に熱中している光景をみることがあります。 そのような手つきはプレゼンどころの話ではありません。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2693

2020年9月26日 (土)

シューキーパー、今履いている靴に入れてみよう 

シューキーパーは靴に入れ形を保持するもの、常に使用したいものです。 写真は靴・カバンの修理屋さんの店頭で販売しているところです。 
通りかかりで少し時間があったので、キーパーを手に取っていろいろしばらく見ていた。 しかし他にみる人はいず購入する人もいない、おそらく何を売っているのか判っていない人が多いようだ。 

そこで、靴にこのキーパーを入れてディスプレイをしておいたらどうか? そんなことをする必要があるほど、日本ではキーパーを入れる習慣がまだないようです。

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靴型に同じものがないと言われているが、そこに市販のキーパー(木型)が合うのだろうか?・・・そんなことを思う人がいるだろうが、その前にそんな難しいことを考えずにまず今履いている靴に入れてみましょう。 そうするとこの店頭に足置きのマットぐらいは必要になる。 足の置き場のないところで靴を脱いで試す人はいない。 

プライスをみると破格の値段である。 
靴は履いているうちに底が反った状態になってしまい、足を入れたときにどうしても違和感が生じる。 そんな感触をなくすことが、このキーパーの役割でもある。 人の足はその点よくできている、足裏にカーブがあるもののいつもまっ平ら。 

キーパーは汗を吸いとる機能もあり履き心地がスッキリする。 
旅行などに靴を持参するときはつぶれないようにプラスチックのキーパーを入れている人がいる。 中には靴に新聞紙を入れる人もいる。 その点、木製のシューキーパーは重さがあるものの最高である。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2692

2020年9月22日 (火)

靴の姿勢をみる習慣をもちましょう   

写真は右の靴が内側に傾いていることをみているものです。 わかりやすいように白いテープを貼ってみたものですが、傾きがだいぶ大きいようで要注意の範囲に入ります。 要注意というよりもこの靴は使用しないほうがよいようです。 次に購入するときは右足に注意しながらフィッテングをすること、シューフィッターがおりましたらアドバイスを受けましょう。

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靴を購入時、後方から靴をみる人は少ないようです。 まして使用してから靴の腰周りをしっかり見る人は皆無に近い。 「靴が傾く」というようなことは眼中にないのでしょう。 
それは当然です・・・自分の足が傾いているとは思ってもいないからです。 他人の足でも後方から足をみても傾きがわかるには長年のキャリアが必要のようです。 また自分自身の足も見にくいが他人の足をみることはそうはないでしょう。
                                                                     
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立っている後ろ姿の上の写真は左足が内側に傾いています。 この靴の白いテープは後から張ったものではなく、最初からデザインとして入っているもの、そのためもあって右足との違いが分かりやすい。 
自分は左足が傾いやすい、また土踏まずが下がりやすいことを知っていれば、このようなデザインを選ぶことがないでしょう。  
自分の足に特徴があっても、足もとはとかく忘れやす部位であると言われています。 そのため靴を購入するときはまったく忘れてしまう、そんなことがよくあるものです。

身の回り品で靴ほど難しいものはない。 シューフィッターと共に靴選びを願いたいと切望いたします。 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2690

 

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