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2013年10月 8日 (火)

軽い靴が履きたい

すべての物が軽量化に向かっているが靴も例外ではない。  片方(片足)の靴で200 gから300gぐらいがタウンシューズの中心になっているが、ただ軽いだけでは機能的な靴選びは難しい。  軽い靴を探すことに異論はないのですが、残念なことに身体を安定させることに十分なものができにくい。  100 メートルを十数秒で走る陸上の選手と違い、歩く靴に課せられた機能は多くあり材質や設計などを考慮する必要がある。   

ところで軽い靴がほしくなる要因に筋力の低下による歩行スピードの減少 や視覚の変化、感覚によるものなどがある。  またショックの吸収がうまくいかないためにスローな歩き方になる人もいる。 靴の機能はそのようなすべてのことにマッチすることが大事で、一方だけ(例えばショック吸収)が機能すれば良いわけではない。  しかし足(脚)の力が低下すれば 「軽い靴」 がほしくなるのは当然であり、上記のようなことに満足できる靴の開発は避けては通れない。  ただ難しいということでしょう。  

ただ足が疲れ気味になると靴の重さを手で計る人が多いようですが、あくまで履くのは足であり決定するのは手ではない。  このような理屈は誰にでも解るかもしれないが、靴選びには様々な難しさがつきまとう。  何といっても靴選びの改善と並行して身体の健康管理も怠ってはならないのです。  身体能力が弱ると痛みも感じやすくなり、皮膚の摩擦による問題も多くなるようですが、その代表が足であることに早く気がついてほしい。 足の構造や生理を考えた靴選びが大事で、足にフィットすると靴の軽さを足が読み取れるようにして頂きたい。  
足と靴健康アドバイザー【大木 金次】 <№1,351>   

2012年3月12日 (月)

靴は足を労わりながら履いていくもの

一般的に価格の高い靴を履くと歩きやすいと言われるが、自分の足を観ずして靴だけで快適に歩き通せるものではない。  ただ足を労わる(いたわる)という習慣はなかなか難しい。 この頃はどこへ行っても暖房がきいており、夏になると冷房がきいている。  またエスカレーターや高層ビルが多くなっていることもありエレベーターを使う人がほとんどである。 路面はどこも平らで傾斜もなく足への負担は少なくなっているが、その結果足を活性化させる時間がほとんどないのが現実である。 そのようなこともありシューフィッティングの際、足ゆびを握ると強い痛みを発する人が大変多くなっており、足が悲鳴をあげているように感じる。  そのような人の多くは足裏にタコをもち冬場などにアカギレやしもやけをおこし冷たい足になっている。

足を労わるとはどのようなことですか?とよく質問を受ける。 この頃流行の足湯などはその一つでしょう。 足湯を自宅でもできるよう、例えば両足の入る入れ物を用意するなどの工夫を願いたい。 タコなどはヤスリで削る、その後保湿効果のあるクリームを使う、足裏を手で撫でることも大変良い。 膝上までマッサージなども。 そのためにはマッサージの書籍を一冊ぐらいは読んでみることです。 ローリングシューズなどのスポーツシューズを短時間使用するなども足を活性化させる。 今少し寒いが下駄や草履を履くことも良い。 ゆび先が小さくなっているときは手で広げること。 左右の足でじゃんけんをするのもとても良いことです。  足が元気になると全身が良い気分になる。 このようなことは多くの方が体験していることですが、忙しさのあまり忘れてしまっている人が本当に多い。 高いヒールを履いた後は必ずつま先から膝上まで考えられる多くのケアをすることが大事です。 足を労わりながら靴を履くという発想は積極的な行動なのである。 足と靴健康アドバイザー 【大木 金次】<№1049>

2011年12月16日 (金)

膝痛の予防に靴も頼りになる

シューフィッティング(靴選びのお手伝い)中に膝が痛いと訴える人が多い。  ひざ痛は老化のひとつとするドクターも多いが、この頃は若年者にも増えている。  しかしひざ痛は一定期間を経過すると改善する人が多いようで長年痛いという人は少ないような気がする。  ところで膝痛予防に靴が助けになることは大変多い。  

靴選びの際は、何といっても膝がまっすぐに立てることである。  そのためには素足に近い立ち方ができる靴になるが、そのためにはつま先が広がるほどの余裕が靴にあることです。 またヒールは高すぎず細すぎないこと。 ボール部(ゆびの付け根)で軽く屈曲できることなどが条件になる。 次にショックが上がってこないことやヒールが軟らかすぎないことも大事です。  よく聞くことですが 「膝が痛いけれども畑仕事をしている」 という話、このような人は結構多いのですが、畑の軟らかさがショックを和らげているのでしょう。  もちろん歩くことが中心でないため痛みも少ないのでしょう。  

膝は半月板の損傷などで痛みを感じることがあるが、、靴の売り場では膝の状態を観ることはできない。 そのためのたよりは靴を試したときの膝の感触であり、慎重に様々な靴を履いてみてほしい。  足(脚)全体が何とも暖かい感触がするとき、膝にやさしい靴と考えても良いのではないでしょうか。  膝がまっすぐに立っているか?などについては鏡の前に立っても自分で確認することはむずかしい。  シューフィッターと共に靴選びを願いたい。  靴だけでひざ痛の予防にはなりませんが、少しでも役にたつことでしょう。 時間をたっぷりとって靴選びをしてみてください。 足と靴健康アドバイザー 【大木 金次】 <№1007>

2011年11月20日 (日)

食べ物のように日本人好みの履き心地はあるのか?

今回は極端な例を取り上げ恐縮ですが、日本人が好む履き心地の感触はあるのか?というもの。  例えば欧米の料理で使われる「ソース」などは日本人の好みに合うよう風味や味を変えて販売されている。  また国内でも関東はしおからいもの、関西はあまから、などと好みは様々であると言われるが、靴もそのようなことがあるのだろうか?   

そこで日本人が好む履き心地は・・・何といっても素足感覚のはきものではないだろうか。  その感覚の中でも、汗が感じにくい靴やソフトな感触、着脱の便利なもの(靴ひもがない)の三点かもしれない。 

今ヨーロッパから沢山の靴が輸入されているが、日本人の好みの靴、上記に上げた三点に該当する靴はあるだろうか。  実は非常に少ないのです。  もう少し詳しく掘り下げてみると、ソフトな感触については、ヨーロッパの靴は細見のサイズが多いことや、靴づくりについては芯が入りしっかりしたもの、靴のソールも柔軟性はあるもののしっかりしたものが多い。   そのような中日本人は甲や幅の太い方が多いこともあり窮屈に感じる人が多いようである。  子どもの時代はスニーカーで育った人が多いこともあり足底の軟らかい靴をどうしても好むようである。  靴の硬さについては、靴選びの中で装着した瞬間に反発を見せる人が多いのである。   足もとの安定したしっかりした靴が大事とは解っているものの、足のほうは妥協はしてくれないのです。  このようなことは素足の文化から発生するものではないだろうか。  

日本人の履き心地の好みについて一例を上げたが、味に比較すると実に大雑把な分析である。  現実は一つの靴のブランドで先に上げた「ソース」 ほどの売り上げは期待できないのは、好みがまだまだ細分化しているからなのかもしれない。  しかしその要因は靴は捨てるまでデザインが目に入るからということもある。   結局靴の好みは足だけでは語れないことがあり、まさに一口ではいかないものがあるのでしょう 。  足と靴健康アドバイザー【大木 金次】<№994>

2011年10月 2日 (日)

情報を発信する 開かれたコンフォーシューズ専門店

上級シューフィッターが運営するコンフォートシューズの専門店「アイ・アイ・クック」さんでは素敵なホームページを作っている。  今まではブログで発信されていたが、今回リニュアールをされて改めて見やすく大変参考になる情報を発信をしている。  一度http://www.iikook.com/  を開いてみてください。  すでにそのホームページを開いている方もいるでしょうが、その中に「足のお話」というコーナーがあり、さらに「足をケアするしっかりした靴は」を開いて頂くと、共有ブログに掲載されていた内容が抜粋され掲載している。  

実は有難いことに、その中に私が出稿した記事が採用されているのです。  本当にびっくりしたのですが、同時に大変光栄に感じておりうれしい限りです。  店からのお知らせをする大切なツールであるホームページに私の記事を好意的に取り入れて頂いているのです。  広い見識がなければこのような発想は生まれないでしょう。  とかく靴業界は閉鎖性が残っているようで、靴メーカーの工場見学も難しいところがある。 また小売店間でも交流は少ない。  ただシューフィッター間の交流は全国的に非常に盛んになっており情報の交換をしているが、このことはとても明るいことです。  

そのような中、今回の「アイ・アイ・クック」さんのような取り組みは新しい動きである。  店外のシューフィッターの記事を自店のホームページに掲載して頂けたことは、今後の開かれた靴業を予感させるものである。  健康というテーマは万人共通の課題、その前線に位置づけられるコンフォートシューズや足についての情報発信はまだ始まったばかりである。 今回のようなホームページにみられる革新的な取り組みを今後も広がることを切望すると共に掲載されている記事が多くの方に参考になれば幸いである。  足と靴健康アドバイザー【大木 金次】<№970>      

2011年9月 2日 (金)

足の痛みの始まりは靴か、または体調が先なのか?

長年にわたりいろいろな人から足の痛みを聞いているが、 痛みの発生源が靴が先か身体からくるものなのかが解らなくなることがある。  靴選びをする方も身体からの痛みで靴が合わないと思っている人が数多くいるのです。   足に多い痛風や痛みのある外反母趾などはその典型的なもので、遺伝的なことや循環器から発生する場合がある。 そのような病気はドクターのアドバイスが中心になり、そこでは靴の話はないに等しい。  痛みが頂点に差し掛かっているときの痛風などは靴の話がは出ないのは当然ですが、それでも仕事をするために靴選びをする人がいる。 

様々なことを考えると、足の痛みはどうもストレスの多くかかっている位置に集中し体調が思わしくないときに発生するようである。  そのようなときに感じることは、「靴を履くのはやめなさい」と身体が発しているように聞こえるのである。   こうなると痛みは身体からなのですが、一段落すると靴の大切さが理解されるようになる。  

痛みの発生源は靴によるものか、身体の調子が先なのか?・・・・靴は身体を安定維持させるもので、身体の機能を推進するものである。 東洋医学が西洋医学なのかという話に共通するようなことですが、身体に感じにくい靴のフィッティングは理解がされにくい。 その点痛みは瞬時に大変なことになる。  混乱する始まりはそんなところにあるのかもしれない。  

結果として痛みがあってはいけないが、そのためにも靴は健康器具としてとらえることが大切ということになるのでしょう。  足と靴健康アドバイザー【大木 金次】<№955> 

2011年8月30日 (火)

靴専門店には笑顔で入ってほしい

笑顔で靴の専門店やデパートの靴売り場に入る人は余りにも少ない。  それは比較論ではないが欧米の方と比べると顕著に違いがある。  フレンドリーという言葉があり我々にはあまりなじまないがショッピングをするときぐらいは笑顔になってもいいのではないでしょうか。  衣料品の売り場と異なり、靴売り場の雰囲気は何となく重いもの感じる。  時には足の痛みのためか不安な顔つきで入ってくる人もいる(靴を履いてみると購入しないでは帰れないと考えている方もいるようである) 

そこで提案ですが、「明るい笑顔で」 靴専門店やデパートの靴売り場に入ってほしいのです。   「こんにちは!」と付け加えて頂くともっといいでしょう。 実は売り場の担当者も明るい売り場作りを心掛けているのですが、なかなか売り場の空気を作ることは簡単ではない。  次に好みの靴があれば「履いてみるだけでもいいですか・・・」 と販売員に確認をとることを勧めたい。  この一言でOKをとれば精神的な拘束が解け気軽に身体は動くようになる。  

ただ靴は丁寧に取り扱って頂きたい。  

そこで大事なことですが、身体の緊張がほぐれると靴のフィット感が瞬時に解るようになるのです。  まじめすぎる顔つきや暗い印象では足も萎縮する。  これは身体がもっている自然の生理作用であり、最近は「ストレス」という表現でよく啓蒙されている。 

「笑顔は地球語」と言う人もおり笑顔には ことば はいらない。 

ぜひ笑顔で入って頂きたいのです。  足と靴健康アドバイザー【大木 金次】<№954>

2011年8月 2日 (火)

夏こそ足を開放して通勤をしてほしい

靴の難点はトウ先(一般的に靴のつま先)があることの一点だけと言われている。  多くの方はトウ先がなければ痛みやうっとうしさはほとんどないといっても過言ではないでしょう。  しかしトウ先こそ靴の命であり好みが集中するところでデザインを発揮するところと考える方がほとんどである。  ただ夏の通勤にはサンダルを履いて足を快適にしてほしいと願う。  女性は通勤でもサンダル履きが多いが男性はほとんどいない。 

ワイシャツは半そで、スーツも同様の時代があったが、靴の改善はまったくない。 どうして靴には手つかずなのでしょう?  はきものは人によって様々な志向(プライドなど)があるという典型的な例なのでしょうか。  日本では身体の健康について足はまったく圏外にあるように思える。  世界の中でも日本ほど蒸し暑いところはないと語る人は多いのですが、それでも靴の履かれ方(履き方)に変化はのろい。

男性の通勤に「サンダル」を履こうというキャンペーンを会社でも行ってはどうか。   会社の指導者や靴のメーカーも積極的に応援をしてほしい。 

暑さが過ぎ秋口からはネクタイを締めて紳士的な靴を履く・・・・それには健康な足があってこそであることを忘れてはならない。  足と靴健康アドバイザー【大木 金次】<№940>

2011年7月12日 (火)

ローリングタイプのウォーキングシューズ

街中に似合うウォーキングシューズが多くなってきたが、写真はローリングシューズでもブーツである。  トウ先とヒール部分が上に反っているのがはっきりと解るが、よく見るとす088 ばらしく上質な革が使われており仕上がりも完璧なものである。  まさにファッションを軸としたブーツであり、しかも健康面も考えられたものと言える。  店内の中央はウォーキングシューズを試すことができるよう広く空いており鏡も十分に配置されている。  今スポーツメーカーからもいろいろ発売されているのでぜひ店頭で試して頂きたい。 

試すときのポイントは反りが強すぎるものは蹴り返しのときに滑る場合があるので注意をしたい。  またヒールに反りがあるため、接地をした瞬間、ふくらはぎに突っ張りを感じることがある。  そのため筋肉の硬い人などは時間をかけて選んでいただきたい。 路面によっては土踏まずの中央部が下から突き上げられることがあるので感触のいいものをじっくり試したい。  当然なことですが、後足部がきっちりフィットすることも大事なことです。  電車内や階段の上り下り、また凹凸のある路面は気をつけることです。  

ローリングシューズを履いて歩いていると上半身にも様々な影響があるが、何といっても最初ふくらはぎに少々痛みを感じることがあることです。  そのため少しずつ履きならしていくことが重要である。  膝通や腰痛のある人はドクターに相談をしてから使用することを勧める。  朝夕の通勤時などに品質の高いローリングタイプのシューズを使用するような社会が早く到来することを期待したい。      足と靴健康アドバイザー【大木 金次】<№930>

2011年7月10日 (日)

シワやキズのある革も靴に採用したい

一頭分の革をよくみるとさまざまなキズやシワまたは血筋などが見えるが、貴重な一枚だけにすべてを靴に使ってほしいと願っている。  ただそのためには使用する人の大様な考え方が必要となる。  その大様さを考えるとき靴ならではの難しさあるが、それは左右があることです。  どちらも(左右)も同じように作ってほしいという思いが皆に存在する。  左右が常にバランスがとれていること・・・このようなことは靴に限らず世のすべてのものに該当する。  シワやキズに同じものはないのは当然であり、左右のバランスをとることは容易なことではない。 

しかしそのような中、牛革の首回りを使用した靴がある。  それはヨーロッパの靴ですが、首筋のシワをデザインとしてとらえアッパーに採用しているものです。  その靴の模様を見ると左右に違いがあるものの気にならないから不思議である。  それはアウトドア的な靴ですが、都会的な雰囲気があり実に豊かな雰囲気がある。  シワの多い革を用途にわけて使っていくということは大事なことで、日本はカテゴリーといわれる、用途別の集積が靴ではまだ未発達で、どの靴も同じ革が使われている。  

キズのある革を裁断するには高度な技術が必要になり、歩留まりにも大きく影響する。 作る職人もめんどうであるが、顧客の目線の一番近いところにいる販売員の接客も大変な苦労がいる。 左右のシワが合っているのか、またサイズによってシワの程度に違いがあるため簡単に了解を得ることは大変なことです。   それでもシワやキズのある革でも使う必要があるのはなぜでしょうか。  それは大切な自然の生きものを靴に採用しているからである。  足と靴健康アドバイザー【大木 金次】〈№929〉

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