指定靴について
指定靴について、安積和夫(あさかかずお)医師は、書籍(靴と健康 黎明書房)の中で以下のように啓発されています。
「わが国は教育大国とまでいわれるまでに発展したにもかかわらず、一部に取り残されたいくつかの問題がある。 指定靴や制定靴の制度である、もう一つは運動能力と靴の開発の目安となる足の計測が行われないことである。 さらにつけ加えれば、足の保健と靴の健康学習が行われていないことである」と記されています
この書籍は30年以上も前の1990年に発行されたが、今もって改善のテンポが遅いと言わざるをえない。
靴の指定とは何か・・・学童・生徒の足の保健のために開発された靴が真の指定靴と考えられるが、現実は必ずしもそうではない、と医師は語っています。
靴のサイズを考えるとき、指定できるほど大雑把なものではないことです。 幅広・甲高と言われた時代があったが、最近は多様なサイズになり、それだけに指定靴では追いつかないのが実際である。
指定靴で困る人はどうすればいいのでしょうか? この問題は切実な問題で明日にでも解決が急がれる課題なのです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3320
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