無料ブログはココログ

« 2024年1月 | トップページ | 2024年3月 »

2024年2月28日 (水)

靴を履くとき、なぜイスを利用しないのか?(スポーツクラブ) 

スポーツクラブの話ですが、ロッカー室の入口にイスが二個設置されているが多くの方は利用していない。 
なぜなのか?

小生はイスにかけひも結びをしていますが、その前でツッカケのように足を入れ、つま先をトントンしながら歩き始める方がほとんどです。 8割ぐらいの方がトントンしてるように見える。
靴を脱ぐときもひもを解かずに靴を脱ぐ。 その脱ぎ方は足どおしで脱いでしまう、これを器用だと言う人もいる。 

入口に設置しているイスは食卓のイスよりが低いものが多いのですが、これは正解です。
その訳は屈みながらひもを解き、ひもを結ぶからです。 

靴ひもはほどよく締めると爽やかに歩けるもの。 そのような感触は多くの方が承知しているようですが、それより簡単に済ますことにウエートがかかっているようです。 なんでもはやい方がいい、長い人生経験から生まれた発想かもしれません。

靴ひもを締める習慣は子どものときに身に付くもの、とくに小学生のころが大事なようですが、そのような経験者はほんとに少ないと思われます。

しかしながら、ここはスポーツクラブです。
マシーンを使うのもバーベルを持つのも自転車に乗るのも足が基本である。 ゆるすぎる靴で効果が上がるとは思えません。
そのような大事なことがスッポリ抜けていることにどうして気がつかないのでしょうか?

スポーツの大事さを承知している方ばかりが集まるスポーツクラブでも
、足もとや靴の啓発がまだまだ足りないことを痛感します。 気がつくとインストラクターでも履いている靴ひもがゆるい、そんなことが意外に多いようです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3305

2024年2月26日 (月)

姿勢は下半身が決め手 

立っている姿勢をみるとき、多くの方は上半身に目がいくようですが、下半身にも目配りをしてみてください。 意外なことが見えるものです。

下記の写真はモノクロのように見え特徴がよくわかります。 3人とも20歳代のようで何となく立っているようで緊張感を感じない雰囲気です。 このような瞬間ほど個性が出やすい。 

Img_1835_20231017105001

三人ともつま先長めのロングノーズの靴を履き、スラックスは細身でシワがみえる。 体重は左右均等ではないようです。 下半身だけ見てもそれぞれに人柄がみえそうです。

当たり前のことですが「人は足で立つ」と言われます。  立ち方に個性が出るのは下半身、時には心のゆるみなどを見ることがある。 
左右の間隔の大きい人ほど気がゆるんでいるのでは? そんなふうに見えるのは小生だけではないようです。
つま先が広がっている人はおおらか? 
そんなことを考えていると時間の経つのもはやいものです。   

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3304

2024年2月24日 (土)

下駄・・焼き印で左右がわかる  

温泉に行くと、さっそく浴衣に着替え素足でカランコロンと下駄の音をたてながら歩いてしまう。 そのような風情は温泉ならではで忘れ難いものがあります。 このような光景はおそらく日本だけではないでしょうか。

ここで気になるのが下駄に左右がある?  靴屋ならではの心配ごとかもしれません。 下駄には最初から左右の印(しるし)はありません。 その必要もないのですが、履いていくうちに左右が決まってくる。 下駄を反対に履くと歩きにくいのです。
Photo_20231015112401
そこで、この温泉宿では焼き印(写真)で左右が判るようにしています。 下駄の下側に矢印を入れてますが、その部分は屋号の焼き印でオブラートにしております。 入れかたをみると左の下駄には左外側に、右の下駄には右外側に。
これで左右がわかります。 

温泉宿ではどの宿も外出用の履きものを玄関に並べています。 袖に手を入れたまま下駄を履く、このときの何とも言えない心地良さ?が。 
このとき履いて歩いた直後に左右のおかしさに気づくことがあります。 そうすると誰でも出直して左右を履き替えます。
実はそのようなことがないよう旅館では瞬時に左右をわかるよう印を入れたものがオブラート部分ではないかと思います。 このような工夫を知恵というのではないでしょうか。

小生のブログのタイトルに「ホスピタリティ」と入れて投稿していますが、まさに今回の下駄の配慮はホスピタリティそのものではないでしょうか。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3303

2024年2月22日 (木)

靴は左右照らし合わせて見る・・左右の摩耗  

写真・・向かって左側(右足の靴)のヒール部がより減っているようです。

Img_2684_20231012114301
このようなことに気づくには、常に左右を同時に照らし合わせて見ることが大事なことです。 何事も習慣にすることが重要で、特に靴のように左右あるものをみるときは肝心なことです。

靴の摩耗は身体の変化に気づく第一歩です。
右肩が下がっていないか?
左右の土踏まずの低下はどうか?
足の上がり方に左右差はないか?
ショルダーバッグは左側が多いのでは?
靴の第五趾側(特に左)がいつも切れやすい?
中敷きの摩耗はどうか?
ソックスの摩耗は?

写真のような変化に気づいたら、いろんな事を考えてみることは大事なことです。 
足元から始める定期健診といえます。
靴の摩耗は靴によって違いが出てきます。 他の靴と比較することも大事です。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3302

 

2024年2月20日 (火)

踵骨は不安定な一点支持  

月型芯(靴の踵周り芯)は「踵を固定し歩く方向を確実にする」という大切な役目をもっています。
ただこのような大事な踵の働きに関心の薄い人が余りにも多いようです。 そう言い切れるのは、靴を購入するとき踵部の硬さを確認している人は皆無に近いからです。

Photo_20231012112901006_20231012113001

写真の骨格を見ると一発で理解できますが、内側に倒れやすい構造になっています。 しかし実際はやや沈むことがあっても倒れることはありません。 誰でも疲れてくると土踏まずが低下しやすいとはいえます。 特に高齢になると低下していく傾向にあります。

そのために靴の後足部を月型芯で固めており、人の握力ぐらいではつぶれないほどの硬さになっています。

重い荷物を持ったり背負ったりするときは月型芯に助けられたとよく聞きます。 登山靴などはその典型的なはきものです。 
最近太ってきたという人も月型芯は大事です。 

靴を購入するときは踵周りの硬さをチェックしましょう。
できれば芯が長くできていることがベスト。 とくに月型芯は内側の土踏まず部まで伸びているといいですね。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3301

2024年2月18日 (日)

左右 カラー違いの靴 

左右のカラー違いについては以前にも投稿していますが、最近ますます見かけるようになってきました。 10年前に投稿したのは単純なカラー違いでしたが、この頃はより複雑になっている。 しかし左右違うのは靴だけのようで、洋服とのコーディネート?は少ない? 靴だけが独り歩き?をしているようだ、

ところで、左右のカラーが異なって気分の落ち着きはいかがなものでしょう。 楽しさ倍増かもしれませんが
。 

靴は、洋服と違い左右がある。 そのため靴を脱いだ後の管理が意外と大変である。
極端ですが、左右のカラー違いの靴を数足持っている人は履くときに戸惑うのではないだろうか。 どれとどれがセットか? 形が異なればまだわかりやすいが。

数十年前、路上で片方の靴に50円の値段が付いていたことがあった。 俗にいうガード下であったが、このブログを書いていて突然想い出しました。 

左右あるものは、左右が等しくなっていないと心が乱れてくる? そんな気がするのですが。
硬い話ですが、在庫の管理(棚卸等)を指摘されたらどう応えるのでしょう?

足と靴健康アドバイザー大木金次№3300

2024年2月16日 (金)

座って靴ひもを結ぶ  

靴は座って履くことを啓蒙しているが、実行している方は意外に少ないように思われます。

立つと足は大きくなります。
大きくなるとさらに締め付けが強く感じ良いフィット感が得られます。

立ったままでひもを締めると、足を上げたときにゆるく感じ、着地すると靴内でやや前滑りを感じることが多い。

Photo_20231013095101
特にしっかり締めてほしい部位は、中足骨(写真)の位置です。 ここを手で絞めてみると締めごたえを感じます。 締めることでつま先に力が入りやすくなります。
特に速く歩きたいときや、重い物(リュックなど)を背負うとき、斜面の多い方自宅や旅行先などでは、その効果を感じます。

楔状骨(緑のマークよりやや踵側の最も高い骨)を強く締めすぎると、じわじわと痛みを感じることがありますので注意です。

足を計測していると座位と立位で多きく変化をする方がいます。 このような方には、とくに座ってひも結びをするよう勧めています。

足と靴健康アドバイザー  大木金次  №3299

 

2024年2月14日 (水)

ひもの通し方・・甲が痛くなりやすい方へ  

靴ひもはフィッテングに大きな働きをしています。 
今のところ靴ひもにかわる道具はないといってもいい・・・いろいろな道具が開発され市場に出回るものの、意外と長続きするものは少ない。
その要因は人の感覚は微妙なフィット感を要求すること、また左右あることがむずかしくしています。 靴の締め付けは大雑把では困るという人も多い。

Dsc01422
写真のひも通しはトウ先側が交差していない。 
交差をしないことで甲への圧迫を少なくするという発想です。 甲には最も高い位置に楔状骨があり圧迫が長く続くと痛みに変わってきます。 このような痛みは多くの方が経験していることで、その日の体調によっても痛みが出ることがある。

ひもの通し方は、じっくり眺めているとすぐにできるもの。  上から入れたひもは交差せずに上のハトメ(ひも通しの穴)から表に出すもの。  そして最後のひもだけが交差をししっかり結ぶ。 
最後のハトメはすぐ上にひもを通し引っ張るような仕組みに、より強い締め方ができる。

通し方は面倒なようですが、やってみると手指のほうが勝手に動いてしまうものです。 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3298

2024年2月12日 (月)

足の計測カードを名刺入れに入れるお客様  

靴売り場に入って来られたお客様には最初に「足を測りますよ」と声をかけています。  急いでいないお客様のほとんどが計測されます。
計測カードに記入してお渡しすると、ご自身の名刺入れにていねいに入れてくれる顧客がいます。 名刺サイズだから入れやすいのかもしれません。 そのような姿を拝見していると、このお客様は足を大事に思っておられるなと察することができます。
P10009522  P1000952_20230915104501
再度来店されると名刺入れからおもむろに計測カードを出されますが、そのときの満足されたお顔がいいですね。 
そしていつもの靴をお願いしますと言われます。 そのときお客様に信頼されているような気になってしまうのです。 中には数年も経って来店されるお客様が、そのときは再度足を計測してカードに記入しておきます。 中には十数年も経ってくると、カードに記した顔のイラスト(ハンコ)と見比べ「少し齢をとりましたね」と言われたことがありました。 そのときは「お客様はまったく変化がありませんね」などと返事をしていますが、お客様と心が通じ合うってこのようなことなのでしょうか。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3297

2024年2月10日 (土)

履いて来られた靴の中敷きをみる  

履いて来られたお客様の靴に手を入れると、初めてのお客様は「汚いのに」とおっしゃりながら非常にびっくりされます。 そのため手を入れる前にはお客様にかならず了承頂くようにしています。

中敷きの抜ける靴は中敷きをはずしますが、そのときお客様は恥ずかしいというような表情をする方がいます。 自分の肌着をみられたような気持になるのかもしれません。

005jpg_20240210100201
「中敷きがはずせるんですか」と気がつく方やゆびの跡がつくんですねと。

どんな靴でも中底に凹凸が生じ、その凹凸に左右差が出て話題になることがあります。 左右ある物は靴に限らずありますが、靴ほど話題になるものはありません。
中敷きの凹凸を見ていると「最近片足だけが?」と振り返られるお客様がいます。 片方のソックスだけに穴があくのですと語った方がいました。

左右ある足は長年の間に左右差が出やすい。 それを見つけるのが靴の中底です。
話をしているうちにお客様との距離が近づいてくるのがわかります。 中には靴選びを忘れてしまうお客様もおります。 ほしい靴より自分の足の変化が気になるのでしょう。
靴屋は昔から『半医半商』と言われていますが、お客様の健康状態に気づくのは靴屋が一番早いかもしれません。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3296

2024年2月 8日 (木)

つま先余裕はわかりにくい  

靴のつま先余裕は大事なところで履き心地、歩き心地を左右する。 余裕が充分であればいいのですが、多くの方は多すぎず少なすぎずと、ぎりぎりのところで妥協するようである。

ところでつま先余裕はどのようにしてみていますか?
多くの方は椅子に掛けたまま、靴の中でゆびを軽く動かして「いつもどうりかな」というところでしょうか。

そこでこんなことをやってみては。
イスにかけた状態で片足は靴を履いてもう片足は素足で、両足同時につま先を動かしてみましょう。 靴を履いたゆびさきはどれほど動いているか? すぐにわかります。
これでもわかりにくい人は、足と共に両手も同時に動かしてみましょう。 できればグーパーをやってみては。 こうすると靴を履いている足の動きがよくわかります。

靴を履けばゆびの動きは小さくなるのはやむをえない?ことですが、できるだく素足に近いような靴にしましょう。

ところでなぜ十分なつま先余裕が必要なのか?
それは立ったままでもかるく路上のごみが拾えるように。 路上のごみですか?となりますが、要はどのような動きでも瞬時にできるよう柔軟にしておくこと。 それにはつま先余裕が充分に必要なのです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3295

2024年2月 6日 (火)

「靴を履かせてくれるんですか!」と恐縮されました 

「靴を履かせてくれるんですか!」と言われたことがあります。 この話は今から30数年も前のことですが、それまで靴を履いて頂くときは「はいどうぞ」と言いながら靴ベラをお渡ししていました。 

靴を履かせて上げるようになったきっかけは、シューフィッター資格受講の講座においてです。イギリスから来日された先生から靴ベラの使いかたの手さばきを教えて頂いたのです。 
何も難しいことを語らず、ひたすらに履かせて上げているその手つきに非常に驚いたものでした。 
それは見事で一瞬のことでした。

それから何年も履かせてあげることで、自分の手の平でフィット感が理解できるようになったのです。 それはお客様が感じるほんの直前なのです。 
つまり左右履いて頂いた瞬間に、例えば「左足のほうがいい感じですね」と申し上げるとお客様はビックリされたのです。 このときお客様は販売員と一心同体になったような錯覚を持たれるようです。
今になって『靴を履かせてあげる』ことがホスピタリティに値することに気づきました。

再度靴を購入するときは、またこの販売員からフィッテングをしてもらいたい、と思われるようです。
この話は大げさのようですが、お客様の表情や言葉の端端からにじみでるようなものを感じるのです。 今までいい靴に巡り合わなかったお客様ほど「また今度来ますよ」と言われます。 仕事冥利を感じる瞬間です。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3294

2024年2月 4日 (日)

靴を購入したら、自宅の靴棚に同じようなデザインがあった   

何歳になっても好みは変わらない、変えられないようです。
靴を購入して家に帰ったところ、すでに同じような靴があったとはよく聞く話です。 しかし同じ靴を買ったからということで返品されたことは一度もありません。 それは「はずかしい」という心理がはたらくのかもしれませんが、靴には不思議な魔力が隠れているようです。

そこで自宅の靴の管理について、靴の箱に入れている方は、以下のように写真を張り付けてはどうでしょうか。 靴の棚を見るたびにデザインが目に入ってきます。 毎日同じことを繰り返しますから、そのうち手持ちのデザインを覚えてしまいます。 そうすると同じデザインを買うことは少なくなります。

Photo_20230826103801
また靴箱から出して保管をしている方は、トウ(靴のつま先)を手前にして保管をすることをお勧めします。 こうすると毎日のデザイン選びに迷うことも少なくなり、すべてのデザインを覚えてしまいます。

トウを前にして入れるには手つきも変わります・・・手つきを変えることは意外に面倒なものです。 
しかしそこは慣れです。 手つきを変えるというわずかなエネルギー、そこが面白いところです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3293

 

2024年2月 2日 (金)

履いて来られた靴を磨くタイミング(靴売り場店頭で) 

お客様の履いて来られた靴を磨くタイミングは意外にむずかしいものです。 タイミングがずれるとわざとらしくなります。 ところがそれをごく自然にこなす先輩がおりました。

フィッテングが終わるとその靴を脱ぐ前に、履いて来られたお客様の靴をいつの間にか乾拭きをしているのです。 それもお客様と話をしながら、そこそこの時間を費やしています。 そして一定の話が済むと磨き終えた靴に履いて頂くのです。 
中にはフィッテングの終了後、お客様自身で靴を履き替える方もおりますが、その時は履かれたまま手ばやく乾拭きをして差し上げています。

上記の動きはごく自然に行われるため、お客様には何の抵抗もありません。 手さばきとごく自然な話しぶりはベテランのなせる技、よく話があるものと感心をします。 このような雑談?は他の販売員にはなかなかマネができません。 

お客様と呼吸が合わないと販売は成立しないとよく言われますが、靴のフィッテングは販売の頂点にあるといっていいでしょう。 ただそれをなすには長期の経験が必要のようです。 
販売のタイミングや呼吸はどのような商品にも重要ですが靴は難しいほうに入るようです。 それはかゆいところに手が届くといったほうがいいようで、靴合わせの微妙な感触までわかるという信頼感があってこそと思われます。

足と靴健n 大木金次 №3292

« 2024年1月 | トップページ | 2024年3月 »

最近のトラックバック

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31