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2022年6月30日 (木)

足の落ち着き  

駅のホームで立っている人を見ていると、何となく落ち着きのない立ち方に出会うことがあります。 言葉に表すほどでもないような「何となく」です。 その多くは下半身です。 通勤時間帯などに観察を含め長年見ているが、最近揺らぎが多くなっているような気がします。 外見からははっきりしたことはいえませんが、少し目標が見えないような立ち方でその多くは直立の姿勢になっていることです。
目標が定まっている人の姿勢は、写真(与謝野晶子 像 堺駅前)のようにやや前かがみが多いようです。

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30年も前のことですが靴の勉強会「靴を考える会」において姿勢について話をされた研究者がおりました。 その方は、これから直立姿勢が目立つようになりそうだ、と発言されたのです。 その方は「目標がなくなってくると人の姿勢は後傾する」と語られ、まったりしすぎる社会に啓発をされていました。

靴選びの前にスクライバーを使って足の外回りを計測していると、手元にわずかなブレを感じる方がいます。 そのような方にはやんわりと尋ねるようにしています・・・「毎日お忙しいですか」と申し上げたところ、いろんな話を出してくれました。 その方は長年大型船のボイラーマンをしている方でした。 船底で安全靴を履いているのですが、靴の重さを感じて最近疲れやすくなったと言われました。 仕事上トウに硬い芯の入った安全靴が義務付けられていると語っていました。
疲れが足もとの揺らぎになっているような気がし、できれば軽い靴に履き替えを勧めました。 

立ったときはやや前かがみが好ましいと言われています。 その結果つま先に力が入り、揺らぎがなく瞬時に動くことができます。 電車を待つ間でも足裏に関心を持ちながら立ってみましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3007

2022年6月28日 (火)

足を計測しましょう。  

足を計測中「そんなに小さいんですか」と自分の足を改めて見る人がいます。 
中には「生まれて初めて測りました」とか「靴屋さんでも足を測るんですね」と感動交じりに語る方がいます。 洋服屋さんはメジャーを首から下げてますが、靴売り場ではメジャーが見えない店が多いのは残念です。

最近は足の細い方が増えているように思います。 しかしそのような方でも足を計測した経験がないという方が多いのが現実です。 中には23のAサイズという甲周りの細い方もいますが、「始めて知りました」と言われた方がいました。

靴選びでもっとも重要なことは足の長さです。それから幅や太さ踵からボール部(ゆびのつけね・母趾球・小趾球)までの長さも重要です。 足の屈曲する位置と靴が屈曲する位置を合致させなければなりません。 甲の高さやくるぶしの高さも大事なサイズです。

靴選びは販売員にお願いする、という方もいます。 なぜこのような極端な方がいるのでしょう?
そういう方は靴によってサイズが違うことを理解されている方なのです。 先に上げたいろいろなヵ所のサイズは靴によって違います。 その理由はちょっと考えてみると合点がいきます・・・もし靴のサイズが同じような物ばかりでは合う人が極端に少なくなることがわかります。 その理由は足のサイズは多義にわたるからです。

靴のサイズは実にわかりにくいものです。 そうすると当然、靴を知っている販売員に靴選びをまかせるということになります。

靴選びの前に、お客様も販売員も足のサイズを知る必要があります。 
靴屋さんに入ったら、最初に足の計測をお願いしましょう。 デザイン選びはその次でも遅くありません。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3006

2022年6月26日 (日)

トウ先にたまる埃(ホコリ) 

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中敷きのはずせる靴を履くといろんなことに気づくことがあります。
写真の中敷きを見ると全体的に左足荷重のようです。 ややもすると左の肩が下がっているかもしれません。 どうして左偏重になるのか? 自分で関心をもってみるとさらに気づくことがあるかもしれません。

ところで外した中敷きにホコリがたまっていますがそれは先端だけです。 相当な量ですが一・二か月ではないようです。 
ここでなぜホコリがたまるのか、そんな興味をもってほしいものです。 そうすると次の靴選びに反映できるかもしれません。

このホコリはどこから入る? 
ソックスの生地から出るものではなく、履き口から入るものです。
一歩ごとに背屈底屈を繰り返しながら歩いています。 その結果足と靴の間のごくごくわずかな隙間を空気が動きます。 その時に残るのが写真のホコリであると考えています。 一般的にエア循環と言われており、その結果汗を感じにくくなります。 的を得たフィッテング、そのような証がこの「ほこり」かもしれません。

ホコリをみると実に細かないことがわかりますが、それは微妙な隙間を通過していることを証明しています。 つまりフィッテングの微妙さを物語るもので、その余裕は言葉に表しきれないほど微妙です。

足もとは常に清潔にと言われますが、身体の底辺だけにきれいに維持することはめんどうなことです。 
靴を管理する上で、繰り返しますが定期的に中敷きを出して点検しましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3005

2022年6月24日 (金)

あおり歩行 

写真は歩行状態を足裏から見ているもので、大きな土踏まずを迂回するように接地しています。 このような歩行を「あおり歩行」と称していますが、人の足は実に巧妙にできています。
ただ年齢と共にだんだんあおりが小さくなると言われています。

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ブルーのラインで歩行状態を記してみましたが、見るからに滑らかな様子を感じさせます。
毎日の生活の中では「あおり」にまったく気づかずに過ごしている方がほとんどでしょう。 生まれてから何十年も歩いているわけですから当然なことです。
第五趾から接地し第一趾側で蹴り返しをしますが、こうすることで蹴り返しに強い力が発揮できます。 もし第五趾からではなく、踏まずの低下などで第一趾から接地をするとどうなるのでしょう? 思うように力が入りません。 その結果すり足のような状態になります。 

理解頂くために足と手の使い方を記してみましょう。
ぞうきんを絞るとき最初はどの指に力を入れますか? 小指から順に力が入ると絞り切れます。 親指から力が入ると絞り切れません。 この手の動きと足ゆびの使い方は同じことです。

年齢と共に「あおり」が小さくなる、と記しましたが、気になることがありましたら、靴を見なおしましょう。 土踏まずを支えて「あおりが利く」ような靴選びをしましょう。 そのときはシューフィッターを指名してください。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3004

2022年6月22日 (水)

ひもとファスナー付きの靴 

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最近増えているひも締めにファスナーの付いている靴、使用しているうちにひも締めをしていないことに気がつくことが多いようです。  どうしても簡単なファスナーの開閉だけで着脱をしてしまう。

自宅で脱ぐときはできるだけひもをゆるめて靴を脱ぎましょう。 そうすると、当然ですが次に履くときはひもをしっかり締めることになります。
ファスナーの開閉は外出途中にしたいものです。 ファスナーは補助的な道具としましょう。 

足の計測を朝・昼・晩と三度してみると結構サイズが異なるものです。 その異なり方は人によって様々で、さらに体調によって変化を見ることが多いようです。 決して朝が小さく夕方が大きいということではありません。
そうすると、昨日履いた靴をそのまま今日も履けば、きついかゆるいかいうことになります。
少なくとも左右差が出やすいといえます。 それでも「まぁいいや」ということで出てしまい、そのようなフィッテングの感覚にだんだん妥協しまいがちです。

靴内で足が動いてしまうような靴を履き続けると、いつのまにか「ものぐさ精神」になってしまうのではないだろうか。
ファスナー付きの靴は大変便利ですが、定期的に靴ひもをしっかり締め直しましょう。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3003

2022年6月20日 (月)

つま先が動きにくい・・・縫い糸のほつれがみえる靴 

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つま先余裕の少ない靴で歩くと歩幅が小さくなりやすいこと、俗にチョコチョコ歩きのような姿になり、遠くから見てもすぐにわかります。

写真はつま先余裕が少なすぎるため、ミシンの下糸に爪が触れ切れているもので、上糸がほつれとしてみえているものです。 このようなケースは意外に多く、履いている人は非常に気になるようです。 靴の中で足のゆびは見えないものの、ほつれが見え常に神経がいってしまう?ようです。 

中には「ひもが見えてきた」とクレームを受けたことがあります。 縫い方に対してのお小言のようですが、つま先余裕の話をしても納得いただくことが少ない。 もう少しつま先余裕のある靴にしてください、と申し上げても納得いただけないことが多いようです。 つま先余裕よりデザインの好みが先行してしまうのでしょう。 長く見える靴は履きたくないと言われた
ことがあります。

靴のトウ先にゆびが当たっていると爪も厚くなってしまう。 またトウ先に汗がかきやすくなり、いいことは何もありません。  
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3002

2022年6月18日 (土)

膝を曲げたまま歩く人を見かける 

膝を曲げたまま歩く人の多くは30歳過ぎぐらいまでの青年が多いようです。 高齢者ではできない芸?のように思います。 その要因は、持ちこたえるほどの筋力が脚に残っていないから?かもしれません。

膝を曲げて歩く人は朝の通勤時のあわただしい時間帯に多く見受けます。 膝を曲げれば歩幅が短くなり、どうしても静かな歩調になるようです。 見ていると小走りになりやすくいつも急いでいるように感じます。 そのような人に限って多くの荷物を腕に抱えています。

どうして歩行時に膝が伸びにくいのでしょう。 おそらく体幹が育っていないからでと思われます。
昨今言われているゲームやタブレットに熱中する若者かもしれません。 座っても脊髄が円背になりやすく、どうしても運動不足になってしまうのではないだろうか。

膝が曲がった歩行者の靴をみると、ヒールの摩耗が激しい人が多いようです。 すり足になってしまうのは当然なことですが、ヒールの摩耗に気がついていないようです。 足もとの靴をみる余裕がなくなっているのかもしれません。 

そのうち「立てなくなった若者」と呼ばれる可能性があります。 
何とか気づきの機会はないものでしょうか。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3001

2022年6月16日 (木)

ブログを開始して3,000回、改めて足と靴を考える  

2006年5月に開始した当ブログ「靴と健康ホスピタリティーライフ」、最初のページは「足には表情がある」という内容でした。 
その中に、「子供のころを思いだしていただきたい。足の裏に触れられると瞬間に足を引っ込めた、あの時のあまりのくすぐったさ。 人は敏感な足で生まれてきているのに年令と共に足は鈍感になっていくようです。 敏感な足を取り戻しをしたいものです」と記しました。

開始してから17年目。お陰様で3,000回になり多くの方からコメントを頂き大きな励みになっています。
ところで足裏は今でもくすぐったいという人はいるでしょうか。 くすぐったい人は元気な方が多いように見受けます。 それは足が喜んでいるという証ではないでしょうか。 「靴選びは足の機嫌のよい時にしましょう」また「オシッコとウンコの話(足の裏は語る・ちくま文庫から)」など足裏に関する話を取り上げてきました。

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我々は足で立ってそして靴を履いています。
先人から「足を大切にしなさい」とよく言われています。 しかし世の中の靴生活を見ていると、どうもそのようになっていないように感じます。 

帰宅した時に足を洗う人はどれほどの割合になるでしょう? その上
靴の管理がおろそかになっているように思われます。 靴を磨く回数が少なくなっているようです。 

最近は「浮きゆび」の増加が叫ばれるようになってきました。
その要因として、運動不足や長い靴生活、靴のフィッテングなどの影響があるようです。 いいデザインいい製法の靴だけでは解決しないのは靴の難しいところです。

そろそろ足ではなく「足ゆびの大事さ」を語る人が多くなってほしいものです。 

これからも靴生活の啓発を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3000

2022年6月14日 (火)

玄関にイスを置きましょう  

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この頃はマンションに住む人が多くなっていますが、その玄関のスペースは限られている。 その中で「イスを置いて」という話はあまり現実的では? しかしそこは工夫です。 置いてみると意外に使い勝手がいいのです。 
そこでマンションの施工者にお願いです・・・玄関にイスを設置願いたいのです。そして足もとを明るくしてほしい,
できればコンセントを玄関に取り付けて頂きたい。 電気スタンドが置け、ひも結びがよく見えるようになります。

イスが必要な訳は、ひも結びが面倒に感じやすいから、さらに靴を履きトウを上げながらヒールをトントンしながらひもを結ぶとしっかりフィットします。 それにはどうしてもイスが欠かせないのです。 踵周りのフィット感は瞬時にわかるものです。
疲れてくると誰でもイスがほしくなります。 最近は若い方にも同じようなことが起こっているようですが。 

靴の着脱は意外にやっかいなもの、それを解消するには靴を脱ぐときがポイントです。 靴ひもをたっぷりゆるめて靴を脱ぐことです。 そうすると履くときに簡単に足が入る。 履くときの面倒さの解決は、実は脱ぐときにあるのです。

靴の着脱を容易にするために玄関にイスを置きましょう。  
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2999

 

 

2022年6月12日 (日)

靴のヒールを擦って歩く  

ヒールを擦って歩く人の多くは高齢者のようですが、意外に若い人にも見るようです。 特にサンダル履きの人に多く見受けます。

よ~く考えてみると不思議なことす。 それは家の中など素足で歩くときは擦っている人はいない。 昔よく言われたものです・・・「畳の上は擦って歩いてはいけない」と。
どうして擦って歩いてはいけないのでしょう? 無精な人と思われるから?

それでは、どうして素足では足を擦らないのでしょう?  それは明らかなこと・・足裏がすり減れば痛みになることが予想できるからでしょう。
ところが履きものを履くと擦ってしまう。 それは単純に「ものぐさ」なのかもしれません。 踵を上げるのも「めんどうくさい」、意外とそのような方が多いような気がします。

路上を歩いているとき、歩いている人のヒールの
ズルッとする音が気になります。 本人は気がついていないようです。 
そのような人に限って、「私はヒールがいつも減ってしまうんです」と言われます。この話は靴選びをしているときに出る話です。 そしてヒールが減るのはなぜでしょう?というわけです。 何かお笑いのような話ですが本当の話です。 

素足で擦ることはないのに、靴を履くと擦ってしまう?
わずか300gほどの靴に重さを感じる? 足首を上げるというわずかなことが面倒になるのかもしれません。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2998

2022年6月10日 (金)

足がつらい  

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写真では靴を脱ぎ左右の踵がみえていますが、足の置き場がないといったところです。
このような光景は意外によく見ることですが、おそらく知らず知らずのうちに靴を脱いでしまうのでしょう。

どうしたら足の辛さが改善できるのでしょうか? 外出の途中では写真のような方法ぐらいでしょう。 中には会議中などでも見受ける光景ですが、会議のテーマに真剣に向き合えるのかな?と心配になります。
足と靴は身体の土台とよく言われますが、土台が安定しなければ仕事にならないでしょう。 

上記のような症状がもし「うっ血」からきているとすれば、どうしたら改善に向かうかを考えてほしいものです。 身体のことですから、簡単な改善は難しいと思われますが、まず靴から初めてみましょう。

写真のように履きものを脱ぐ背景には足ゆびの静脈によるうっ血が考えられます。 そのような人は、ゆびが軽く動く靴に切り替えてみることです。 特にひものある靴に取り換えるとゆびが自由になりやすいものです。 
それから土踏まずが低下しやすい人は、踏まずを支えられる靴にする。 また踏まずを支える中敷きを挿入してはどうでしょうか。 その時は、中敷きを入れてつま先が小さくならないことが基本です。

靴を脱いでグーチョキパーの足ゆび運動をして見ることも大事です。 つま先立ちの運動も行い、力が入りやすくすることも大事です。

いつの間にか靴を脱いでしまう、そのような人は改善策を考えるというスタンスを常に持つことが大事なことです。 靴選びの際シューフィッターにアドバイスを受けることもいい方法です。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2997

2022年6月 8日 (水)

浮きゆびの話

この頃、散歩からウォーキングへと叫ばれ、さらにゆびを使って歩いていますか?と問いかけをするインストラクターが増えています。 
しかし、多くの方に「ゆびを使って歩く」とはどういうことなのか、そんな戸惑いが見えるようです。 それだけ足ゆびの話が少なかったようです。

実は30年以上も前に足の「浮きゆび」が指摘されていました。 足を計測していると床に接地しないゆびが多くなっていることに研究者が気がついたのです。 研究者はこのままでは将来大変なことになると語っていました。

そのときの「浮きゆび」の子どもが現在親になり社会の中枢になってきました。 当然なことですが、現在の働き盛りの中に、ゆびをあまり使わずに歩いている人が多くなっていることになります。

人は歩くとき(立っているときも)には自然にやや前傾姿勢をとるものですが、あまりゆびを使わない生活が続くと直立姿勢の方が増えてくる。 直立姿勢で歩くと、歩幅が狭くなり歩行時にゆびがあまり使われないことになり、10,000歩のウォーキングでも効果が限定的になってしまうでしょう。

ウォーキングの指導者は前傾姿勢をとることを啓発されていますが、浮きゆびの話はあまりされていないようです。 足ゆびを使うことで足腰が強くなる。 そのことが忘れられているような気がします。 
足ゆびのグーチョキパーの話も大事ですが、浮きゆびの話も出して頂きたいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2996

2022年6月 6日 (月)

ウマの蹄(ひづめ)から、履きわけのすすめ  

一本ゆびの動物は馬とダチョウぐらいでしょうか? どちらの動物も快速で走ることができる。 図はウマの肢の進化ですが、最初は5本ゆびだったようですが、現在は一本になっている(図の右端)  このようにより速く走ることに特化すると一本ゆびに進化?し,さらにスピードを発揮するために蹄(ひづめ)は分かれずにまとまっていく。

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人の五本ゆびの足をみると、ゆびによって機能がわかれていると言われるが、馬の蹄は中ゆびに集約され、一本の蹄が強力な蹄になっているのです。 一本の蹄のためにウマは直線を走ることにたけている。 
その点ウシは蹄がわかれているため、曲線でも容易に動き回れるという特性があります。

ヒトの場合はどうだろうか?
そこで考えたいのは靴の履きわけです。 今まで「履きわけ」を提言し数十年経過しているが、実際はまだまだ理想的な靴選びができていません。 それは兼用したいという気持ちがはたらくからでしょう。
靴のトラブルの多くはつま先に集中しているが、その要因は五本のゆびをもっているからです。

タイムを争うスポーツ用の靴は一本ゆびのようなスタイルで正にウマの蹄に近い。 五本のゆびに力が分散するより、馬のように一本にまとめれば大きな力が働くということになります。

スポーツ用の靴はタイムで評価されるが、歩く靴の評価はなんだろうか? 
[図は「ヒトの足」から 水野祥太郎 創元社]

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2995

2022年6月 4日 (土)

意外と二段ハトメが使われていない 

写真はスニーカーの後足部です。
丸印は「二段ハトメ」と言われています。

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双方向に矢印を入れている訳は、二段ハトメに通しているひもを締めることでヒール部が引き上げられやすいことを示したものです。 引上げる動力は足の踵より足の甲で引き上げる構造なのです。
そのためにも、ひもをしっかり締めてほしい。

しかし、この二段ハトメを使っていない人が大変多いようです。 
なぜハトメが二段になっているのか?について理解されていない、また履くとき脱ぐときが面倒、などの理由で使っていない人が多いようです。

どうしてハトメがこのようになっているのか? 購入するとき販売員に質問をしてほしい。
繰り返しになりますが、二段ハトメをしっかり締めると、足の踵のストレスが少なく、ヒールの引き上げが大変容易になります。 その結果自然に歩幅が広がり軽快な気分になります。

ひもの通し方はどうするのとよく聞かれますが、やってみると意外と簡単です。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2994 

2022年6月 2日 (木)

サンダルの後足部が余りすぎ? 

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写真はサンダルですが、後足部がだいぶ余っている? しかも左と右では余り方にだいぶ違いが、さらに左右の足の間隔(歩隔)が広い。 一般的に着物の場合は草履の後足部分は見えないのが普通です。 
写真のような履きこなし?をすると「ツッカケ」になってしまう。

サンダルの後足部が余り過ぎると、泥が跳ね上がると言われたものです。 それ以前に何となく歩きにくそうですね。 歩くにくいから左右の間隔が広くなるのかもしれません。

女性の着物姿に、草履の履き方をみると「粋な装い」と感じる人が多いようです。 その装いはデザインではなく履き方で、草履の後足部が踵で隠れて見えない。  
足もとは身体の土台と言われていますが、草履は足もとより小さく履く・・・このようなバランスが粋というものかもしれません。 

できればサンダルでも粋な履き方をしてほしいものです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2993

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