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2022年4月30日 (土)

安全靴について  

ずいぶん擦り傷の多い安全靴です。 これで安全が保たれているのだろうか?

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靴はブーツのようで履き口をひもでしっかりくくられています。 仕事途中の様子でしたが少し疲れが見えていたような素振りでした。 ブーツを見た直後感じたことは「どうして手入れをしないのか?」ということです。 

しかし手入れ以前に重要なことがあります。
トウ先を見ると、何十回も様々なところに当たっているという事実が見えます。 トウ(靴のつま先)が当たることは転倒の始まりです。 もし私が現場を指揮する者であれば、危険を察知し相手に注意しながら改善を促すでしょう。 
靴が軽く感じているか? 
靴のサイズが合っているのか? 
履き方が的を得ているのか? などと話をするでしょう。 
安全靴はつま先にプラスチックが入るため重量があります。 責任者は履き物に常に関心を持つべきです。

つま先の重い安全靴を一日中履いていれば相当疲れるものです。 足もとの話は個人的なところと多くの方が思っているようですが、事故もなく無事に仕事が完了することが最終の目的なのです。

これほど摩耗しているブーツを磨いていれば、「どうしてこれほどまでになるのか?」と気づいてほしいところです。 そして仕事中危なかったことをハッと想い出すに違いありません。 
そのような気づきのためにも靴を磨いてほしいものです。 そのためにも現場の事務所に靴磨き道具を置いてはどうでしょうか。
ブーツをしっかり履いて軽い足取りを感じてほしいものです。    

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2977

2022年4月28日 (木)

どちらを選びますか? 

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トウ先(靴のつま先)の長さは好みが強く現れるところです。 写真は少し以前の靴ですが、どちらもつま先余裕が5㎝もあります。 
奥の靴はトウ先が上がり、好みという人は少ないようです。 その点、手前は水平に近く好みの人は意外に多い。

つま先余裕が長くなるほどトウ先は上がると一般的に言われています。 その点奥にある靴は常識的な靴ですがファンは少ないというのは残念なことです。 ただ最近はつま先上がりに抵抗がなくなっているような気がします。 その要因はスニーカーの流行から? かあまり気にならないという人が多いように思われます。

ファンが多いと書いた手前の靴は、使用後に履き心地が今一つですと言われたものです。 その訳は歩行中トウ先が擦れることがあるというものです。 擦れるより引っ掛かると大変、そのようなことに視点をもってほしいものです。

つま先上がりを「トウスプリング」と呼んでおり、快適歩行には重要なところ。 ところが好み優先になると売れにくいという難しさあります。
靴の販売に苦労する、好みと靴の機能。 なかなか一致するのが難しい。

よい靴を探すにときは好みを振り切ることも大事なことです。 それには時間のある時に慎重に靴を探す以外には手はありません。 シューフィッターに靴の特徴や履きやすさを聞いてみるのも一つの手です。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2976

2022年4月26日 (火)

足は丈夫?  

足って強いですね、と語られるほど足裏は丈夫なところです。
フォトサロンなどの写真展などに伺うと、裸足(はだし)の光景を沢山見受けます。 多くはアフリカや東南アジアの写真ですが、裸足でも不安定な立ち方をしている光景はほとんど見受けない。 むしろ裸足のほうが姿勢がいいようです。 

写真をよく見るとヒール真下が摩耗し足の踵が見えている。 おそらく繰り返しすり足で歩いた結果ではないでしょうか。 さらに驚くのは足の踵に痛みなどの問題がないように見えることです。 もちろん問題がないから気がつかない?のかもしれません。 当然なことですが痛くなれば気がつきますから。

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この写真は足は丈夫であることの証のようです。
足の踵はショックを吸収するために、厚い脂肪層で覆われハチの巣のような形状になっているという。 しかし、このまますり足を続ければ思わぬことになるのではないでしょうか。

裸足の足は丈夫、しかし残念なことに靴を履いたがためすり足をしてしまう。 その結果すり足を続ければ大変なことになる。 靴を履く意味を問いたくなります。
靴生活をするには歩き方から指導する必要がありそうです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2975

2022年4月24日 (日)

靴のクリームの取り扱い  

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皆さん靴を磨いてますか。 静かな玄関で一人で磨いているといろんな思いが浮かんできます。 この前磨いたのはいつだったかな?などと。 そのような瞬間は何ともいえない充実した時間です。

皆さんにお勧め・・・靴用クリームを指でつけてみてください。 顔には指でクリームをつけていると思われますが、そのときのクリームの滑らかさが靴クリームにも感じます。
デパートなどの化粧品売り場ではカラーのクリームは手の甲につけ色調をみます。 甲にクリームを付け確認している光景は説得力を感じます。
靴クリームも化粧品と同じ、そのような思いを共有したいものです。

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ずいぶん以前のことですが、靴クリームメーカー大手の部長さんが、「靴クリームの瓶を香水の瓶のように格式を感じられるものにしたいものです」と語っていたことがありました。
その頃は化粧品の瓶でも素晴らしいものを使い始めたころですが、靴用の瓶は以前とまったく変わらないものでした。 中にはチューブ入りもあり色の確認がむずかしい、そんなことが長く続きました。 部長さんの言葉に化粧品と靴用のクリームを同格にしたいという強い思いを感じたものでした。

指でクリームを付けていると気がつくのですが、指の体温でクリームが程よく滑らかになり、よく伸びることがわかります。 その結果ごく少量で済むこともわかります。 顔にはクリームのつけすぎはよくないと言われていますが靴クリームも同じです。 
靴クリームが化粧品のようにそのような時代が来ることを願っています。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2974

2022年4月22日 (金)

動物は常につま先で歩いている  

動物はつま先が弱ければ餌食となってしまう。 
それは当然の事で逃げる手立ては肢しかないからです。 それもつま先だけで走っている。 考えて見ると、人はつま先で走るときは、非常時などよくよく急いている時以外にはないものです。 もちろんスポーツなどではよく見受けますが、それでも長続きはむずかしいでしょう。

さる整形外科の医師は、「動物は体幹のトレーニングは行っていない、それでも人間より運動能力が高い」と語っている。 その理由として最終的に行きついたのが、「足ゆびの刺激が体幹を鍛えている」から。この一言です。 

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以前にも投稿していますが「浮きゆび」の問題がクローズアップされるようになってきました。 実は40数年も前から、研究者の間で幼児の浮きゆびの増加に警鐘をならしていたのです。 その時の幼児が社会の中枢になった今、多くの方に「浮きゆび」が見られるようになったのは当然なことです。 しかしまだ関心が高いとは言い切れません。 
浮きゆびに関心が少ないのは、足ゆびの機能が語られていなかったからです。

テーブルに姿勢良く(イスに半掛け)座った状態で、手の平をテーブルにつけゆびで押して見ると腰周りに力が入ることがわかります。 もちろん座ったまま足ゆびに力を入れてみても、手と同じように腰周りに力が入ります。 ここで手と足は似ていることがわかりますが、人の始まりは四つ足動物と同じ?ということが何となくわかるような気がします。

足の第一趾と第二趾に力を入れると大腿と腰の前に力が入る。 第四趾と第五趾に力を入れると腰周りの後ろ側に力が入り、第三趾は第一・第二・第四・第五のすべての機能が発揮される。
例えば馬の蹄(ひづめ)は人の第三趾に当たると言われています。 

ゆびの力を発揮するには靴選びが重要で、試し履きの中でゆびの力が十分に発揮されるものを選んでほしい。 そしてあおり歩行を念頭にゆびを使って歩いてみましょう。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2973

2022年4月20日 (水)

足ゆびを使ってウォーキングをしていますか? 

足ゆびの働きについてはあまり語られることが少ないようです。

以下のような内容を教授頂きました。
第一趾と第二趾は腰の前や大腿部に影響し力が入る。 
第四趾と第五趾は腰の後方に力が入る。 
さらに第三趾は、第一趾・第二趾・第四趾・第五趾すべての機能を含む。 


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改めて「足のゆびを使って歩いていますか?」と問われると皆さんはいかがですか。 多くの方はほとんど意識をせずに歩いているのではないでしょうか。 
もっとも意識をせずに歩けることは理想的なことです。
動物は踵が接地せず、ゆびだけで歩いたり走ったりしています。 ゆびだけで体幹が鍛えられているわけです。 そのため動物はわざわざ体幹を鍛えるための運動は必要ないのです。

改めて大型書店でウォーキングの本を探してみました。 ほとんどの本がここ数年前に出版されたものばかり、マラソンの本に比べてウォーキングの本の数は数分の一です。 しかも足のゆびの働きに触れている本は非常に少ない。 
先月の3月12日に「浮きゆびの増加」としてブログを発信していますが、足ゆびが使われなくなる始まりが浮きゆびです。 ゆびが浮いているということは全身が後傾していることを示し大変なことです。
足ゆびの働きについて多くの方に気づいて頂くためにも識者による書籍の出版を期待したいものです。

ウオーキングは、骨盤をたて少し前傾姿勢をとるとゆびを使って歩けます。 さらに腕を後ろに水をかくように振ると脚は自動的に幅が広がり、蹴り返し時にゆびに力が入りやすくなります。

毎日のウォーキングにテーマを設定しましょう・・例えば「今日はゆびを使ってと」、その他いろんなテーマを考えることも楽しいものです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2972

2022年4月18日 (月)

革靴を量る  

革靴の重さはジャスト200g。 写真はずいぶん以前のもので店頭にディスプレーをしていたもの、こんなに軽量ですよと言わんばかりです。 
以前靴の購入に来店された顧客が、靴の重さを手で量っていた光景を思い出します。 それを見ていた年配の販売員が「お客様、靴は手で履くものではありませんよ」と一言チクッとアドバイス?をしていたものでした。

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近頃は手で量る方が少なくなりました。 最近はいろんな靴が出ていますが、多くの靴が軽い靴ばかりになってきたからでしょう。

以前の話ですが、靴の重さは振り子の原理で軽快な歩行ができると言われたものです。 グットイヤー製法のような重厚な靴を履きたいという若者が多かった。 そのような靴の重さは片足(かたそく)500g以上はあったように記憶をしています。 写真の靴と比較すると何と2.5倍にもなる。 しかしそのようなしっかり作られた靴に今でも多くのファンがおります。 足もとがしっかりして気持ちがいい、履いているという感覚がある、とよく言われます。

ますます軽い靴ばかりが目につくこの頃ですが、しっかりできた靴はそれなりの重さがあります。 
靴の重さが気になる人は、足はこびが辛くなっている人かもしれません。 そうしてみると靴が気にならない人は健康であるともいえます。
高齢になってもきちっとした靴を履き通したいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2971

2022年4月16日 (土)

靴の履き方に工夫  

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写真の長靴、どんな状況かわかりますか?
スラックスの中に長靴が通され、スタンバイされているところです。 長靴のトウ(つま先)を見ると硬い鉄芯、又はプラスチックが入っているような安全靴のようです。

実は、この場所は消防署で横に消防自動車が待機しています。 
通りすがりにこの光景を見た瞬間「ご苦労様」と思ったものです。 火災発生のあわただしさが目に見えるようです。 ここまで工夫している消防職員に敬意を発したくなります。

このような様子と比較すると我々の日常の靴の履き方はあまりにも無頓着すぎるようです。
玄関での靴の着脱についてしっかり考えてみましょう。
例えば、靴を履くとき足が入りやすいように靴ひもをゆるめておくことです。 そのためには帰宅した際に、靴ひもをしっかりゆるめて靴を脱ぐことです。 そしてそのまま保管をすること。
また明日履く靴を前日に用意をして玄関に出して置くこともいいでしょう。 暇ができたら靴を磨いておきましょう。 朝は誰でも忙しい時間ですから。 

消防職員は常日頃から身体を鍛え、高い位置にも軽々と上れるようにしていると聞きます。 そうでなければトウ先端の重い安全靴も履きこなせません。 消防士はつま先から手先まで常に運動が欠かせない。 
改めて写真のような『工夫』に脱帽です。
 
我々も、靴を履くことにもっともっと工夫をしましょう。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2970

2022年4月14日 (木)

つま先余裕が足りない  

写真を見るときれいに手入れをしながら履かれてますね。 スリッポンと言われる、ひも無しで甲部にゴムの付いている靴ですが、最近は履いている人が少なくなったようです。 甲にゴムがあれば比較的フィットして歩きやすく忙しい方に重宝されています。

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ただよく見るとトウ先(靴のつま先)のフィット感がもう一つのようです。
それは、トウに第一趾(おやゆび)の爪が当たっている様子が見えるからです。 その位置は左右で少し違うようですが、当たっていなければもっと快適に歩ける。 当たり方はわずかですが、靴が重く感じてしまうのです。

第一趾は前方に足を運ぶときに上を向くことで歩幅が広がります。 そこにトウの高さ(厚み)が必要になります。 第一趾の爪が天井に当たると足運びが制限されてしまう。 その高さはほんの数ミリです。 

このようなわずかなことが靴のフィッテングです。 靴選びの際は真剣に確認しましょう。 フィッティング時は何も考えずに慎重に行うことが求められます。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2969

2022年4月12日 (火)

足と手  

毎朝足ゆびの動きを確認をしています。 その方法は左右の足裏を合わせ、左と右の趾(ゆび)どおしで確認するという単純なことです。 
例えば、左の第一趾(いっし)と右の第一趾を合わせる、次に第二趾、第三趾、第四趾、第五趾骨と次々と両足の趾で確認する。 不思議なことに第二趾だけが判りにくいようですが、私だけかもしれません。

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そこで写真のように、足ゆびと手の指で第一趾から第五趾の順に足と手を同時に行ってみました。 その結果意外なことに気づきました。 解かりにくかった足の第二趾が判るのです。 

器用さで手にはかなわないようですが、
もう少し足も器用になればと思いながら毎朝足と手を同時に動かしています。

最近、整形医から「足ゆびを使うことで体幹が鍛えられる」と、教授を頂いています。 
以前に比べ「足ゆび」の情報が多くなっているように思われますが、それでもウォーキングの処方箋(書籍)でも「足ゆび」を使うという項目はほとんど見かけることはないようです。 研究者の方へお願いです・・・もう少し足ゆびやその活用についてお教えいただきたいのです。  

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2968

2022年4月10日 (日)

フィット感の確認・・いろんな動作をしてみよう  

店頭において試し履きを見ていると、靴を傷めないように気遣いをされる顧客を多く見受けます。 お陰様で靴の管理の上で大変助かっています。 しかし靴ベラを使う手つきから、自宅では靴ベラを使っていないと思われる人がいるようです。

ところで、フィット加減を確認する姿は皆さん一様ではありませんが、多くの方は一直線を歩いて戻ってくるという簡単な動作が多いようです。 そのスピードは様々で一回の歩行で決定する方もいます・・・よほど自身があるのでしょう。 しかし靴はサイズも同じではなく素材や靴型も違います。 もう少し慎重に選んではどうかと思うことがあります。

フィッテングをみる行動として、少なくとも蛇行しながら歩いて確認してほしいものです。 わずかな蛇行でも靴内では足は必ず動いています。 さらに外くるぶしが当たらないかを確認してほしいのですが、方向を変えた側のくるぶしが当たることが多いものです。

それから、少し歩行幅を広げて歩いてみてください。 靴の腰周りがきつく感じることがあります。 また歩行幅が広がりにくいこともあります。 このようなときは足ゆびが少しきつめかもしれません。

さらに底の材質の滑りも重要です。 もし滑るのでは感じたときは、周りを見渡し床材の違うところで歩いてみることです。 スベリについては、購入後歩いてしまってから気づいたのでは遅いのです。
その逆に全く滑らない底材も気になります。 歩きかたは人それぞれですから重要なことです。

上記以外にチェック方法はまだまだあるはずです。 
皆さんはどのようなチェックをしていますか? ぜひお教えください。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2967

2022年4月 8日 (金)

フィットする靴選び・・踵の感触 

靴に足を通した瞬間に感じるのが踵の感触です。

足の踵は硬い皮膚でガードされている。 しかしその割合に実にデリケートなところで、わずかな突起物でも強い痛みを感じます。 そのようなとき靴を脱いで確認して見ると、ほんの小粒な石だったりします。 わずかな小石でも、どっしりと体重がかかると強烈に痛い。 まさに防御反応が起こります。

踵周りの感触は手の平で包まれたような感触がベストです。 
靴の腰周りは、きつくなく足の踵のカーブに沿うことが重要で、なかなか面倒なところです。 踵周りにきっちり沿うとしっかり立つことができます。 しかし現実にそのような靴を探すのは容易ではありませんが、じっくり探してみましょう。

足の踵は、立った直後に踵幅が広がるため、靴の後足部がフィットすることを感じます。 
イヤな感触が感じやすい部位は踵のアキレス腱と、外くるぶしの真下です。

立った直後にくるぶし下に当たる靴は要注意です。 そのような靴は腰周り(靴の月型芯)が高すぎるため別の靴を選び直しましょう。
ごくわずかでも当たるかな?と思うような靴でしたら、左側にそして右側に蛇行しながら歩いてみましょう。 方向を変えたとき、曲るほうの外くるぶしが下がるため、くるぶし下に触れる又は当たりを感じることがあります。 やや触れる程度でも必ず踵敷きなどの調整が必要になります。 歩いていれば解消するかなと思ってはいけません。
 
もし購入後、歩行中にくるぶし下が当たってきた場合は、すぐに持っているハンカチやテッシュペーパーなどを足の踵真下に敷きましょう。 絆創膏がありましたら、すぐにくるぶし下に貼りましょう。 数メートルでも我慢をして歩くことは避けたいものです。 その他、靴の腰周りのトップラインを手の指で押して下げてみるのもいいことです。 それでも足の踵下にハンカチなどを敷くことが大事です。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2966

 

2022年4月 6日 (水)

フィットする靴選び、つま先余裕 

つま先余裕はもっとも大切なチェックです。 トラブルの多くはつま先余裕が少ないことから発生することが多い。

人はつま先余裕の少ない靴を、どうしても選んでしまうようです。 
その理由は多くの方が感じているのではないでしょうか。 理屈としては、足の形は逆三角形になっており、踵は小さくゆびさきが広い。 立ちやすく歩きやすい構造になっていると言ってもよさそうです。 足に逆らうような形の靴を選ぶことに、大きな要因が隠れているように思われます。 

そのようなところに、つま先余裕のある靴を選ぶには、靴の経験及びわずかな知識が必要になるようです。
次に上げる内容は少し大げさなようですが重要なことです。 

靴の中で、グーパーができることです。 ゆびは開きにくければ力が入りにくいためにどうしても欠かせない動きです。 特にウォーキング用の靴は重要なチェックポイントです。 ただかしこまったところで使用する靴やパンプスなどはその限りではありません。

グーパー意外に足ゆびでわずかにチョキができるとさらに歩きやすくなります。 チョキは第一趾が上を向きますが、その高さが十分にあることでゆびに力が入りやすくなります。 チョキができると歩幅が軽快に広がりやすくなります。 ちょっとした上り坂や足もとの悪いところでは特に欠かせないポイントです。
つま先余裕をまとめると、前方・外側(第五趾側)・内側(第一趾側)そして上部に余裕が必要です。

足は、歩行中靴の中でわずかに前滑りを起こします。 そのためにゆびの居心地に影響されやすく、つま先の余裕が必ず必要です。 トウのデザインにもよりますが、10ミリから15ミリの余裕をみたいものです。 
すり足など足の上がりにくい人ほどつま先余裕が必要になる。
ひも締めもきつさに弱い人は、ひもをゆるくしがちです。 そうすると靴内で前滑りが発生しやすく、つま先が当たりやすくなるため、つま先余裕をとりましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2965

 

 

2022年4月 4日 (月)

フィットする靴選び・・・大事な靴ひも  

最近ひもの付いた靴を使用する人が多くなってきました。 かつては靴ひもを敬遠する方が多かったが、ウォーキングブームの到来で靴ひもに抵抗する人が少なくなったようです。

ところが多くの方は立ったままひも靴を履き、中腰で靴ひもを締めている。 これでは靴ひもに期待するフィットする機能が半減してしまいます。
スポーツクラブでは複数のイスを常設してるものの、半分以上の方が立ったまま靴を履いています。 おそらく靴ひもの機能が理解されていないからでしょう。 不思議なことに足が上がりにくい人やすり足気味の人でも立ったまま靴を履いているのを見受けます。 それもひもを解かずに手のゆび先を入れ、トウ(靴のつまさき)を床にトントン打ち付けている。 おそらく生まれてから50年も60年も同じ動作で靴を履いているのではないでしょうか。

そこで靴は座って履くものであることを啓発したい。
その訳は、座ると足の甲周りが細くなるからです。 イスに座ってひもを締め結ぶと、
立ったときに足は太くなるためしっかりとしたフィット感がえられます。 そうすると歩行時に足ゆび全体に力が入りやすくなり軽快に歩けます。 

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大相撲を見ていると、甲部分にテーピングをしている力士を多く見受けますが、このテーピングは靴のひもと同じような機能があります(上記写真) 
相撲の勝負は瞬間で決まりますが、歩行は非常に長い時間歩きます。 それだけに靴ひもを締めることで歩きやすさを出すことは重要なことです。

自宅の玄関にもイスを設置を願いたいものです。 そして足もとが見えるよう照明を明るくしましょう。

帰宅したら、イスにかけて靴ひもを十分に緩めて靴を脱ぎましょう。 そうすると翌日靴を履くときに便利です。 そのような習慣を家族全員に浸透させると、いい靴社会になるものと信じます。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2963

2022年4月 2日 (土)

フィットする靴選び、靴べらの使い方

靴を購入するときは、できるだけシューフィッターと共に選んで頂きたいのですが、もしシューフィッターが不在の場合、靴べらの使いかたについて記してみます。 写真の手つきはシューフィッターが靴を履かせるときの参考例です。

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靴ベラを入れる、そして抜く瞬間に着目してみましょう。
靴ベラを使う、その位置は踵のやや内側に入れるのがポイントです。 その訳は、足を入れると踵は靴の内側に出ていますから、そのままでは入りにくい。 そのため踵のやや内側後部に入れるとよいのです。 

足が入った直後、軽快な音がすることがあります。 その音は特にスリッポン(ひもなしの靴)に多いのですが、スポッというエア(空気)の抜ける音です。 小生はこの音を頼りにフィッテングをしています。 頼りというより楽しみにしているのかもしれません。
足が入った直後に靴ベラを抜くわけですが、このときの靴べらの抜け加減を手の平に感じることが重要です。 抜けにくいときは靴がきつすぎる、それは当然なことです。 反対に抜くときにあまり抵抗がなさすぎるとサイズが大きいということになります。

靴ベラがないとき多くの方は指を使うようですが、靴べらを持っていなければ、名刺や薄めのカードなどを利用してはどうでしょうか。 ただ靴のトップライン(履き口)が割けたり、月型芯が崩れるなど消耗することがありますので注意が必要です。 

そこで靴屋さんに行くときはマイ靴べらをもって出かけましょう。 店頭にある靴べらは素材も長さも厚みもグリップの感触もさまざまですから、足を入れたときの感触が一定ではありません。 そのためにもマイ靴べらを使うことは大事なことです。  

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2963

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