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2022年3月30日 (水)

ウォーキング後のアフターケア  

ウォーキング後のアフターケアはとても大事なことです。 
数十キロの体重が片足にかかるため相当な負担になっています。 そのため疲労の回復を行うことは欠かせません。 また足にかかる障害を防ぐためにも大事なことです。 

さっそくですが、まず靴を脱いで足裏を押すことです。 握りこぶしを作り中指で足ゆびの付け根から後ろまで全体を押します。足裏を押すことは簡単なことですが、意外とやっていない人が多いのではないでしょうか。 押しているといい気持ちになりポカポカしてきますよ。

二つ目は足首を回します。 足の内側と外側のくるぶしを同時に指で押さえ、片方の手でつま先をつまんで内回し外回しを行います。 硬い方向があれば入念に回すことです。

三つめは、仰向けになって天井に手足を上げブラブラすることです。 これも簡単なわりにいい気持になり、疲労物質が戻ってきます。

アフターケアを忘れずに行いましょう。
「継続は力なり」です。ごくわずかなことでも毎日実行することで、次の日も元気に歩くことができます。

上記の内容はNHKラジオから、黒田恵美子教授(東京大学医学部教授)の話を参考に致しました。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2962

2022年3月28日 (月)

裸足(はだし)の生活  

大昔は多くの人が裸足(はだし)の生活をしていたようです。

足もとは実にイキイキしており立ち姿も美しいと表現したいほどです。
足もとが小さく少し見にくいようですが実に闊達に見えます。 

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日本では街中を裸足で歩くと疑いの目で見られることが多いが、小生が小学生の頃は裸足で畑仕事を手伝っていました。 畑では、子どもから見ると大きく見える鍬(くわ)を持って振り上げていた。 今でも忘れることができないのは、鍬で足もとがケガでもしたらと、とても不安でした。 それでも仕事が終わり近くの川で足を洗うときの爽快感、足ゆび一本一本に手の指を入れ泥を洗い落としたこと今も忘れていません。

靴を長らく販売している者からみるとおかしな話ですが、裸足で外で歩く感触を多くの方に経験をしてほしいものです。 畑などのように、やわらかいところでは、すべての足ゆびが動いているのがわかります。 それぞれのゆびが仕事をしているかのような経験は実に貴重なものです。 そして足は身体の土台であることを実感する、その瞬間は貴重なことです。

地面に裸足で立って見るとわかりますが、猫背などする余裕すらありません。 自然にシャンと背が伸びてしまいます。 どうしてこうなるのか、その訳を知りたいものですが、おそらく地面に立っていることを足裏が感じているのかもしれません。 それは時によって防備の瞬間かもしれません。
そう考えると靴を履いたことで危険が予知できないか、または感じる瞬間が遅れる、さらに余地の必要がないと考えてしまうのか。 
つま先を靴のトウで囲まれ安泰しきっているのかもしれません。 
 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2961

2022年3月26日 (土)

五本ゆびソックスで靴がきつい 

靴がきついという申し出が結構ありますが、きついところの多くがつまさき部分です。 人によっては五本ゆびソックスを履いていることを忘れてしまっていることがあるようです。 きつい場合は通常のソックスに履き替えてはどうでしょうか?

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靴がきついという方の多くは、靴を購入するときに通常のソックスでフィッテングをしていることがあります。 五本ゆびソックスで履くことをつい忘れてしまっているのです。

きつい部位の多くは第五趾(こゆび)です。 
ゆびの動きの中で前足部をみると、最初に接地するゆびは第五趾(こゆび)です。 第五趾に力が入らなければすべてのゆびに力が入りにくくなります。 第五趾は小さなゆびですが、接地するとき広がって強い力が入ります。 そのような重要な働きをする第五趾のフィッテングをおろそかにできません。 第五趾に力が入りにくい人を遠くからみると、ひ弱な歩き方になっていることが多いようです。 それは誰が見ても一目でわかります。 

外出中、靴のきつさが五本ゆびソックスにあると気がついたら、即通常のソックスを買い求め履きなおしををしましょう。 
ソックスの話は極々小さな話に聞こえますが、身体の健康を考えると重要なことです。

靴を購入するときは、どのソックスを履くのかを決めてからフィッテングをしましょう。 自宅を出る前に数足のソックスを持って靴屋さんに出かける、それほどに慎重さがあってもいいのではないでしょうか。
五本ゆびソックスや厚みのあるソックスなど、店は貸し出しするために準備しているところがありますので聞いてみましょう。 
 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2960

2022年3月24日 (木)

力強く歩くにはゆびの力が必要になる  

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今回は力強く歩くという話です。 それにはゆびが力強くひらけ、つかめることです。 しかし現実には足ゆびでモノをつかむということはほとんどないと言ってもいい。 そのためつかむことを忘れると、しっかり歩くことも忘れてしまうのではないでしょうか。 

最近ウォーキングを指導する先生が「ゆびで歩いていますか?」という問いかけをしています。
そんな話を聞くと、多くの方が「ゆびで歩くんですか?」という質問が入るようですが、皆さんはいかがですか?
このような質問を振り返ってみると、ゆびを使って歩いているという実感がなくウォーキングをしていることがわかります。
現実には足を気にせずに歩いているのが一般的です。 足に神経がいきすぎれば身体は硬直してしまい歩く姿勢にバランスが取れにくくなると想像できます。

足を前に出しただけでは強い力は入りにくいものです。 大事なことですが、骨盤を立て足を踏み出すまえに身体がやや前傾していることが重要と言われています。 その結果、前足部に体重が乗り、蹴りだしが強くなります。 そして歩幅も自然に広がる。

最近立つ姿に前傾姿勢が少なくなっているという指摘されています。 その要因に「浮きゆび」が上げられており、多くの方が足ゆびに力が入りにくい体になりつつあります。

せめてウォーキングのときだけでも、しっかり立って前傾姿勢をとりながらゆび先まで少し気にしてほしいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2959

2022年3月22日 (火)

左右の靴を同時に見ると美しい  

左右の靴を同時に見ると美しいと言われることが多い。 
特に電車の中で座っているとき、左右の足(靴)が揃っていると特に美しいものです。 車内では足が揃っていると姿勢が良くみえるため靴までいっそう良くみえることがある。 反対に座る姿勢がよくなければ両足を揃えることは難しいようです。 靴の美しさはその人を表すと言ってもよさそうです。

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左右を揃えてみるとバランスがよく見え、さらに重厚さを感じます。 右の靴だけを持って見た場合、デザインが頭に残りにくいときがあります。 我々は靴を履いているときは常に左右が同時に見えています。 そのような習慣から左右を切り離されると異様に見え、デザインが頭に残りにくいように思います。

左右あるものに手袋がありますが、片方だけを見せられても違和感がほとんどありません。 その点、靴は朝から晩まで、そして毎日履いていますから頭に焼き付いているのでしょう。
靴屋さんの店頭を見ると、左右のどちらか一方が出ているところが多くなってきました。 機能が優先されるウォーキングシューズなどは、どちらか一方でも良さそうですが、デザインを優先するする靴は、左右を同時にディスプレイするほうがよいと思われます。 

店頭で靴の下見をして購入せずに帰ってしまうことがありますが、そのようなとき左右の靴を同時に見るとその記憶が長く残るのではないかと小生は思うのです。 その結果再来店される確率が高くなると期待したいのです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2958

2022年3月20日 (日)

靴のソールに、やさしさがみえる  

ソールの意匠(くふう)を見ると「やさしいな」と思うのは小生だけでしょうか。
 
下記の写真丸印の所は前足部で、右のほうは左足用、左側は右足用の靴です。 このように左右を同時に見ると切り込みがまあるく見え、この丸さが足にやさしくみえるのです。

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この切込みの位置は母趾球(中足骨の骨頭)部分にあり、足趾の屈曲に貢献しています。 そこで靴をフィッテングをするときの確認として、足のもっとも広い部分がこのライン上にあることが欠かせません。 
そうすると足は「あおり」をしながらなめらかな歩行ができることになる。

足の動きに準じるように靴がついていく・・・何とやさしい靴ではありませんか。
もしやさしさを感じない靴であれば、歩行の際の足運びはなめらかにならず、靴の動きに足が乗っていくことになります。 特にソールが硬めのものであれば、靴の中で足が動いてしまうことになります。 

そこで靴を購入するときは、ソールの形状もチェックを願いたい。 足裏はとても敏感なところ、決して靴選びを大雑把にしないで頂きたいのです。 


足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2957

2022年3月18日 (金)

ウマのクツ  

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春先に「馬用のクツ」というテーマは少し遅すぎるようですがご容赦ください。 上記の写真は雪道を運ぶ馬に履かせたもの、たい肥や切り出した材木などを運ぶためになくてはならない履きものです。 写真は山形県米沢市 馬用草鞋(ワラジ)と書かれていますが、小生の出身地です。 思い起こすと、雪の上を馬ぞりに積んだたい肥を運ぶ馬、その背中からは大汗が上がっていかにも辛そうでした。 それでも馬のクリクリしたやさしい目つきが今でも忘れられません。 馬は家族の一員のようでした。

馬の肢は人の足で言えば第三趾に当たり、蹄(ひづめ)で立っており踵はついていません。 そのためもっとも力強く蹴ることができると言われています。 人も馬のように、つま先にもう少し力を入れて歩行できればさらに闊達な身体になることでしょう。

ウマにクツを履かせることを誰が考え出したのでしょうか? 写真を見る限り相当手が込んだ作りになっています。 ウマはクツを履かなければ雪道は滑りやすく、雪の積もった田んぼではめり込んでいく。 それをカバーするのがウマのクツ、よく考案したものです。 日本では「履物は道具であった」と言われていますが、その昔は人も動物も、履き物は同じ次元にあったようです。 [写真は広島県 福山市 松永はきもの資料館]から。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2956

2022年3月16日 (水)

ウォーキング・・・水をかくように後ろに手を振る 

水をかくように後ろに手を振ると歩幅が伸びる。 そのようなことに気がつかれた方がいるのではないでしょうか。 しかしウォーキング中、多くの方が肘を折って前に手を上げている様子を見かけます。

腕を曲げると上半身に力が入ってしまうと言われています。 また腕を後ろに振ると子どものようで恥ずかしいと語った人がいた。
足と手は似たような動きをします。 腕を後ろに強く振ると、振り子の原理のようになり、前足の歩幅が大きくなります。 170㎝ほどの身長の方でしたら、歩幅が90㎝ぐらいに広がります。 その状態を少し続けていると足のゆびから手先まで全身が活性化されたような気分になります。 

ウォーキング中は誰しもが歩幅を広げたいと考えていますが、なかなか長続きがしにくいのが一般的です。
その多くが前に振り出した歩幅を考えています。 そうするとつま先を上に向け歩幅の長さを第一に考えてしまう。 それでは長続きしません。 

次に後ろ足のつま先に踏ん張りをかけてのウォーキング。 この方法は効果が相当あり足ゆびの活性化が期待できます。 しかしそれには強靭な足があってこそです。

もっとも効果が期待でき持続性の高い歩き方は、やや前傾姿勢を保ち骨盤を立てる。 そして腕を後ろに引きながらウォーキングをすることです。 さらに後ろの手のひらで水をかくようにすると腕はさらに後ろに引かれるようになり、同時に前足の歩幅がさらに広がっていきます。

またウォーキングポールを使用すると歩幅が広がりやすい。 両手両足を同時に使う動物に似たような歩き方になり大きな効果が得られます。 そのような歩き方を「先祖返り」と呼んでいる人がいますが、たっぷりと大汗をかき心身ともに爽快感が得られます。 

ウォーキングで忘れやすいところは足ゆびでの動きです。 できれば足ゆびをグーパーできそうな広いトウ先の靴でひもで結ぶ靴を選んでほしいものです。 そして積極的につま先を使って歩いてみましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2955

2022年3月14日 (月)

つま先の力を維持する下駄 

足の浮ゆびが増加していると前回のブログに記しました。 そこで今回は浮きゆびの解消についてさらに記してみました。

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最も解消に結びつくものは下駄ではないでしょうか。
それは、下駄に付いている歯をみると前方が空いている(オレンジマークの位置)。 歩くごとに傾斜し足ゆびに力強い力が働く。 さらに鼻緒がついていることで足ゆびにさらに強い力が入りやすくなる。 下駄を履くとわかりますが、歩行の際、第五趾から力が入ることがはっきりわかります。 第五趾から力が入ると第一趾に相当な力が入ります。 このような「あおり歩行」を実感じてほしいものです。 また下駄を履く時は素足が多く、五本のゆびが生き生きと動いてくれることも実感できます。 

ただ難点は寒いときに冷えやすい、また硬いところでは大きな音がして、さらに振動を感じやすいことです。 今更下駄という時代でもなくなかなか取り入れにくいようですが、家の周りで使用してはどうでしょうか。 特に子どもには下駄や草履を履かせたいものです。 そこに足関節の柔軟さも生まれてきます。 
毎日の一歩一歩の積み重ねは大きいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2954

2022年3月12日 (土)

浮きゆびの増加  

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足の浮きゆびは意外に発見することがむずかしいところです。 その要因は靴を履いているため見えにくいこと、そのうえ足ゆびについての認識がまだまだ低いことも一因です。 浮きゆびは、陥入爪や巻き爪、さらに外反母趾のきっかけになっていると言われることが多くなってきました。

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上記の資料は園児の調査ですが、浮きゆびなしが1980年に比べ、2000年には半分にもなっている。 たった20年間でこのようになることに驚きです。 さらにそれから20年を経た最近は、成人のかたの浮きゆびなしの方は20%から40%までになっていると言われています。 人は年を重ねるほど浮きゆびが多くなるように思われます。 また浮きゆびは男性に比べ女性のほうが多くなっているようです。

足の浮きゆびは年齢が高くなるほど大きな問題になっていくと予想されます。 高齢になると怖いのが転倒です。 転倒を予防するのが足ゆびで、常に力が入りやすくなっている必要があります。 転倒は室内のほうが多いようですが、その予防として五本ゆびソックスがお勧めです。 ゆびの間にソックスを感じると力が加わりやすくなると言われています。

外出時も五本ゆびソックスが好ましいが、通常の靴ではつま先がきつくなりやすいため注意が必要です。
足ゆびに力を入れやすくするためには、常日頃グーチョキパーをしておくことが欠かせません。 それからふくらはぎの短縮を防ぐために毎日ストレッチを欠かさないことも重要です。
 資料は「わかりやすい子どもの足とはき物の話  日本教育シューズ協議会発行 原田碩三氏」から。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2953

2022年3月10日 (木)

シューフィッターは大道芸人? 

二日酔いや風邪ぎみなどのとき「歩き方がちょっと重そうですね」と声をかけられることがあります。  しかしそのように言われても、自分で把握することは難しいものです。 歩き方は鏡を通しても自分自身ではなかなか判りにくい、できれば大道芸人(クラウン)のように真似をして見せてくれる人がいるとわかりやすいものです。

話は靴売り場の店頭でのこと、シューフィッターは歩き方などモノマネが意外にうまい人が多いようです。 それは相当なキャリアが必要になるが、歩き方で靴の不具合を発見しようとする、毎日の研鑽から生まれてくるものです。 
よく靴選びをしている時「どうして判るのですか?」と話をされる顧客がいます。 そのとき「大変失礼ですがこんなふうに歩いて来られましたので」と申し上げ、歩いてジェスチャーをしながら真似て見せると、非常に驚かれます。
そうすると「靴が合わず困っていたところです」などと話が出てきます。

歩き方はその人を表すとよく言われますが、突然真似をすると不快感をもたれることがあり注意を要します。 歩きにくい靴を使用すると、こんなふうになりますというサンプルを見せる、まさにシューフィッターは大道芸人のようです。  

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2952 

2022年3月 8日 (火)

左右の摩耗差  

 

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写真をみると、トウ(靴のつま先)先端の摩耗が気になります。 しかも左の靴だけが相当傷んでいる。 このようなことに本人は気づいていると思われるが、履いているうちに気にならなくなる?のは不思議なことです。 

どこに当たっているのか? なぜ片方の靴だけが摩耗するのか?

さらにこの靴を仕事用に履いているとすれば、身だしなみを問われるかもしれません。 スーツで言えば大事な襟、片側だけが汚れているまま先様に伺っている、それと同等でないでしょうか。

しかし、靴は洋服とは違い、身体を支える道具としての要素が非常に強いものです。 なぜ片側だけが摩耗が激しいのかについて、真剣に関心をもつ必要があります。 
どのようなどころで擦れているのか?と思った瞬間に意外と発見することがある。 たとえばいつも使っている会社の机の下に付くバーなどに当たっていることもあります。 最近はスチールの机が多くなりバーのないものが多いようですが。 そのような意外に何気ないところで摩耗することがあります。 

歩行中の足さばきに左右差が大きいのか、さらに健康問題が秘めていることも考えられる。
右足と比較して左足の関節の動きが気になる、また左足のアーチが低下し思うように動きにくいなど。 
大事なことですが「なぜ左の靴だけが摩耗する?」、ということに関心をもってほしいのです。 

摩耗の要因に疑問があればシューフィッターに相談してみましょう。事前に電話で予約をして伺ってほしいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2951

2022年3月 6日 (日)

左右を比べてみると  

左右対称になっている物で意外に気がつきにくいのが靴のようです。 多くの方はあまり気にすることもなく購入されていくが、履き続けていると、だんだん左右差に気づくことがある。
例えば、トウ部分の左右差、この部分は誰でも気になるところ、ところが購入時は気がつかないことがほとんどです。 もっとも左右差等は販売前に販売員のチェックが重要なこと、一足ずつ確認するのは業務の範囲に入ります。 しかし購入する方は、自分の靴になるわけですから慎重に点検しましょう。

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左右差をチェックするには、左右を照らし合わせて確認することが必要です。
写真のチェックは、ヒールを合わせたときの前足部の左右の開きを見ているものです。 このチェックは左右差ではありませんが、この位置が開きすぎると一歩一歩ヒールからの突き上げを感じることがあります。突き上げが身体に響きストレスになって疲れることがあります。 とくにしっかりした硬いヒールの付いている靴はこのような見方が大事です。

中にはトウ部分のストレートチップ(一文字のデザイン)が左右対称でないことがあります。 左右のトウを先にして同時に比較をして見るとストレートチップの歪みに気づくことがあります。 

それからソールのカラー(発色)に左右違いがあることもあります。 このような基本的なことはあってはならないことですが、現実には起こっているのです。

もっと不可思議なことですが、サイズの表示が左右で違っていることがありました。 違うサイズを知らずに履いて試しているものの、フィット感の違いに気づかない。 靴のサイズは如何に微妙であるかがわかります。 

靴のチェックは左右を同時に照らし合わせて行うことが基本。 靴屋さんの店頭で、左右の手を同時に使い靴を見る、そのような手つきを習慣にしたいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2950

2022年3月 4日 (金)

作業用の靴、磨かれればさらに安全に  

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汚れている靴の筆頭に上がるものは作業用の履きもののようです。 その中でも「安全靴」はほんとに汚れ切っていることが多い。 

汚れの始まりは何か? それは誰でもわかることですが、作業中何らかなものに当たることが多いからです。 ここで重要なことは当たる頻度が多くなるほど危険がついてまわることことです。 

安全靴ほどフィッテングに注意をして靴選びをしたいものです。 フィッテングが甘ければ思うように歩くことが難しい。 そして靴を常にきれいにしておくことで、靴への意識が高まり安全への意識付けになると考えます。

常日頃道路を歩いていてもつまずくことがあるが、工事の現場ではつまずくものが多すぎる。 そのため靴の先芯には硬いものが挿入されている。 足もとに重いものが落ちる危険性が十分に考えられるため、トウ部分に鉄芯が入っていた。 しかし最近は軽くするためプラスチックに代わっています。 安全靴は手で持ってもかなりの重さを感じます。 しかし履いてみると手以上の重さを感じる。 一歩ごとつま先を上げて歩いているわけですから、足先に相当な負担になっているのは誰でも理解ができます。

足の骨格をみると、つま先ほど細くしなやかになっている。 それは当然なことでつま先ほど重さを感じるからです。 それに逆行するのがつま先の重い靴です。 そう考えると靴を選ぶときの慎重さを求められます。

しかし、足への負担を考えずに常履きの靴にように簡単に選んでしまっているようです。 安全靴は甲回りが太く作られているものが多いようです。 そのために厚めのソックスを履くなり、中敷きを厚めのものに替えるなど、いろいろ考えながらフィッテングをする必要があります。 さらに靴ひもは履くごとに入念に締めることが重要です。   

さらに使用後は定期的に乾燥をすることも忘れてはいけません。 繰り返しになりますが、安全靴を自分で磨き上げることは大切な事で、手入れの道具を現場に用意するという配慮も必要です。  
安全靴のつま先が摩耗で穴が空いているものを見かけたことがありますが、いかに危険に遭遇しているかが一瞬にしてわかります。 会社の管理者は作業者の足もとに、もっと配慮を願いたいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2949

 

2022年3月 2日 (水)

人はなぜつまずく? 靴にはトウスプリングが付いている 

歩くときは足から先に出る? しかし実際は歩く直前から身体は前方に若干傾いていると言われています。 つまり前方に傾いているところにつまずけば、とっさに転んでしまうことになります。 
こんな話があります・・・転んだ方に聞くと「いつどのようにして転んだのか記憶にない」と。 つまり一瞬にして転んでしまった、ということです。 これは怖いことです。 その多くは疲れがたまって、より前傾姿勢になり転びやすくなる。 
例えばウォーキングが長時間にわたるときなど、適当な間隔で休憩をはさむことが大事なことです。 また途中で身体の背面のストレッチ(ふくらはぎ、その他)を取り入れたい。 

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ところで、靴にはトウスプリング(写真)がついています。 これは「つま先上がり」とも言われています。このようなデザインは、歩行時靴の後足部の引き上げが容易になるよう考えられたものです。 さらに地面との間を作り、つまずきにくいようにしているものです。

もし姿勢がよいほうでないと思われている方は、トウスプリングがしっかりついている靴を選びましょう。 見ても判りやすい位置ですから誰でも簡単に選ぶことができます。

ところで、つまずきの多くは家の中のほうが多いと言われています。 歩くときの足と床との高さは1㎝ぐらい、中には畳のヘリでつまずくとも言われるほどです。 家に入ると天井が低いため、どうしても猫背になる人が多く、そのために足が上がりにくくなります。 つまずきは家の中と心得、注意をしたいものです。 
今、身長が伸びてきており日本の家屋も天井を高くする必要があるようです。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2948

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