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2020年8月30日 (日)

靴の内踏まず長を手尺でみる

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上の写真は、指の幅で下記のブルーの矢印の位置と比較しているもの、踵から中足骨のボール部までの長さをみているもので、あくまでもアバウトのみかたです。
靴のフィッテングでは特に大事な位置で内踏まず長(うちふまずちょう)と言っています。 
特に中足骨ボール部の位置が合いにくい人は写真のような見方を習慣ずけてほしい。

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内踏まず長の合いにくい人は、大雑把ですが細い足でしかも長い足の方に多いような気がします。

写真の靴で親指の位置、ボール部はもっとも幅の広い位置で、しかもこの位置から後方は曲がりにくくなっています。 足の第一趾のボール部の位置も同じく後方は曲がらないようになっています。 つまり このボール部が合わなければ、快適な歩行はできません。 

内踏まずの長さは計測することでわかりますが、靴にはその表示はありません。 そうすると足のボール部に靴が合うかどうかを確かめる方法として、店頭では手尺で靴をみることが早道となります。 

今履いている靴で確かめてみましょう。 自宅にある手持ちの靴をすべてチェックしていると、自然に手尺でわかるようになっていきます。 店頭で購入するとき手尺を生かしてみましょう。

手尺ではむずかしいという方は、シューフィッターに相談をしましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2679
                              

2020年8月28日 (金)

身体がよく動く靴選び  

靴を購入するときのチェックポイントを記してみました。 フィッテングの総仕上げのようなものですが、下記のイラストのように十分に曲がるか。 できれば床に手が届くぐらいになれば上出来です。

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その前に、履いて行った靴でやってみましょう。 少なくとも履いて行った靴と同等に曲がればいいですね。 できれば、それ以上に曲がる靴選びをしてみてはいかがですか。
実はイラストのように、店頭でいつもチェックする顧客がおりました。 そのタイミングは最終の購入決定前に行っているのです。 またそれに合わせて蹲踞(そんきょ)も合わせて行っていました。
靴選びには、これぐらいの慎重さが必要です。

靴によって身体の動きはずいぶん違います。 その要点の核心的なことはつま先余裕で、それぞれの趾が十分に動くことです。 次に土踏まずや甲のしまり、踵周りのフィット感、そしてヒールの高さで、それが総合されたものが、イラストのような動作です。

店頭では販売員にお断りをしたうえで上記のような動作をしてみてください。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2678

2020年8月26日 (水)

靴の管理  

靴の保管を伺うと,玄関の狭さからか多くの方が靴箱に入れたまま積み上げていると語る人が意外に多いようである。  
そこで
今回は写真をつけて保管すれば取り出すとき便利ではないか、という提案です。
手持ちの足数が増えていくほど靴のデザインを記憶することがむずかしい。 特に冬の靴、夏だけ履く靴などは忘れてしまっているものです。

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この頃はスマホで簡単に撮影できプリントも簡単にできる。 貼り付けておくことで靴のデザインが一目でわかり、非常に重宝する。
 
また別の視点からみると、意外なことに気づくものです。
写真のように大写しにして、改めて見ると手持ちの靴に一定の特徴が見えてくる。 同じような靴を購入していることに気が付くことがある。 よくあることですが、また同じ靴になってしまった、というような話がある。 カラーが同じもの、またひもの付いた靴ばかりなどです。
できればだぶらないようにしたいものです。
 

もし新しく靴を購入するときには、改めて写真を確認してから家を出ることを勧めたい。
 
ところで靴は湿気を嫌う、できるだけ開放的なところに保管することが望ましい。 その上靴箱の横に穴を開けておくといいでしょう。 また乾燥剤も入れておきましょう。

靴のお店で次のようなサービスはどうでしょうか・・・お買い上げの靴を写真に撮り靴箱に張り付けてお渡しするのです。 いかがですか?
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2677

2020年8月24日 (月)

履きものに「屋号?」が入っている 

この頃下駄を見ることはほとんどなくなった。
以前農家の玄関などにはかならず下駄が鎮座していたもので、草履より威厳を感じることがあった。 ずいぶん以前のことですが、大学生は高下駄を履きいかにも堂々としていた。 むしろ革靴よりも下駄のほうが気高いようにみえた。

写真は今でも温泉で履かれている下駄で一回り大きく作られ鼻緒も堂々としている。 浴衣を着て下駄に履きかえると、その瞬間に一日の疲れが吹っ飛ぶという方が多いようです。


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下駄には温泉名が入り、屋号がしっかり目に入る。 ご丁寧に印鑑まで押されている。 ここまでしっかり区別がつけば共同浴場を回っても、帰るとき困ることがない。

子どもの頃はよく下駄を履いていたが、その下駄には苗字を記す焼き印を押していた。 囲炉裏で熱して下駄に押す、その時焼いた煙に強烈な臭い、今でも記憶している。 野球をするときは下駄を脱ぎ裸足(はだし)になって遊んだものです。 どの家も子どもも下駄を使用していた。

こうしてみると下駄は貴重品であったようです。 
しかも名前や屋号を記し他人と区別をする意味があるようです。 さらに温泉では宣伝も兼ねていたように思われる。 昔和傘や風呂敷にも屋号を入れていたという話がありますが、その延長に下駄があるようです。 
共同浴場に脱がれた下駄をみると旅館名がわかるというものです。

ところで下駄に名前を記すことに抵抗を感じる方もいるのではないだろうか? 足裏から何かくすぐられているような気がしてくる、そんな敏感な方もいるのではなかろうか。    
ただ幼稚園などでは今でも靴に名前を入れているが。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2676

2020年8月22日 (土)

大事なあおり歩行と靴  

あおり歩行をしていることに気が付いている人はいるでしょうか。 歩き始めは気が付いていた、そしていつの間にか忘れていた、歩行はそれでいいのでしょう。 
あおり歩行は図のように踵から第五趾側に体重がかかり、その後第一・二・三趾で蹴り返しをする。

Photo_20200413102801 わざわざ第五趾側に体重がかかり、その後あおりながら歩くという巧妙さは人の足の特徴と言われています。 あおりをすることで人らしい自然な歩きになり、蹴り返しのとき強い力が発揮でき、しっかりした姿勢がとれるようになる。 
歩行時、踵に体重がかかりその後第五趾側にかかることで骨組み全体にしまりが生じ足全体が硬くなる。 その結果第一から第三趾のけり返しに力が発揮できることになる。

ところが扁平ぎみの足になると踵の接地後、あおりが不十分になり第一趾側に直接力がいってしまい、けり返しに力が入りにくくなる。 足骨格が緩みやすくなるため、姿勢に貧弱さが見え疲れも早く生じることになる

あおり歩行をするには靴のフィッテングも大事で、まずサイズを合わせる必要があります。 
そして踵周りや土踏まずがフィットすること、そしてトウに余裕がありつま先に十分力が入りやすいことです。 
試し履きのときはあおり歩行が十分にできるかを歩いてみながら慎重に見極めることが重要です。
あおり歩行のできにくい人はシューフィッターに相談をすることを勧めます。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2675

2020年8月20日 (木)

便利な小道具  

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10センチほどの携帯用バッグに様々な小物が入っている。 この小物は靴の販売中に使用するもので、顧客の前からできるだけ動かずにいろんなことを処理できるようにいつも携帯しているものです。
顧客から「いろんなものが出てくるんですね」と言われますが、顧客はよくご覧になっています。

道具は、左上から絆創膏・マーキング・スエード用ゴムブラシ・ソフトなゴムブラシ・接着剤落とし用ゴム、右下へサンドペーパー・ライター・甲を計測するメジャー・ナイフ・靴内を計測するメジャー。

特に使用頻度の多いものは絆創膏です。 入店早々靴を何とかしてほしいと言われたとき、その多くは靴ずれが発生しています。 そのような方は疲れ切った表情で入ってこ来られますので、まずイスに掛けていただき、最初に靴をみるより絆創膏で靴ずれを処置をします。 このようなとき手元に絆創膏があると役に立ちます。 他の販売員が絆創膏を頂いていいですか?と私のほうに来たことがあります。 そのようなことが二度続いたことがあり、自分で用意をしておきなさいとアドバイスをしたのですが、残念なことにその後も変わりませんでした。

マーキングは、外反母趾やタコなどで靴の幅を調整するとき、目安にその位置を靴のアッパーに貼り付けておくものです。 そのような靴への処置は顧客の前で行うようにしております。 そうすることで顧客自身がみようみまねで自宅でやって頂けるのではないでしょうか。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2674

2020年8月18日 (火)

靴のトウとつま先の運動  

足は子どものとき鍛えられる、とよく言われます。 毎日の遊びの積み重ねが足の成長となり全身が健康になる。 その典型的なのが「鬼ごっこ」でしょう。 子どもが自主的に動き、面白いと思う遊びが足の成長になっていくと語られています。
真剣に自転車に上がろうとする下記の写真、これほどつま先を使う瞬間はありません。 足の裏が丸見えになっている活発な子ども、草履(ぞうり)を履いてつま先で鼻緒をつかんでいるからできる動作ですが、これが靴を履いていたらこうまで踵は上がらないでしょう。

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子どものときはできるだけ開放的な履きものがいいと言われるのはつま先がよく使えるからです。 しかし洋服によっては靴でなければということもあります。 

最近足ゆびでグーチョキパーをやってみてくださいと、お願いするとなかなかできない人が多くなっています。 実は子どもも同じようです。 姿勢が後傾している人が多くなっていますが、その始まりが足ゆびが動きにくいことから始まっているようです。 わずかな前傾姿勢がとれるには足ゆびに力が入る必要があります。 最近浮ゆびの人が増えているとマスコミに書かれているが、写真のような生活をしていれば浮ゆびなど考えられません。

日本は靴脱ぎの文化と言われ久しいが、だんだん欧米のような生活になっています。 家の中でもソックスを履いたまま、素足になる機会が少なくなり、結果的に細い足の人が増えています。
靴を選ぶときは、多くの方がトウに多くの時間を費やし好みが最優先される。 その好みは足のつま先の形からは遠いものです。 時と場合を考慮に入れ靴を履き替えましょう。

そのとき肝心なことは靴のトウの中でつま先が開き動くことです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2673

 

2020年8月16日 (日)

歩幅・歩向角・歩隔について  

歩き方や足の動きを言葉にしてもストレートに伝わりにくいもの、その典型は歩幅・歩向角・歩隔ではないだろうか。 漢字で書くと何となく伝わるものの、それでも難しい。
できれば小学校などで実際に歩きながら学習する必要があるようです。 そうすると自然に足や靴に関心を持つ子どもが多くなり、姿勢の話などにも進んでいくでしょう。
足は身体の土台ですから、言葉の認識を統一することは大事なことです。

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図の中の歩幅について、右足の踵から二歩進んで右足の踵までを示します。 一歩目と二歩目の歩幅が違うことはよくあることです。 もし違っているならば、どうしてそうなるのかを観察することは重要なことです。 左右の肩が平行になっていない、手の振りが違う、靴の減り方が違うなど、またショルダーバックをいつも同じ肩にかけてしまうなど、そのようなときは見つけるチャンスです。 片足のときは、右歩幅、左歩幅と言いましょう。

次に歩向角、一般的に図のようなときは外輪歩行(そとわほこう)と言われているが、その角度です。 歩向角の大きい人は女性より男性に多いようですが、角度が大きくなるほどすり足歩行になっていきます。 ウォーキングの指導者はつま先を前に向けて歩きましょうと言ってますが、いつのまにか開いてしまう。 自分では気が付きにくいものです。
角度が大きくなるとけり返しのとき、趾(ゆび)に力が入りにくくなり歩幅が小さくなっていきます。 また靴のヒールの外側が集中して摩耗していくようです。

歩隔は中心線からの横幅をいいます。 歩隔が大きくなれば肩のブレが大きくなり、歩幅が縮小の方向になっていきます。 

歩行は片足で支える時間が三分の二ぐらい発生しますが、そのとき不安定になれば、歩幅も歩向角も歩隔にも変化が生じてきます。 歩き方をみる一つの尺度になるのが、上記の三点ということです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2672

2020年8月14日 (金)

土踏まず・・左が低い  

足裏を左右合わせてみると、土踏まずの空き方に左右差をみることがある。 写真は座って合わせた足裏ですが立てばさらに大きく変化するのではないでしょうか。 左のアーチが右より低く見えます。

振り返ってみると写真の左右差はスポーツによるねん挫からではないかと思っている。 20歳代の頃初めて滑ったアイススケートでねん挫を起こした後遺症のようである。 そのときは内出血がおこり医院にかかったが、完治まで数ヵ月を要した。 現在は靴内にアーチをサポートする中敷きを挿入しており、快適にウォーキングができている。

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左右の足裏を照らし合わせて見る人は少ないが、いろいろ参考になることが多い。 左右ある足ならではの発見があるものです。 フィッテングをするときは足の計測から始まり触診などをしますが、そのポイントは左右差に着目することにあります。
ただ立ったまま自分で左右差を発見することはむずかしい。 特に足底だけに見えにくい。 甲の高さも気がつくことは大変で、指摘されればわかるといったところでしょう。

自分の足を自分で気が付きにくいのはなぜか? それは顔も同じですが毎日見ているからである。 他人が見れば一発で違いが判る。 靴も同じく他者がみれば瞬時に気が付きます。
そう考えると、シューフィッターからアドバイスを得ながら靴選びをすることは正しいといえます。

たまには足裏を合わせてじっくり観察をする時間があってもよいのではないでしょうか。  
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2671

2020年8月12日 (水)

歩きやすいソール 

長年愛用している靴、履き心地は最初から変わらずとってもいい感触。 特に足裏に密着する感触は他の靴にはないものです。 感触を文字であらわすことはとても難しいのですが、屈曲した瞬間吸い付いているように思えるのです。 多くの靴は、けり返しに入るときから、わずかな隙間を感じる靴が多いようで、触れすぎず離れすぎないところが靴の難しさともいわれています。  少し大げさですがこの靴は底から押し上げてくれるような「たわみ」を足裏に感じます。 

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写真のように曲げたソールをみると足の裏のカーブに似たように形になる。 なぜこのようになるのでしょう?
ソールの意匠なのか、また外側と中央部の硬さが違うようで、中心ほどたわみが大きくなっている。 そのたわみはごくごくわずかなことですが、荷重をかけると感触がシビアに伝わってくる。 

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気持ちの良い靴を履くとルンルンとした気持ちになりますが、荷重をかけるだけに足裏は特に敏感である。  人は靴に限らず身に着けているすべての物に気持ちよさを求めるが、靴はとりわけ別格のようです。 我々は足の上に立っている、さらに足裏につける靴は身体と一体になる必要があるようです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2670

2020年8月10日 (月)

極上の靴への配慮 

靴箱を開いたところビックリ,発泡スチロールが甲のビット(金具)下に挿入され革を保護している。 

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保護されてなければ、ビットの跡が革にしっかりついてしまう、実際そのような靴がほとんどです。
靴にこれほどまでの配慮をみることはそうないものです。 

写真ではわかりにくいのですが、よく見ると革も極上の品質で、モカ縫いも一糸乱れぬ最上の出来上がり。 ライニング(内面)も総革で見ただけでも高額そう、出来栄えも最上質である。

このようなローファータイプのデザインがビジネスシーンでも使用されるようになってきました。 履いている靴をみたら洋服のファッションが目に映るようです。 爽やかで軽快、フランクにビジネスがすすむような気がします。 

ところで日本ではビットに配慮するような管理をしているところがごく少数です。 履きこなしのレベルは上がっているものの実際に履きこなしている人はまだわずかでしょう。 また靴づくりの現場ではまだ余裕がみえないというのが実際のようです。 価格が最重要視されているといっても言い過ぎではありません。 とくに履きものほど価格志向が強いといわれています。 

素足の文化の日本ですが、ヨーロッパなみの靴文化が醸成されるにはまだ時間がかかるようです。

ビットに枕を敷いてあげる・・・そのようなやさしい考え方が、顧客始め小売店そしてメーカーの方々に多くなってほしいと願っています。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2669

2020年8月 8日 (土)

靴底の摩耗が左右で違う 

最近は合成底の使用者が増え、写真(革底)のように摩耗に左右差を見ることが少なくなった。 少ないというより左右差が見えにくいということかもしれません。 それほど合成底は耐久力が強いということでしょう。 左右差を発見しやすい革底、どうしてこのようになるのでしょう? 革そのものの品質、例えば革繊維の緻密さに左右差があると写真のようなことになるようです。 

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それでは、革の品質以外にどうして摩耗に左右差が起こるのでしょう?
端的に左足よりも右足に過剰な体重がかかっていることが上げられる。 その要因は片側の土踏まずが下がっていることや脚の長さに違いがあるなど。 また筋力による影響も考えられる。
さらに右足がすり足の状態。 右足のけり返しが強いときなども考えられる。 

写真のような左右差に、使用している本人はほとんど気が付かないことが多いが、指摘されれば思い出す人がいる。 気が付かずにいると健康問題にも結びつく可能性もあります。
店頭で立ち方などを簡単にチェック、それは簡単に見分けることはむずかしいようですが、シューフィッターに伺ってみてはどうでしょうか。

足は身体の土台、足もとが揺らぐと上半身は崩れ歩行が騒がしくなってしまう。 結果的に疲れやすくなる。
体重の左右差を測る体重計などがあれば簡単に気が付くことができる。 しかし商品化されているものはまだないようです。  なお
左右のバランスがわかる体重計について、2020年6月30日に投稿しています。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2668

2020年8月 6日 (木)

どうしてこのようなデザインを選ぶのでしょう? 

この時期ブーツの着用者は少ないがご容赦ください。

写真を見ると土踏まずあたりが低下し、ブーツのくるぶし周りが曲がって見える。 サイズが大きすぎるときもこのようになってしまうこともあります。 
これでは歩きにくいのではないでしょうか? 

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一瞬に気が付くことですが、後方から見るとタテラインが歪んでいる。 足に合わせたブーツ選びをすることが大事なことですが、その前にタテラインのあるデザインをどうして選んでしまうでしょう? 
この人にとってブーツが一番歩きやすい、なじみやすいと感じているのかもしれません。


おそらくブーツが写真のように見えてることに本人は気が付いていないのでしょう。 
自分の立ち姿ほどわかりにくいものはない、と言われているがまさにこのようなことです。 前方からであれば鏡を見れば気が付くが後方は鏡も役に立たない。 

このようなときはシューフィッターにアドバイスをいただくことが重要です。

販売員に尋ねながら買う、自分一人では買わないという代表的な商品が靴なのです。 シューフィッターがいない店などの場合は、気の利いた友人と一緒に靴選びをすれば、後方から見たときのアドバイスをもらえるかもしれません。

足と靴健康アドバイザー大木金次№2667

2020年8月 4日 (火)

路上で靴を磨く子ども 

兄弟と思われる子どもが一生懸命靴を磨いている。 
広島平和記念資料館には数々の悲惨な事、また当時の所持品が展示されている。 
その中に当時の靴を磨いている写真があり、その写真に必死の想いで見入ってしまいました。 

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上記の写真下部には次のような説明が記されています。
戦争末期、市内の児童のうち2万数千人が空襲を避けて家庭を離れ郡部へ疎開しました。 このため疎開児童の生命は救われました。 しかし市内中心部では原爆による一家全滅の例が多く、両親を失った、いわゆる原爆児童を多数生み出す結果ともなりました。 その数は2,000人から6,500人とまちまちで実態はつかめていません。とあります。

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立ったまま靴を磨く子ども、その前に腰をおろして靴に手を入れ磨いているもう一人の子ども。 座っている女性はストッキング?を履き、足の置き場もなく浮かしているように見える。 子どもは他の人の靴を磨く姿を見て、見よう見まねで一生懸命です。 まねとはいうもののその真剣な姿に女性は感心しているようにみてとれる。 本来であれば靴を履いたまま靴置き台に乗せ磨いてもらうところなのでしょう。 靴に手を入れ磨いている子どもの姿に感心しているようです。   

今まで、子どもが靴を磨いている姿を一人も見たことがなかった。 それだけにこの一枚の写真はショッキングです。 子どもは草履を履いて靴を磨いているのです。 
写真には広島駅前 1948年とあります。「広島平和記念資料館から」

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2666

2020年8月 2日 (日)

ウォーキングポールは60才ぐらいから使いましょう  

「ポールを使うのは恥ずかしい」そう思っている方が意外に多いようです。

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今回のテーマは、NHKラジオ深夜便(月刊誌 2019年1月号)に掲載の理学療法士・田中尚喜氏の話を参考にしました。
田中尚喜氏は、ポールを使うと3つの筋肉をしっかり使ったいい歩行ができると記しています。 
その3つとは、大臀筋・ヒラメ筋・そして大内転筋です。

その機能を簡単に記すと、
大臀筋が衰えると歩くだけではなく、立ち続けることや姿勢を安定させることがつらくなる。
ヒラメ筋はふくらはぎの奥にある筋肉で、歩行時に脚が地面に押し出す際に使われる。
大内転筋は、脚のふとももの内側にある筋肉で、片足立ちをしたときに支えとなる。 ふらつくともう一方の脚が踏み出しにくくなる。 また膝を伸ばしたり股関節を動かすためにも必要な筋肉です。

80才を超えるとパラシュート反射(転びそうなとき手が前に出るという反応)が低下する。 そうするとそれを阻止しようと膝や腰が曲ってしまう。 そこでポールを使うとそれを予防し背中を伸ばして歩けるようになる。 しかし80才になってから使い始めるのではうまく使いこなせん。 
60才くらいからポールを使って自分の筋肉で歩くことを身につけましょう、と記しています。

姿勢が伸びると膝も伸び歩幅も伸びる、そしていい気分で歩ける。
メリットは他にも、それは芝生や悪い路面でもふらつかないため足趾がふんだんに使え、安定して歩ける。 これが最大もメリットかもしれません。 またポールによって腕にも筋力が付くような気がします。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2665

 

 

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