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2020年7月30日 (木)

定期的に靴をチェックしましょう 

履いているパンプスは平らなところに置いて定期的にチェックしてみましょう。 
そうすると写真のような歪みに気づくことがある。 

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ヒールの高いものほど、変形すると歩きにくくなるようですが、タウンシューズやスポーツタイプの靴もこのように後部からチェックする習慣をもってほしい。
そのとき大事なことは、平らなところで左右を同時に比較することです。 左右あるものは難しいと言われるが、靴売り場の店頭でみていると、多くの方が左と右の靴を別々に持って見ている方が多いようです。 両手で左右を持つということが少ない・・・それは左右を同時に持つものは靴ぐらいで、同時に持つという習慣がないからです。
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ところで写真のようになる要因は様々ありますが、多くはアーチの低下によることが多いようです。 特に外反扁平という状態、写真では右足だけが外反扁平になっているようです。
右の図ですが、踏まずが下がる(←)とゆびは外側を向いてしまう(→)ことを示しています。 その結果第五趾(こゆび)に痛みが発生しやすく、時にはタコができることもあります。 靴をみると第五趾側の革が切れてしまうこともある。

顧客と共に写真のような靴を見るみている時、冗談ですが「革(靴)が切れてよかったね」と話をすることがあります。 革が切れなければゆびの痛みは相当厳しいものになることが予想できるからです。 一歩一歩つらい状態で跛行している様子を見ることがありますが、このようなことから始まっていくようです。

写真のように靴が傾いてきたらシューフィッターに相談しましょう。 
なぜこうなるのか? どのような靴を選ぶべきか? そしてフィッテングまでしっかり聞いておきましょう。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2664

2020年7月28日 (火)

先芯に横シワが入る 

写真はストレートチップ(一文字)の清楚なデザインでフォーマルシューズとしても履かれるものです。 革に光沢があり最近はビジネスシューズとしても広く重宝されています。 しかし写真を見るとトウにシワが入っています。

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一度履いて試したところシワが見えるようになってしまったこの靴、試さなければまったくわからなかった。 靴は履いて歩いてみなければ購入できないという典型的な例のようです。

なぜこうなってしまう?・・・・先芯が弱いのか、または先芯が短いのか。 ファッションを考えトウを長くしたのであれば、先芯も変更しなければなりません。 先芯は量産されたものがほとんどで、そう簡単に長さを変更することはむずかしい。 
現在は長めのトウが多くなっておりファッションについて行くことはメーカーとしては重要なことですが、部品まで変更することは容易なことではありません。 

他の商品と比べ靴のコストは高過ぎると言われ採算性が大変。 また靴は左右あるため気を緩めることができない商品とも言われています。

足と靴健康アドバイザー大木金次№2663

2020年7月26日 (日)

落ち着きを感じる靴 

ファッション用語でバックシャンと言ったことがあった。 
色っぽいことを言っていたのか、後ろ姿にハッとした、写真の靴にそのようなことを感じます。

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上の写真はまるっきり足の踵そのままのように再現されている。 違いはヒールがつき、一部斜めにカットされていることぐらいでしょうか。

後ろから見ると、しっかりした落ち着きがみえすばらしい出来栄えです。 靴の良さをみるときは後足部をみるといいという人がいたがそれは本当のことです。

写真はどことなく右の靴にみえますね。 
どこが右らしい?
腰回り部は左側(内側)より右側(外側)にふくらみがみえ、下になるほど太くなっているのがわかります。 自分の足をみると一目瞭然、外くるぶし下がえぐれ外側に出ています。
少し見えにくいがトップライン(履き口)の外側が低いようです。 足のくるぶしは内側より外側が低いなっています。
さらに、シューキーパー(靴内に入れている調整器具)のバネをみると左側(内側)に向かって入っています。
ヒールをみると外側(右側)が薄くカットされている・・踵は外側から着地しているからです。
このように細部まで足(踵)の通りになっているのが靴の後足部です。 

それに比較すると靴の前足部は、足(ゆび)よりも相当細くさらに狭く長くなっている。 足の通りに作ったのでは売れにくい、そのようなことはなかなか面倒な話です。

良い靴を選ぶときは
後足部をじっくり見定めをしましょう。 
メーカーの自信のほどがわかります。 

足と靴健康アドバイザー大木金次№2662

2020年7月24日 (金)

靴選びの際 踏まず長を把握する   

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写真は靴の曲がる位置(内踏まず長)をみているところです。 横幅のもっとも広いところが曲がる位置で、この位置より後ろでは曲がらないようになっています。 それはシャンクといわれる踏まず芯が入っているからです。
そうすると足の曲がる位置(
第一中足骨骨頭および第五中足骨骨頭)に靴の曲がる位置を合致させることが大事になります。
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Photo_20200307111501 既製品といわれる一般の靴は、平均的なサイズでできているため、踏まず長が合いにくい人は他の靴も合いにくいことが多いようです。 大雑把ですが細い足ほど踏まず長の
長い方が多い。 また逆に足幅の広い方は短い方が多いような気がします。
特に外反母趾の人はこの位置の
踏まず長をしっかり合わせることが最も重要なことになります。 踏まず長が合いにくい人はシューフィッターと共に靴選びをしましょう。

実は靴の踏まず長を見て合わせることはそう簡単ではありません。 踏まず長の合いにくい人は、店頭で自分の足をしっかり計測して頂き
踏まず長のサイズを把握しておくことが大事です。 そして自分の足の踏まず長を手で測っておき、店頭では靴の踏まず長をみることです。

写真のように手尺を利用する習慣をもちましょう。
アドバイザー 大木金次 №2661

2020年7月22日 (水)

お尻の筋肉がおちている人が目立つ

いかにもがっちりしているように見える人でも裸になるとみすぼらしく見える高齢者がいる。 それは後ろ姿で特にお尻の筋肉がたるんでしまいヨコスジが何本も入っている人をよくみる。 そのような人に限って立ち方や歩行がひ弱にみえる。
そのようなことに気づいたのはお風呂に入った時(スポーツクラブ)でした。 

Dsc00585 時にはがっしりした体格の人が入ってくる。 腰周りはプリプリで上背を上回る太い下半身、太ももに合うスーツがないのではと思ったほど、聞いたところ大学で野球をやっているという若者でした。 こうして比較をすると人は年齢には逆らえない、それは間違いないようです。  

お尻の筋肉、大殿筋は骨盤を支え姿勢や歩行において重要な役目を担っていると言われています。

こうしてみると身体を
維持する部位で大事なところはまず腰周りのようです。 しかし多くの人は下半身より上半身のトレーニングに時間を費やしているようだ。 見た目第一といったところです。
ただ
自分のお尻に気が付いていないのではトレーニングにも気が回らないのは当然です。 後ろ姿が見える鏡はないものだろうか。 あったらお風呂場に設置してほしいものです。

最近の身体計測計は筋肉量を測ることができる。 しかも上下・左右の割合まで出るが、肝心のお尻の筋肉量といった細かなところまでは無理のようだ。 ただ
計測計ばかりにたよらず立ち方や歩き方を見ればおおよそわかります。 トレーニング中にアドバイスがほしいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2660

2020年7月20日 (月)

日本の草履(ぞうり)はよくできている 


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写真は草履の下に繰り込まれている金具を示しています。
おそらく草履にこのような工夫をしているものは他にはないと思われます。

それではなぜこのようなことまで配慮が必要なのでしょう?
子どもの遊ぶ姿を見ていると全方位に動いていることが一瞬でわかります。 それほどゆびが使われ、しかも強い力が加わっている。 小さなゆびの割合に蹴る力はとてつもなく強いのです。 
その結果草履の鼻緒が伸び切ってしまう。
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鼻緒が伸び切ってしまうのは下駄も同じです。 子どもの頃を思い出すと、履いた下駄や草履は鼻緒がすべて伸び切っていました。 中には抜けたものもあった。そのたびに自分で鼻緒を付け替えたものです。 

草履の鼻緒はゆびがやっと入るほどの高さに設定されています。 最初からすんなり入る高さでは、履くほどに力が入りにくくなっていく。 金具がなければスポッと抜けてしまうでしょう。

最近のサンダルをみると鼻緒の高すぎるものがほとんどで非常に履きにくい。 さらにゆびの間が擦れて痛くなり大変な思いをすることが多く、二度とサンダルは履かないと言う人ばかりです。

日本の草履を見習ってほしいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2659

2020年7月18日 (土)

こんなに傷んだ靴 

腰裏のひどい摩耗、若い方に多くみられるようです。
ひも結びをみても結び直したような感じではありません。 その上左足の結びがタテになっており、右足はヨコに、結びに一貫性がなく落ち着きのなさも気になります。

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これほどの摩耗をみると、あまりにも仕事が忙しすぎるというようなイメージが湧いてきます。 おそらく仕事量よりも気持ちに焦りがあるようにもみえる。 そして重いバックを持ち歩き大汗を拭きふき小刻みに歩いている。 外回りが多く脱ぎ履きが多いような仕事なのでしょう。 靴べらを持つことまで気が回らないのかもしれない。 

お得意様の玄関で靴を脱いで上がっても、靴の傷みに気が付かない?  お得意様はどう思っているのでしょう。 おそらく良い方に来ていただいている、助かっているとお思いかもしれません。

写真のような履き捨てのようなセールスマンを今まで数多く見てきました。 どの方もやりてのかたばかり、しかし足もとまで気が回っていない人が余りにも多すぎます。

我々靴を販売をしている者は、このような靴を見て一言啓発をしたいところです。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2658

2020年7月16日 (木)

靴の傷みは足の痛み 

写真のように傷んだ靴を見て、足のゆびは大丈夫だろうか?と心配する人はどれぐらいいるでしょうか。

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足の心配より靴が心配になってしまう人は、今回のタイトル「靴の傷みは足の痛み」にあまり関心が・・・・。 
このような例は今までたくさんあり、靴の中に手を入れて裏の摩耗をみている。 多くは裏地も切れていることが多いが上記の靴は子ども靴で表だけが切れていたが、それでもゆびへの問題は大きいといってもいい。 足の成長が早すぎ買い替えを忘れてしまっているようです。

このまま履いていればゆびがハンマートウになってしまい、ときには陥入爪の危険も出てくる。
子どもの靴は親が責任をもって管理をする必要があります。 
「あらあら靴が傷んでしまったね」だけで終わってはいけません。 
「ゆびは痛くない?」と,
ソックスをはずしてじっくり見てあげることが大事なことです。 子どもは大人になってもそのようなことをよく覚えているものです。

『靴の傷みは足の痛み』という言葉は、靴選びに気をつかう最初の動機づけになります。 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2657

2020年7月14日 (火)

浮きゆびによる問題  

以前から「靴を考える会」においてご教示を頂いている古瀬勝一様(足と靴の健康介護サロン・プームス代表)より次のようなコメントをいただきました・・・「浮き趾してる子と確り趾が使えてる子を2人直立不動させて観ると、浮き趾の子は身体が揺れます。で「地面を掴むように少し示趾から小趾を意識してみて」って言うと揺れが収まりました。
浮きゆびによる問題は全身が常に不安定になる」・・・これが最大の問題と思われます。 

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写真はゆびが屈曲することで横アーチ(第一中足骨骨頭から第五中足骨骨頭)が上がることをみています。 足はアーチとゆびの力で身体の安定が保たれる。 特に、多くの方が第五趾の力をおろそかにしているように思われます。 第五趾の力は第一趾についで強い力をもっていると信じています。

「身体は足の上にある」と言われてますが、そのような意識を持たずに立っています。 いつの間にかふらふら揺れながら立っていると、いつのまにかまったく気がつかなくなる。 しかし周りからは「落ち着きのない人」と思われているかもしれません。

歩行時のけり返しは持久力に耐えるヒラメ筋が主役となりゆびが働いています。 しかし浮きゆびで使われなければ、けり返しが不十分になってしまい腓腹筋が使われることになる。 その結果歩行が長くなると疲れが出てくる・・・歩くのは苦手というパターンになってしまいます。 靴の中では足が落ち着かない、浮きゆびはいろんな問題を秘めています。 

この頃歩いている路面はどこもまっ平らなところばかりで、意識しなければゆびを使わなくとも歩くことができます。 できれば芝生のようなところを歩いてみましょう。 ゆびがしっかり使われることが実感できる。わずかな時間でもいいのですが毎日しっかり歩くことが大事なことです。  両手にウォーキングポールを持って歩くと安定し、ゆびの力が働いていることがわかります。
ヒラメ筋は筋骨隆々にはならず運動効果が目につかず楽しくありませんが、とても大事な筋肉です。

なお
浮きゆびの確認方法は先月(6月24日)に「ゆびの下に名刺を入れ浮きゆびをみる」と題して投稿しています。

足と靴 健康アドバイザー 大木金次 №2656

2020年7月12日 (日)

サンダル・・・鼻緒の高さは短いものを選ぶ  

夏になると履きたくなるのがサンダル、足にとってもいい。

最近写真のような鼻緒の高いサンダルが多くなっているようです。
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高すぎる鼻緒はゆびの間が擦れてしまうことが多く難儀している人が多い。 言われてみれば合点がいくが、購入するときは鼻緒の高さなどに目がいかず購入してしまいがち、要注意です。 店頭でちょっと試し履きをしただけではわかりにくい部分でもある。

今は少なくなった日本の下駄や草履をみると、鼻緒の高さは1㎝ぐらいのようです。 履き始めは鼻緒が通りにくいものの、履いているうちに程よい高さになっていく。 日本のはきものはどこをみても手抜かりがない。
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足ゆびの間が擦れやすいのは鼻緒だけのせいではありません。 ゆびの力、補地力が弱くなっていることも一因です。 そのような現象は浮ゆびが多くなっていることに発する。 歩行時にゆびがあまり使われていないということです。 結果的に長い歩行に耐えられる人が少なくなり「疲れた」という言葉が多くなっていく。

ゆびの力が弱くなっているのに高い鼻緒では、10分ぐらいの歩行で痛みが出てくる可能性がある。 鼻緒で擦れた人は二度とサンダルを履かなくなり、見るだけでもいやと言われたことがある。

サンダルを履くときは念のために絆創膏を持参することを勧めたい。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2655

2020年7月10日 (金)

ビット(金具)付きは慎重に選ぶ  

写真は甲に飾りのない靴そしてビット(金具)付きの靴が出ています。
フィッテングがむずかしいのはビット付きの靴です。 しかし靴売り場の前線ではどちらも軽い気持ちで選ばれている。
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フィッテングが決まりやすのは、ビット付きかもしれません。 しかし使用してから甲がきつくなってくるとなすすべがなくなる。 特に外出中で履き替えができない環境になると本当に困ってくる。 一度そのような経験をすると靴選びが慎重になるが、できれば経験してほしくないものです。

甲が痛くなった靴を甲伸ばしのために預かることがある。 改善はむずかしいものの、できるだけのことをしますと申し上げるようにしている。 ビットは伸びてくれない、それよりビットが割れてしまうことが往々にしてあるのです。

購入する前に「この靴は甲伸ばしがむずかしいですよ」と顧客に話をする必要があります。 靴のデメリットを最初に申し上げる、その余裕が販売員にほしいところです。 「軽いですよ」、「軽快にみえます」などのメリットは言いやすい。 デメリットも明らかにしてほしい。 しかしデメリットは販売上なかなか難しいのが実情です。 
足が痛くなると歩行がむずかしくなる。 他の身の回り品には、これほどの苦痛はなく靴の難しいところです。

繰り返しますが、ビット付きの靴は慎重に選びたい。 できればシューフィッターと一緒にフィッティングをしましょう。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2654

2020年7月 8日 (水)

骨格に合ったシューズ  

Photo_20200225112101 骨格に合ったとは誠に大雑把ですが、今回は踵骨から趾(ゆび)が曲がるボール部までの長さに合った靴を選びましょう、という内容 です。
趾の曲がる位置は第一趾から第五趾の中足骨骨頭部で、もっとも広い位置(ボールジョイント)が矢印の位置です。 それより後方では曲げることはできません。 そうすると靴選びは当然なことですが足のサイズに合わせて選ぶことが基本になります。 

履いている靴をみるともっとも幅の広い位置が曲がるところで、足のもっとも広い位置(ボールジョイント)がそこにくる必要があります。

足のサイズは様々で、例えば図のブルーライン部分が長い人は靴のボールジョイントの位置より前にきてしまいます。 歩き始めは何も感じないものの、歩くほどに窮屈さを感じるようになり歩き通せなくなってしまうのです。

019jpg-jpg_20200225112201 特に外反母趾の方は慎重に靴選びをする必要があります。 シューフィッターと共にフィッテングをしましょう。

足の長さは様々と記しましたが、靴のほうは平均的なサイズで作っています。 そのために平均を超えた人、また平均を下回る人は合いにくくなってしまう。 
そうすると足を計測する必要が出てきます。 靴選びは足の計測からということです。

靴は量産体制で平均的なサイズで作られ、しかも出来上がった靴には矢印までのサイズは記入されていません。 そうするとキャリアの豊富なシューフィッターによるフィッテングが非常に重要になります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2653

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年7月 6日 (月)

ヒールの摩耗に関心をもちましょう

写真のような靴を履いている人に出会ったらアドバイスをしましょう。
ただ他人の履いている靴には慎重に、身内でしたら改善を言いましょう。
このまま履き続けると足の骨格に歪みが起こり取り返しのつかないことになります。

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どの靴もこのようになる場合はシューフィッターに相談をして靴を求めることが大事なことです。 そしてなぜこうなるのか?という肝心なことをシューフィッターに聞き理解する必要があります。 ソールがやわらかすぎるから・・そのような単純なことではないようです。
今まで履いている靴を靴箱から出して見てみましょう。
すべてが同じようになっていれば、自分一人で靴を購入しないことです。

自分の歩き方は自分ではわかりにくいとよく言われます。 その延長に、履いている靴の変形に気が付きにくいものです。
誰でも足もとを指摘されることは、とても不愉快なことです。 手先を指摘されるのとは格段に違いがあります。 足で立っているという基本を、心底からえぐられる、そんな気持ちになるのです。 

写真のような靴を見て、靴屋さんは相手を観察しながら慎重に言葉を選んでゆっくり話を出すようにしています。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2652

2020年7月 4日 (土)

本底との間が空きすぎる靴 

下記の写真はヒールをしっかりつけると本底が接地していません。 このような靴をみて「靴型のたらい回し」という人もいます。 つまり設計通りのヒール(高さ)が取り付けられていないことを示すもので非常に歩きにくくなってしまう。

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このような靴を履いて立ってみると一瞬でわかりますが、前傾姿勢になりしかもヒールの前方が踵真下に当たって不快な感触になりやすい。
また一歩ごとにカタンコトンというような音を発することがある。
さらに腰周りのタテのカーブ(アキレス腱部分)も合いにくくなってしまう。
この写真、手を放してみると前足部がついて空間が見えなくなりますが、反対にヒールの後部が空いてしまいます。 そのため上記のようにいろんな問題が発生してしまうのです。
靴選びは履いて歩いてみてから、そんな基本を忘れて購入すると大変なことになります。
履いてみる前に平らなところ、できれば目の高さぐらいのところに靴を置いてみて靴の姿勢をみるぐらいの余裕を持ちましょう。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2651

2020年7月 2日 (木)

蹲踞(そんきょ)をしてみると つま先の余裕がわかる 

 靴選びの中で蹲踞をしてつま先余裕を確認する方はいるでしょうか。
小生のお客様の中では数名いらっしゃいました。 そのかたは事前に「蹲踞をしてみてもいいですか」と必ずお話を出されます。
それが最終決定で、「これにしましょう」と決断めいた強い言葉を出されます。 もし使用してからきつかったときなどは自己責任であるというような決意の言葉に聞こえてきます。

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蹲踞の姿勢は足がもっとも大きくなる瞬間です。 トウ(靴のつま先)に余裕がなければ蹲踞はまったくできません。 それほどつま先は敏感で歩行に大きく影響します。 

余談ですが、大相撲では一つの儀式として、土俵に上がった後に両力士とも蹲踞をして手打ちをしています。 しかし儀式だけではなさそうです。 足が十分に使えるためにストレッチをしているのではないでしょうか。
それほどつま先は重要なポジションです。 それは相撲だけの話ではなく毎日の歩行についても同じことです。

蹲踞をする場合は、上にも記しましたが、必ず販売員にお断りをしましょう。
その訳は甲革に大きなシワが入ってしまうからです。

つま先余裕が少し足りないかな?と思うぐらいでも、歩いてみると歩幅が小さくなります。 ウォーキングシューズなどは特に入念にフィッティングをしましょう。  

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2650

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