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2020年6月30日 (火)

体重の左右差がわかる体重計の開発 

健康問題に欠かせない左足と右足にかかる体重のバランス。 

マッサージ機器のセールスマンは二台の体重計を持参して左右のバランスをみている。 体重計に乗り左右の体重が確定し、その結果によってマッサージの話をしている。 

Dsc00554_20200701091201 左右の体重差が1キロ、2キロ、3キロ以上など。
なぜ体重が左右で違ってくるのか? 様々な要因が上げられる。
腰の痛みから始まり、足のケガ、足の扁平、脚長差、股関節やO脚、常日頃の生活姿勢また靴によるもの、中には目や耳の機能に左右差があるときも体重の左右差に影響することがある。

今回のテーマは左右のバランスをみる体重計の話ですが、探してみたが市場にはないようである。
左右のバランスは健康問題に強く影響することは、誰もが承知しているはずです。 それでも開発に至らないのにはどうしてでしょうか。 

左右差1~2キロ、体重比2~4%は見逃しやすい値、しかし歩く歩数は莫大な数字で体への影響は計り知れないといえる。 そして生涯その繰り返しになる。 

左右差が出る体重計の開発を願っております。 常日頃から多くの方にバランスの大切さに関心を持って頂きたいものです。
図は「わかりやすい子どもの足とはき物の話 原田碩三氏 日本教育シューズ協議会」から。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2649

2020年6月28日 (日)

すり足歩行に気づいていない・・せっかくのウォーキングがもったいない

試しに、すり足で歩いてみると太ももがたるんでいるように感じる・・・これってなんだろう?
歩いているのに「もったいない」と感じます。

先日の朝、小生と同じぐらいの友人にすり足の話をしました。
ちょっと失礼に聞こえるかもしれませんが、あなたが今すり足をしてますが、その音が聞こえますか?と聞いてみました。 「いや」との返答でした。 やはり聞こえてないのですね、と言いましたが不思議なことです。

自分自身のすり足は聞こえない、これはすべての方がそのようなことのようです。 ただ歩き始めは聞こえていたのかもしれません。 
聞こえているのは傍にいる人だけ、気にしなければいい話です。

ここで「もったいない」という発想をもちました。
その方は朝早くからウォーキングを兼ねて家を出ているようです。 しかしすり足をしていたのでは運動になりにくいのではないでしょうか。
すり足をしてみるとわかりますが、大腿の筋肉があまり使われません。 その上つま先の可動域も少ないため歩行幅が短くなり、逆に疲れが早く感じるようになります。

すり足が疲れる理由は他にもあります。地面をすって歩くため常にブレーキをかけながら進んでいるからです。 またつま先が使われなけば血液の戻りは少なくなり足が重く感じるようになる、そのようなことをミルキングアクションと言っています。

すり足の怖さは転びやすくなることです。 しかし本人はどうして転んだのか理解していません。 路面が滑りやすかったのでは?と多くの方が考えてしまいます。 
すり足の音が聞こえなくなる、という話はもっと怖いことです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2648

 

2020年6月26日 (金)

中敷きの効果は中足部から後足部に 

中敷きの効果はサイズの調整よりも足をサポートすることにあるという話です。

好みのデザインを聞くと、ほとんどの方がトウ(靴のつま先部分)のデザインに集中し、履き口や後足部について話が出ることは少ないようです。 とくにトウについては、自分のつま先幅を超えるような広いトウを好む方はごくまれである。

端的に言えば細いトウを好む方がほとんど。 そして時には靴の先までサイズの調整として中敷きを挿入し、結果としてゆびがきついと言われる。 足の中で最も広いところはゆびの部分ですが、それがわかっていても細い靴を購入してしまう。

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中敷きの効果は上記の写真のように中足部から後足部にあることがわかります。この中敷きは踵から三分の二ぐらいの長さのものです。
説明書きには、
中足部については、中足骨を下からサポートするという機能、また土踏まずをサポートする機能をもつ。 
後足部については、後足部のアーチをサポートすること、またヒールをサポートする機能があると記しています。

こうして中敷きの効果をみると、トウに該当するものはなにもありません。 つまりトウの空間を保ちつつ、その後方をサポートするというものが中敷きなのです。 しかし多くの方はサイズの調整、しかも前足部の調整ばかりに目がいっているようです。
サイズの調整がトウまで入ると当然きつくなりやすい。 これでは中足部からのサポートの効果は半減してしまうのです。
そこで、写真のようなトウに入れない短めの中敷きがあるのです。

つま先の幅に匹敵するデザインを選んでほしい、靴選びはそこから始まります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2647

2020年6月24日 (水)

ゆびの下に名刺を入れ浮きゆびをみる 

名刺をゆびの下に入れ浮ゆびを確認しています。

足を計測していると目立つのが「浮ゆび」 以前はあまり気にならなかった浮ゆびですが、だんだん多くなっているように思える。 

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計測中「ゆびが浮いてますね」と言っても当人は何を言われているのかわからないようです。 浮ゆびという言葉も初めて聞く人が多いようで、それがどういうことなのか、理解がすすんでいない。  まったく初耳といった調子で、なかなか飲み込んでいただくまでに時間を要する。

浮ゆびの話のまえに面倒なのが、自分の立ち方がどうなのか? 気が付いていない人が本当に多い。 指摘されて初めて気が付くようであるが、そのような方に前方を歩いている人の歩き姿を問うと「あの人は足が上がってませんね」とか「すり足ですね」と語る。 しかし自分の歩き方の評価はまったく普通と思っているようである。 自分の立ち方や歩き方を知る人は極々少数です。
浮ゆびになるとどうして問題なのか?
立ち姿が後傾しやすいこと、また歩行時につま先を使うことが少なくなることです。
結局歩幅が狭くなり何となく弱々しい歩き方に見えてしまう。 また見えるだけではなく長歩きをすると疲れやすく、それが毎日続くと全身が疲弊してしまうことになる。 また上り階段などは大変疲れやすくなる。 それは持久力に耐えるヒラメ筋を使うことが少なく、速筋の割合の高い腓腹筋にたよってしまうからと言われています。

最初に記したことですが、計測時に「浮ゆびになってますね」と言葉だけで指摘しても相手に通じるのは半分ぐらいでしょう。 ところが名刺がゆびの下に入ることで浮ゆびに理解が深まっていく。 説明はやはり目に見えることが大事なことのようです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2646

2020年6月22日 (月)

二段ハトメの簡単なひも解き

二段ハトメ(ひも通し)に輪(写真)を作ってひもを締め一度履いてみましょう。 二段ハトメとは一番手前(踵側)のハトメのことです。

まず靴を脱ぐときのひも解きの手順から

玄関を明るくしてイスにかけ
ヒール部をトントンして靴を立てる。
そして、 
1番をゆるめ2番内側外側を引きます。 そして3番を引き靴を脱ぎます。

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履くときは、脱いだ状態にまま、甲ベロを持ち靴べらを使い履き、その後内外側のひもを同時に引けば締まります。 そして結び簡単に終了です。

二段ハトメを使うと甲部の引き上げで踵部の靴が軽く上がるため快適に歩けます。 
その上甲の足背動脈が圧迫されにくい。

ただ着脱が面倒という方が余りにも多いようです。 そこで上記のように着脱に工夫をすることです。

二段ハトメのウォーキングシューズが多くなっていますが、その割合にハトメが利用されていないようです。 歩く歩数が多くなるほど二段ハトメの効果が出てきます。 
快適ウォーキングを心掛けましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2645

2020年6月20日 (土)

靴を処分するときは中敷きを抜いてとっておきましょう 

靴の中でどのような立ち方がいいのか? 中敷きをみれば一瞬にして思い出すことができます。そのために靴を処分するときは中敷きを抜き取り保管しておきましょう。

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保管している中敷きをみると、一瞬にして履いていた靴が想像でき、履き心地まで思い出すことができます。 そうすると足裏の感覚まで読み取ることができ、次に購入するときの参考になります。

数年たち抜き取った数足の中敷きを比較すると、消耗に同じものがないことに気がつきます。 中には同じ靴を履いている場合もありますが、それでも消耗は同じではありません。
その要因は自分の体調の変化や体重の変化などもあります。 それよりも同じ品番でもフィッテングに同じ靴がないからです。
 
そうすると頼りになるのは、足裏の感覚なのです。 靴を購入するときは慎重に足裏の感覚を読み取ることです。 
「足裏の感覚を利く」・・・冷静に以前の足裏を振り返る、フィッテング中にそのような時間をもちたいものです。
それにはまず体調のよい時に靴選びをすることが第一でしょう。
また同じデザインで同じサイズが2足あったら両方履いてみましょう。 そしてどちらかを選ぶことです。

中敷きの消耗の激しい方は、ぜひシューフィッターに相談することも大事です。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2644

2020年6月18日 (木)

おしっこが出やすい靴 

おしっこが出やすい靴・・そんなことを考えているとき、13年前の投稿を思い出しました。
それは下記の内容です。

長年にわたり調査研究をされた平沢彌一郎氏の書籍「足の裏は語る」(筑摩書房)から紹介をします。 その内容は排尿の際の足の裏にかかる面積と重心の位置について意外な結果が得られたとあります。 排尿始まりは右足に多くの体重が乗っている。  ところが排尿と共に右足の踵の部分が上がってゆく、そして右足から左足裏に力が移動をして面積がだんだん広がってゆく。 重心の位置は始めは踵から40%周辺にあったものが排出が終わるころには、50%あたりまで移動をする。 排尿が終わるとまた初めの位置に戻る。 これらの姿勢はしゃがんだ時の方が立った姿勢よりさらに顕著な傾向を示した。   さらに大人の女性の「立ちション」について触れている。 東京オリンピック、渋谷の競技場に接地された「立ちション」、そのトイレで排尿をして終了するころには尿道を自分の意志で縮めることができ尿の出方を調節できる。 終了 後は紙で拭かなくとも平気、と記しています。   
このような研究をされた平沢氏に心から敬意を表したいと思う。  

足の上に身体があるという基本的な原理が手に取るように解ります。  このような平沢氏の研究から足の付かないトイレなどは考えられない。 子供のトイレにも足の付くトイレが必要不可欠と思います。 
 
以上は2007年6月30日にこのブログに投稿したものです。

「身体の土台は足」とよく言われていますが、上記の内容は素足の計測です。 靴を履いたらさらに難しい話になりそうです。 極端な話、素足のように重心の変化が起こりやすい靴がいい。 しかしそう簡単ではありません。 靴を履く目的は、すんなり立てしっかり歩きこなせること、排尿は二の次になるかも。 そこでどちらにも通じるような靴、それはフィッテングとなりますが、これがもっとも難しい話です。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2643

2020年6月16日 (火)

男性のフォーマルシューズ  

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フォーマルシューズを購入する人は、ビジネスにも履けるものがいいとよく言われます(特に男性)
男性のフォーマルシューズの代表はストレートチップ(写真・・ 一文字・けりつき)が上げられるが、次いでトウ(靴のつま先)に飾りのないものが好ましい。

最近の結婚式をみると主催者より派手なシューズを身に着けた出席者が非常に多くなっている。

ストレートチップは歩くときにできる曲げシワがトウ(靴のつま先)までいかないようになっている。 つまりフィットした感覚でシューズは常に清楚さを保つようなデザインなのです。 フォーマルウエアには無駄なシワが一つもありません。 少々動いてもシワをみることはない、しかしシューズは曲げシワが必ず発生します。 それをストレートチップで止めているということになります。

それでは結婚式にはなぜ常履きではないシューズが適当なのでしょう。
それは主催者(結婚当事者)への配慮です。 特に大事なお祝いなどの席では主催者を盛り上げるような服装がベストなのではないでしょうか。 それには上に記した、清楚であること、そして主催者に対して控えめであること。

現在、ストレートチップのデザインがビジネスに多く履かれるようになりました。 特に書類を大切にする弁護士や会計士・税理士の方に愛用者が多い。 そのような方は持ち歩くバッグにも反映され、口が大きく開くダレス型が好まれ、両手で書類を出し入れすることができる。 そのしぐさは先様の前で書類を大事に取り扱うことを印象付けます。 ダレスバックにストレートチップの靴をみると、その方の仕事がわかると言われている。

今時、「ストレートチップは控えめすぎる」という言葉が聴こえそうですが、結婚式等での足もとは特に大事なことです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2642

2020年6月14日 (日)

靴ひもを締めて、後ろ歩きを2~3分してみよう 

「後ろ歩きをしてみよう」・・・そんな暇はありませんと一喝されそうですが、たった2~3分です。

後ろ歩きをすることで「ヒラメ筋」が鍛えられる。 歩行の中で最後に地面を押し出すときに使われる筋肉がヒラメ筋、このおかげで長距離を歩くことができる。 ヒラメ筋が衰えると腓腹筋が集中的に使われ、少し歩いただけで疲れやすくなってしまう。

後ろ歩きをすると、ヒラメ筋が前歩きの6倍も使うという。 ヒラメ筋はアキレス腱とつながりふくらはぎの奥にある筋肉で疲れにくいという特徴がある。
ヒラメ筋のトレーニングには後ろ歩き以外につま先立ちをしてもいいでしょう。 机などにつかまり背筋を伸ばしてしっかり踵を上げ下げすることもいい。 

一日の内でどこかで後ろ歩きをしてみましょう。 大事なことはごく短時間でも毎日行うこと、エレベーター前など待っている時に行うなど、場所を決めて習慣にすることが大事なことです。
小生は朝のラジオ体操の後3分間ほど後ろ歩きをしています。 

上記の内容は[百歳まで歩く 田中尚喜 幻冬舎]から引用しましたが、その中に「後ろ歩きで歩き方の悪い姿勢がとれてスムーズに歩けるようになれば、後々の歩行寿命も延びるでしょう」とあり、とても印象深いものを感じます。

歩行中つま先を使うことが大事と言われてますが、最近は浮きゆびの方多くなっています。 つま先余裕を持ち、ひもをしっかり締めて玄関を出ましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2641

2020年6月12日 (金)

靴ひもを結ぶため玄関を明るくしましょう 

外出時に靴ひもを結んで出る人はどれぐらいでしょう?
靴の話で伺い挙手を願ったところ、何と20%も満たないことがありました。 以前に比べひもの付いている靴を使用している人の割合は格段に多くなっています。 ウォーキングシューズ中心の世の中になったからかもしれません。 
「玄関で靴ひもを結び直して来られた方は?」とお伺いをして20数年も経ってますが、その割合はほとんど増えていないような状況です。

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なぜひも結びが面倒なのでしょう。
まず気持ちの面を考えると、時間をかけたくないという思いが先に立つ人が多いようです。 わずか1~2分のことですが、玄関でもう次のことを考えている人がいるようです。 玄関は素通りをするところ、最初からそう思っている人がいるようです。

次に身体が思うように動かないのかもしれません。
かがむのがむずかしいという高齢者。
目が見えにくくなったという方。 

そして玄関の環境がひも結びに適していないこと。
イスがない。
靴べらがない。
玄関が狭すぎる。
脱いだ靴が散らばっている。
暗すぎることです・・家の中でもっとも暗いところは玄関かもしれない。

この中でもっとも大事なことは暗すぎることではないでしょうか。
蛍光灯が付いている玄関、また電球のところといろいろですが、電球であれば100ワットに替えてみることをおすすめします。 靴ひもがどれほど見やすいか、一瞬にしてわかります。
靴ひもの多くは黒色が多いこともあり、暗いところでは結び目がわかりにくいのです。 また帰ってきて靴を脱ぐときは、次に履くことを想定して靴ひもを解いておきましょう。 つまりすぐに靴が履け、簡単に靴ひもを結べるように工夫をして保管をすることです。

玄関を明るくすること、ぜひ実行していただきたいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2640

 

2020年6月10日 (水)

足の計測カードを名刺入れに入れている顧客 

ご自分の名刺のようにいつも小生の名刺を大事にしてくれる顧客。 来店され挨拶を交わしてからその顧客はおもむろに胸ポケットに手を入れしっかりとした黒い名刺入れから小生の名刺を差し出してくれる。 その手つきは何年も変わることがない。 
「最初にお会いしてからもう15年も経つんですね」というような話からフィッテングが始まる。 さすがに名刺の隅々が傷みはじめているが、それでもその顧客は大切にしてくれている。 決して新しい名刺を要求されることがない。

名刺入れにしっかりしまっておられる訳は、おそらく来店された最初の足のサイズそして足の特徴を記しているからでしょう。サイズがほとんど変わらないことは健康の証といえるでしょう。  

この名刺にはあらかじめ「ご来店の際はご一報をお願いいたします」と入れているが、この顧客からは一度も電話を頂いたことがない。   その顧客から「いつもいらっしゃいますね」と言われるのですが週休二日にも関わらずとっても不思議です。それでもいつもお会いできるのはどうしてだろうか?

その名刺には私の顔をイラストで入れている。 写真からイラストにし、ハンコにしているものを押して差し出している。 そのことも近親間をもっていただける理由かもしれません。

来店され、小生の名刺を差し出してくれるその瞬間は何ともいえない充実感がある。顧客の身のこなしや手つきに小生への愛情のようなものを感じることがある。 ごくごくわずかな合間ですがとても感謝の時間なのです。
名刺を大事にしてくれる方がいる・・・とてもうれしいのです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2639

2020年6月 8日 (月)

履いたまま膝上に乗せるとき、「いいんですか」という言葉をいただいた 

膝上に乗せるとき・・・という今回のテーマ、ちょっとわかりにくいので少し細かく記してみます。
ひざまずいたまま靴べらで靴を履かせて
あげ,その後お客様の靴の腰周りに手を当て、私の膝にのせてくださいと促すと、「いいですか」と気遣いをされます。 そして踵をトントンした後、靴ひもをトウ側から締めていく。 そして手際よく蝶結びをします。

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そうすると足の踵周りに靴の後足部が吸い付くような感じになり、お客様はいかにもいい感触というような顔つきをされます。
 
踵周りや靴全体のフィッテングは靴べらで履かせて上げた瞬間にわかります。 大げさな表現ですが、お客様がサイズの良しあしを判断する前に「合ってますね」と申し上げることがあります。 

繰り返しになりますが、履いたままの靴を膝に乗せることに顧客は非常に気遣いをされます。 そこで、しっかりと「私の膝にのせてください」と申し上げるようにしています。
履いたままで靴裏が膝の上に乗るということは現実にはありません。 それだけに気を遣うのでしょう。
足もとは本当に敏感なところ、特に踵は意外に高感度なところで神経が集中しているところと思われます。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2638

 

2020年6月 6日 (土)

足裏を指圧後、しっかり立つことができると語った顧客 

足裏全体を指圧してから立って頂いたところ、その顧客は「しっかり立っているという感触があります」と言われたことがある。 歩いて来店されたのに不思議な話です。 どんな感触で歩いていたのでしょう?

その顧客は最初指圧した瞬間飛び上がるような痛みを訴えたのです。 ところが30秒ぐらいが過ぎたころ、その痛みをまったく発しなくなったのです。 そして3分ほど経過して終了。 その後もう一方の足を指圧すると同じく強烈な痛みで足を引くほど。 そして3分ほどで終了。 足裏の横アーチの中央部やや後方あたりが特に痛みが強いようです。
足の甲側で痛みの強いところがありました。 外くるぶしの真下の関節部、その顧客は土踏まずが
低下気味でした。

しっかり立っているという感触について、床に敷いている布の感触がはっきりわかると言われました。 そしてつま先に力が入りやすく上半身がとても楽に感じる。 気持ちがスッキリする、このようにたくさんの違いを語ってくれました。

高齢者ほど足全体を指圧する必要があるように思います。 特に靴選びの前には、簡単な指圧を施すことは大きな意義があると思われます。

今回のテーマと同じような内容を、先月(5月)の8日に「足裏が痛くて履けない」とテーマで投稿しています。合わせてご覧ください。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2637

 

2020年6月 4日 (木)

四国八十八か所巡り・・靴に助けられたと感謝された 

靴をお求め頂いたお客様から感謝の言葉と共に合掌されたのです。

そのお客様は来店後すぐにイスに座られるほどの高齢者、
それでも八十八か所を歩き通されたのです。 「何事もなく歩き通せたのは、この靴のおかげです」と語られた。 
そして私と目を合わせ合掌、
そのお姿に小生はビックリしました。 

以前その
お客様は靴をお求めになるとき「四国を歩きに行くのですが」と相談を頂きいろいろ試し履きをされ、選んでいただいたのが革のウォーキングシューズ、ソールはウレタンでひも付き、価格は13,800円でした。 とくに重装備の靴でもなく、丸いトウ(靴のつま先)でヒールも丸いデザイン、タウンシューズとして履かれるタイプのもの。 他の靴と比較して違うところは、上に記したヒールが丸いことぐらいでしょうか。 その当時丸いヒールを開発しているメーカーは少なかった。 この丸いヒールをみると、多くの顧客からウォーキングでも「恥ずかしい」と言われたものです。

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靴がその方に合うかどうかは履いてみなければわからないもの、そのような不確かな物(靴)を販売している、そう今でも思っている。 ましてひと月半から二か月も歩き通すという過酷な状況ではなおさらです。 
顧客の強い信念と体力にまかせる以外はありません。 靴とは不思議なものです。 靴は相性ですと軽く言っているが科学的な説明がみつからない。顧客が真剣に合掌されたその気持ちがよくわかります。
靴の販売には、いつも真剣に向き合っていたいものです。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2636

2020年6月 2日 (火)

修理を依頼した靴に、途中経過の電話をくれたという顧客 

今回のテーマは靴の修理ができ上がり、引き取りに来店されたときに顧客が語ってくれた話です。

その靴はずいぶん長い年月愛用されたようで、修理期間が一か月を超えてしまった。 預かるときは40日ぐらいかかるかもしれませんということでお預かり伝票をお渡ししたようです。 

その顧客は、修理を依頼してからずいぶん経ったなと思っていたところに、修理の途中経過を連絡くれたと大変感激の様子。 そのタイミングのよさがとてもうれしかった、と話をしてくれたのです。 そのとき、顧客はちょっと履きすぎて修理に手間取ったのかもしれないと語ってくれたのです。 実際靴の修理はマニュアルを超えたような手間のかかるものが結構あり、思ったより時間がかかったという靴職人が多いものです。 そのようなとき職人は、当社の靴をこれほど長い間履いている靴だからと気張って修理にとりかかると言います。

この頃は修理も受け付けないところが増えている。 その多くはインポートが多くなり、部品すらないというところばかりです。 また修理内容とその価格を一覧にしているところは一握りのメーカーだけで、多くは電話で問い合わせをすることになる。 そうすると時間がかかり顧客を待たせることになります。 

世界的な有名ブランドのバッグ修理一覧をみたことがある。
そこには、ミシン掛けやビス一個の取り換えまで価格が表示されており大変驚いた。 日本のメーカーでは事細かく表示しているところは少ないようです。 日本人は細かいところまで気が付く、とよく言われるが、このブランドには及ばない。 

預かった顧客の修理靴は大事に取り扱っていますよ、という心を表したいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2635

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