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2020年5月10日 (日)

靴販売員に感激・・履いていった靴を磨いてくれる

「顧客は販売員につく」と言われるほど販売員のサービスに独特なしぐさとすばらしさが見える販売員の話です。 固定客がつきやすい靴の売り場、そのしぐさや手つきにに自然さが現れるからたまらない。 そんな先輩が靴の売り場におりました。

この先輩は常に胸のポケットに真っ白いハンカチを入れており、いつも顧客の靴を磨いている。 そのハンカチを使うタイミングが他の販売員にはまねができないほど絶妙な瞬間なのです。

靴の試し履きをしてフィッテングが終わり「この靴にしよう」と顧客が一声発した直後「ありがとうございます」と販売員は頭を下げ、選んでいただいた靴を胸ポケットから取りだしたハンカチでひと拭きします。 底も靴の中もすべて手ばやに拭いて靴箱の上にのせる。 その間顧客は靴売り場のスリッパを履いてリラックスしており、自分の履いてきた靴に足を入れることはしません。 いつもの毎回のパターンなのです。 

そして雑談を始めながら、今度は顧客の履いて来られた靴を話をしながらていねいに磨き始めるのです。 この時間のほうがフィッテングの時間よりはるかに長いのです。 履いて来られた靴を自分の顔につくほどに近づけ丁寧に底以外を磨くのです。 クリームも使わずに素磨き(空拭き)をするのです。 しかし顧客が履いて来られた靴は、まったく汚れてはいません。 汚れより常に光っていると言ったほうが早いのですが、それでも話の進行に合わせながらゆっくりとハンカチで磨いて差し上げているのです。 その間販売員は膝を曲げた姿勢で話を交わしているのです。 バーテンダーがカウンター越しにグラスを磨いている、そのような雰囲気のようです。 

毎回この販売員の靴磨きを見ているとわかってくるのですが、顧客は靴を磨いている時間と会話を楽しむために来店しているように思えます。  

この頃は売り上げ第一になってこの販売員のやり方を否定的に見る人が増えてきました。 この販売員が店頭で走っている光景は一度もありません。 それほど売り上げが常に上位でつねに穏やかな方なのです。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2624

 

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