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2020年4月 8日 (水)

いい仕事ができるうれしいはきもの

Dsc04377

仕事ができる履きもの・・・上記の履きものを見て
私は咄嗟にそう思った。 
実はこの履きものは路上に落ちていたもの。 その作りをみるといろいろな
配慮に圧巻です
何とコハゼが12枚もついており、しかもコハゼの止める位置が4段にもなっており細かく調節できる。 
さらに止める位置がふくらはぎの太さに合わせられるよう間隔が広がっている。 つま先の部分をみるとミシン目が一本ありその位置から厚い布になっている。
足首の形状はあまりにもフィットしそうでうれしくなる。 「うれしい」などという表現は子どものようで幼稚な表現ですが
決して誇張ではありません。 履きものが好きなのか本心からそう思うのです。

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以前のですが、世界に誇る瀬戸大橋は地下足袋があったからできた」という話を、確か福山市松永はきもの資料館で伺ったように記憶をしています。
橋の
基本となる支柱はすごい高さ、そこに設置するワイヤー、そ工程を思うと足もとの確かさが重要なことは誰にも理解ができる。 そこでは左右の足だけが頼りになる。 それにはつま先が割れている履きものがどうしても欠かせない。
力が入りやすい
つま先、滑りにくい底、そして重要なのがふくらはぎの締まる位置です。 しっかり締めることでつま先に力が働きます。 細かなコハゼの差し込み位置、日本人ならではの発想配慮を感じます。 いい道具が合っていい橋ができる。

いい仕事ができるこんなうれしい履きものはめったにありません。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2608

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