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2020年4月30日 (木)

大事な靴ひも  

靴ひもは大事な道具(パーツ)です。 
街中に暮らしていると靴ひもまで気をつかうことは少ない。 それは何か不都合なことがあってもいつで調達ができるからかもしれない。 最近はスリップオン(ひもなし)の靴を常用している人が多いようですが、改めて靴ひもについて考えてみてはいかがでしょうか。

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写真は東日本大震災で東松島市(宮城県)に入った記者が履いていた登山靴。 NHK放送博物館[東京港区]を見学したおりに目にしたものです。 最先端のカメラの機材が揃っている博物館に靴が並んでいることに大変驚いたが、なんと地震発生後三日目に現地に入った時のブーツと記されている。 もう靴ひもがズタズタ、どれほど歩き回ったのでしょう。 おそらくあたり一面の大変さに足もとに気づくスキもなかったのでしょう。  

博物館は靴、また靴ひもの大事さを伝えているのではないかと思いますが、このときどうしてクリアしたのでしょう。 このまま履き続けたのでしょうか。 それとも代わりのひもが調達できたのか?  またはソックスを二枚重ねをして履き通したのか。 ブーツはひもがもっとも重要な部品で、同じような長さを探すのは大変大変です。


ゆるすぎると踵周りに靴擦れができやすく特にブーツは困難をきわめる。 出発前に替えひもを準備されていたのかもしれない。


足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2619

2020年4月28日 (火)

きびす(踵)を合わせて起立をする

左右のきびす(踵)を合わせて長時間立つことは苦しいもの。 言葉少なに相手に敬意を表するときにみられる日本人の立ち方といえるのではないでしょうか。 そこ姿勢に独特のものを感じるのは私だけではないでしょう。  アメリカでは緊張するような場面では両足を肩幅に開いていると言われている。 その姿勢は非常に合理的で長時間でも疲れにくい。  それと比較をすると日本の場合はアメリカとはまったく反対の姿勢をとっていることになるが、あえて自分を犠牲にしているといってもよさそうです。

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ところで、きびすを合わせて立つことは決して多いものではありません。 一年に何度もないでしょう。 元日のお参りや冠婚葬祭などでしょうか。
それだけに社会全体がラフになったともいえるが、ただ業務となると全く異なります。 写真はこれから乗務しようとする前の瞬間を撮ったもの。 会社の受付などでよく見かける姿勢ですが、乗務員でもこれほどの姿勢に接することは多くはありません。 

足もとをみるとパンプスを使用しているが、高齢になるとこの姿勢はとても難しいのではなかろうか。 人手不足でますます高齢化に拍車がかかっている、そのうちパンプスの義務付けに理解が得られなくなるでしょう。 社内で靴に対する検討をお願いしたいところです。

日本ほど足もとの履きものに厳しさを要求するところはないでしょう。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次  №2618

2020年4月26日 (日)

中敷きは定期的に交換しましょう 

この中敷きは足のサイズの3分の2ほどのもので素材はシープ革(羊革)です。 凹凸も少なくなりかなりへたっており交換のタイミングがとっくに過ぎているような。 履き心地が安定して履き心地がよいためか、入れた中敷きのチェックを忘れてしまいやすい。

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下記の中敷きは上のものとまったく同じもの、一見しただだけでもその違いは明らかです。
上に記した、安定した履き心地とは足が慣れてしまっただけの事で、新しい中敷きと交換して履いてみると一瞬でその違いは明らかである。 足裏は敏感であるがとかく忘れやすいと言われているのは本当のことです。 中敷きの裏に挿入した日付を記入しておく必要があるようです。

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この中敷きは立体的で硬質なプラスチックが入っており踏みごたえが実にいい。 バネのような構造になっておりなかなかへたりにくい。 写真上方のふくらみは中足骨の横アーチを補完するもので、後足部の丸くみえるところは踵骨の位置で中がくり抜かれており安定した立ち心地が得られる。
3分の2の長さのためつま先余裕がたっぷり、この中敷きを入れてもトウ内部は狭くならない。 両面テープが裏についている。
長い中敷きを入れると、つま先が狭くなりやすいため、このような短めの長さがふさわしい。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2617

                                                                

 

 

 

2020年4月24日 (金)

靴べらは踵まわりの内側に挿入する 

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踵まわり内側とは上記の写真の通りの位置です。
右足の靴に靴べらを挿入しているところですが、フィッテングチェアを使用すると、特に踵が靴の内側に出てしまいます。 立ったままでも踵を上げると靴の内側になります。 そうすると靴を履くにはどうしても靴べらが欠かせません。

下記の写真は靴べらを挿入する位置、膝の真ん前に目があります。 ニューヨークで視察したときのフィッテングシーンですが、このような姿に、靴を合わせるという意気込みや熱意がシューフィッターに感じます。 このようなポーズをする販売員が最近日本にもたくさん現れてきました。 シューフィッターの仕事、正にここにありというところです。 どのように踵が靴に入るか?その一瞬にかかっているのです。 踵が靴の中でしっかり落ち着くかどうかをみています。

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私は右利きで、左の靴にフィッテングをするときも右手で挿入します。 そのためにイスにかけるときは、イスの位置を少し左足のほうに置いています。 その結果同じ位置で右手で左右のフィッテングができる。 イスがなく膝をついてフィッテングをする場合も左足に寄った位置に腰を下ろしています。

一般の方が自分で靴べらを使う場合は右手から左手に靴べらを持ち替えるほうがしっくり足が入るようです。 左足には靴べらを右手で持ち、右足には靴べらを左手に持ち替えるということです。

「どのように踵が靴に入るか?」と記しましたが、その感触は目よりも手の平の感覚が決め手になる。 指を含め手の平いっぱいでわずか数分の一秒を感じ取っています。 この瞬間で踵に靴の腰周りがあっているのか、また左右差がないかを読み取ることができます。 
こんな話があります・・・踵が入った直後「いい感じですね」と申し上げると、顧客は「目に見えないのにどうしてわかるのですか?」と問われたことがあり、感心されたことがありました。 ただ私は左手ではその瞬間の感触を感じ取ることができません。

膝の真ん前に目の位置がある、写真はわずかな瞬間を見逃すまいといった一瞬のポーズなのです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2616

 

2020年4月22日 (水)

靴の購入前に、足のサイズを測りましょう 

靴についてのアンケート調査をみるとサイズの無記入の人がまだまだ多いようです。 その要因はサイズが解らない、また靴によってサイズがさまざまで一定しない人が多いのかもしれません。 またサイズについてはいつも使用している靴のサイズが足のサイズと思っている方が多いというのが実態のようです。

足の計測経験者は高齢になるほど少ないようです。 

少なくとも靴を購入するときは足の計測を申し出てほしいものです。 もちろん販売員自身は靴を選ぶ前に足を計測することは当然なことです。 足をみればサイズが解るという販売員がいるかもしれませんが、靴選びは販売員だけではなく顧客との共同作業であるといえます。

サイズを計測をしていると顧客はいろんなことに気づくようです。 よくある話ですが「私の足はそんなに細いんですか?」という一言、実はこういう話がもっとも多いのです。 大きすぎる靴を履いているため足が痛くなりやすく疲れやすいことが多いのです。 
品ぞろえのことですが、店頭に細い靴が少ないため顧客は今まで履いた経験がないといった実情もあります。 もちろん「お客様の足に合う細身の靴は当店にはありませんので・・・・」と申し上げるべきですが、現実は大変むずかしいものです。
この問題はこれからますます重要な課題になっていきそうです。

計測は数字面だけに目がいきますが、アーチの低下や踵骨の姿勢、またゆびの勢いやタコなどの症状を確認できます。 いつもどのような歩き方をしているか想像できます。 このように足の計測によってさまざまな情報を得てお勧めの靴が出てきます。 足の計測は非常に重要です、定期的に計測をしましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2615

2020年4月20日 (月)

感染予防・・病院で今こそ「下足札」

コロナウイルスで我慢の毎日、はやく終息してほしいものです。

Photo_20200419105001 ところで感染を予防する手立てとして、高齢者の施設では個室に入るまでに履きものを2度履き替えることを徹底している所がある。 その前に施設に入るときは個人名を記入する。 

昔病院に入るときは履きものを預け「下足札」を受け取っていた。 この頃は下足札という古い話より、駅に設置しているコインロッカーなどが適当かもしれない
。 暗証番号を記憶して開ける、大変便利になりました。

特に病院では、玄関を素通りする靴に対して衛生上注意を向ける必要があるようです。 院内に入るときは靴から他のはきものに替えることです。 
病院へのお見舞いに根の付いた花は歓迎されないようですが、それは「根が張る」という話もありますが、衛生を考えると土を持ち込むことにも注意が必要です。 

手洗いやマスクの徹底が促されているが、足もとの衛生管理が忘れられてはいまいか。 灯台下暗しと言われるが、残念ながら足もとはどうしても後手に回るようです。

Photo_20200419105301 話が変わりますが、日本は昔から玄関で靴を脱ぐというすばらしい習慣があります。 靴を脱ぐことで感染も少なくなると考えたい。 しかし外国では靴を脱ぐことはマスクをつけるほど簡単なことではありません。 
それは世界の国々では、日本の玄関のように靴を脱ぐ場所がないところが多いこと、また家族の間でも素足を見せることに躊躇する国が意外と聞きます。
 
衛生管理を徹底するために、玄関で靴を脱ぐことの大事さを世界に知らしめる必要があるようです。

病院はもとより一般家庭でも『玄関で靴を脱ぐ』ことは衛生面だけに限らず、豊かな靴生活、足の健康からも必要なことです。  

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2614





 


2020年4月18日 (土)

後足部に靴を合わせる 

靴合わせでもっとも難しいのが足の後足部です。
踵周り、そして土踏まず部、さらに足の内側外側のバランスなど、どれをとっても一言では解決が大変なところ、さらに左足と右足の高さのバランスも重要です。
しかし踵周りのフィッテングは野放しのような人が多い。 足の踵が脱げ加減でも気にしない人があまりにも多すぎます。

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後足部は踵骨一点(下記写真)で支えられているため、常に倒れやすい構造になっている。 それはショックを少なくすることに寄与しているが、踵周りの大きな靴を履くと安定しにくくなり土踏まずの低下要因になってしまう。 踵周りの大きさとともに靴の腰回りには硬い月型芯の入っていることが欠かせない。 つま先の動きにくい小さなサイズを履いてしまうと踵のバランスがさらにとりにくくなるのでしっかりフィッテングをすべきです。
下記の写真の矢印は荷重ラインですが、脛骨(スネ)の真下に踵骨がないことを示しており、足は常に内側に倒れやすい構造になっている。

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このような構造から靴はまず踵周りを合わせることが重要であることが理解できます。
ところが日本では踵周りの大きな靴が多すぎるようです。 幅広甲高と言われた時代の延長にまだあるようです。しかし最近はその逆になってきている足が多くなっています。 それでも靴の改善が遅れ気味のようです。 きついより大きめのほうが「楽」と言った靴合わせが続いているのでしょう。

土踏まず部のフィッティングはみえにくく難しい。 さらに踏まず部は感覚が頼りになっており個人差が大きい。 50才ごろから土踏まずの低下をみる人が多くなるようです。 慎重なフィッテングを願いたいものです。
足と靴健康アドバイザー大木金次 №2613

2020年4月16日 (木)

中足部に靴を合わせる 

前回の前足部に続き今回は中足部に合わせる靴について記します。
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中足部は横アーチをつくる重要な骨格です。 年齢と共に増える外反母趾も中足骨の影響が大きいが、その変化は当人にはほとんど気が付かずに進行します。 それだけに靴選びなどの際にはシューフィッターのアドバイスを受けることが大事で「外反母趾予備軍」などの話が出ることがあります。

昨年出版された「究極の歩き方 講談社」には足形と歩き方は50才ぐらいから変化するという大変ショッキングな指摘がありました。 その中に外反母趾は華奢(きゃっしゃ)な足をしている女性に多いとして三つのアーチを解説し、そのひとつが中足骨です。 

横アーチを維持するには、前回記したつま先の力が欠かせません。 当然ですが二つの縦アーチも関与しており、お互い様というところでしょう。  
つま先の力を発揮するには足に合った靴選びとなりますが、今回の中足骨の機能を維持するには靴合わせが大事です。
足の計測の中に足囲(甲回り)がありそのデータでEやEEなどの太さが表示されます。 


計測データより太めの靴を選ぶと中足骨がまとまらず力が入りにくくなりやすい。 多くはデータより細い靴が適当でそのわずかなしまりが非常に重要です。
靴内でいつも前滑りする靴を履いていると、中足骨骨頭にタコが発生しやすくなり痛みのため前足部のつま先に力が入りにくくなります。 その結果はすり足やうっ血など様々な症状が出やすくなりますので、靴選びの勘所となる。
 
「きつい靴はいや」という方は太い靴を選ぶ方が多いようで、そうすると横アーチが低下しやすくなりますので、しっかり靴を合わせることが大事です。 

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2612

2020年4月14日 (火)

骨格に靴を合わせる 

骨格に靴を合わせる・・・しかし足の骨格は簡単には見えない、それだけに骨格に合わせる啓発はそう簡単なことではないようです。
今回は前足部のつま先部分のフィッテングについて記します。
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骨格図の中でもっとも動きやすいと思われる部位はつま先です。 反対に動きにくい部位は後足部の踵周り、誰でも一目でわかります。 
しかし現実靴を履いている様子をみると、上に記したことと真逆になっている人があまりにも多いのです。 つまり靴の中でゆびはまったく動かず、踵周りはブカブカという履き方です。
ゆびの形をみると上の図では、第一趾第二趾が最も長くなっています。 履く靴も第一、二趾の長いトウ(靴のつま先)の靴を履くべきです。 そのような靴を床に置き左右をピッタリつけてみると前足部がま~るくなる。 足の前足部も左右を合わせるとま~るくなっていることに気が付きます。 ところがそのような靴を履いている人は子どもぐらいで、大人は皆無に近い。

骨格(足)の重さについて、図から何となく見ることができます。 最も重く見えるのは踵周り、つま先はもっとも軽く見える。 それは骨格の太さから当然なことで、靴の重さも足と同じであるべきです。 
華美なデザインをトウに付けたり、太すぎる重いトウ、長すぎるトウなどは、つま先の骨格から相反していることがわかります。 例えばトウに鉄素材が入っている安全靴は、重さで悩んでいる人が多い。 最近はプラスチックが使用され軽くなっていますが、それでも会社内でも事務所から安全靴を履いているところを見受けます。 できれば安全靴は必要な場面だけに使用するなどの配慮はまだまだのようです。

足は常に前進をしている。 その結果靴内ではどうしても前滑りが発生しやすい。 そうすると足の前方と高さに充分な余裕が欠かせず、狭くなるとフットワークが極端に小さくなり疲れとなってくる。
地面の凹凸にそれぞれのゆびが敏感に働きストップにも活躍をする。 姿勢をとるのもゆびである。こんな多くの機能を有する足ゆびにもっと関心をもってほしいものです。
骨格通りに靴選びをすると結果はバラ色になってくる。
次回は「中足部に靴を合わせる」と題して投稿いたします。
足と靴健康アドバイザー大木金次 №2611

2020年4月12日 (日)

歩調が同じ仲のいい夫婦? 

ラジオ体操をしている早朝、いかにも仲がよさそうな夫婦が向こうを歩いて行った。 
隣り合わせで歩き二人ともショルダーバッグを右肩からタスキがけにして、同じ店の紙袋を二人とも右手に持ち、さらに左右の歩調が揃っていた。 身長も同じような高さで、驚くことにストライド(左右二歩の歩幅)もピッチもほとんど一緒のようでした。
こんな光景を見ることはめったにありません。

同じ歩調に「仲がよさそう」とみるのは正解でしょうか?
二人とも姿勢が良く60歳ぐらいにみえたが、話ながらの後ろ姿に温かいものを見た。

当たり前のようですが、毎日同じ時間に同じ人が歩いている。 その歩き方は毎日同じで、夫婦の場合は奥様のほうが先を歩く人が多い。 洋服は変わっても持ち物のバッグはほとんど同じ、歩いている路面の位置も同じ、当然ですが歩く姿はまったく変わりません。 

しかし中には今にも前のめりをしそうな姿で歩いている人も。 最近はステッキをついている人が多くなった。 持ち物がなければ両手にポールを持ったほうがよさそうな人もいるが、恥ずかしいのでしょうか。 
両手をポケットに入れたまま歩く人、毎朝その同じ姿に明るさが見えない。 犬と一緒に歩く人も何組か、中には餌を巻きながら歩く人も、いつもスズメが後から追いかけていく。 それから大きなリュックを背負ったまま走っていく人、それが毎日同じ場所で走り同じところで歩行になる。

定点観察のようですが、人の行動パターンはそう変わるものではなさそうです。 つい自分のことを考えてしまいます・・・他の人から毎日同じようにラジオ体操をしているな、と思われているかもしれません。

さすがに20mぐらいも離れていると、履いている靴までの観察はむずかしい。 しかし一見すると毎日同じ靴を履いている人が多いようである。 

夫婦は仲がいいのが一番、歩調まで同じにとは言いませんが見た目も大事です。 頭では理解をしても歩調まで同じくすることはそう簡単なことではありません。 

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2610

 

 

2020年4月10日 (金)

草履の鼻緒 

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奈良の協同組合で拝見した抜けにくい鼻緒作り、そこには相当な工夫を感じました。 できているものをみると意外に簡単なようですが、ここまでくるのに大変なご苦労を感じます。 特に8の字型のストッパーはアイディアです。

相手は子どもでも、繰り返して履かれるつま先の力は相当なものになる。 どんな方向からでも抜けないことが重要。 


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実際の工程をみると、足の力強さにまけないよう真剣に作られています。 子どもは足から成長するといってもいいぐらいですが、そのシンプルさは他のはきものにはないでしょう。 
つま先だけで履くはきものに対して、つま先を使わなくとも履ける靴、特に子どもに対して草履と靴について改めて考える必要があります。 
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草履履きで自転車に乗る子ども、生活の中で行われる動作ほど貴重なものはありません。 片足でつま先立ち、この子どもの将来が楽しみです。 靴履きではここまでは無理、子どもには靴と併用して草履をはかせてほしいものです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2609
                                                      

2020年4月 8日 (水)

いい仕事ができるうれしいはきもの

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仕事ができる履きもの・・・上記の履きものを見て
私は咄嗟にそう思った。 
実はこの履きものは路上に落ちていたもの。 その作りをみるといろいろな
配慮に圧巻です
何とコハゼが12枚もついており、しかもコハゼの止める位置が4段にもなっており細かく調節できる。 
さらに止める位置がふくらはぎの太さに合わせられるよう間隔が広がっている。 つま先の部分をみるとミシン目が一本ありその位置から厚い布になっている。
足首の形状はあまりにもフィットしそうでうれしくなる。 「うれしい」などという表現は子どものようで幼稚な表現ですが
決して誇張ではありません。 履きものが好きなのか本心からそう思うのです。

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以前のですが、世界に誇る瀬戸大橋は地下足袋があったからできた」という話を、確か福山市松永はきもの資料館で伺ったように記憶をしています。
橋の
基本となる支柱はすごい高さ、そこに設置するワイヤー、そ工程を思うと足もとの確かさが重要なことは誰にも理解ができる。 そこでは左右の足だけが頼りになる。 それにはつま先が割れている履きものがどうしても欠かせない。
力が入りやすい
つま先、滑りにくい底、そして重要なのがふくらはぎの締まる位置です。 しっかり締めることでつま先に力が働きます。 細かなコハゼの差し込み位置、日本人ならではの発想配慮を感じます。 いい道具が合っていい橋ができる。

いい仕事ができるこんなうれしい履きものはめったにありません。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2608

2020年4月 6日 (月)

定期的に靴の中底をみましょう 

靴を見ても中底まで見る人は意外に少ないようです。  
足裏も靴と同じで見る人は少ないのは不思議です。 中には足裏を洗っていても見ない人がいる。 お腹が出すぎて足裏を見るのが苦労という人も。
足裏や靴の中は見る習慣がない?・・・足裏と靴の中はなぜか共通することが多い。

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中底の消耗が激しい写真ですが、不思議なことに気が付いていないことが多く、指摘されてビックリする人がいる。 「そういえば足裏がおかしいと思っていた」と語った人がいた。 このような人は、靴を購入するときも中底をチェックしない人が多い。
 
どのような中底であれば消耗が少ないのか? やはりパルプボードより革ではないだろうか。

ただその前に履き方を改善してほしい。 毎日同じ靴を履き続ければ汗と体重に負け劣化がはやくなる。 少なくとも中2日は履かずに乾燥させてほしいものです。
足は身体の土台、相当な力がかかっている。 足裏でしっかり受け止めてこそ力が入ることを忘れないでほしい。 そういう面で中底の素材は大事で、購入するときは必ずチェックする必要があります。 材料や材質が不明の場合はシューフィッターに聞いてほしいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2607 

 

2020年4月 4日 (土)

2006年のブログ・・「足にも表情がある 」 

のブログ「靴と健康ホスピタリティライフ」を開始した14年前、2006年5月5日の最初のブログのタイトルが「足にも表情がある」でした。 その時の内容をそのまま下記にコピーをしました。


足にも表情がある
足はいろいろなことを訴えます。足には口はありませんが、それにかわることが次に上げる事柄で私はこれを足の表情と言っています。
 
その表情とは足の痛みや窮屈感、発汗です。 靴から受ける痛み、窮屈また指圧の痛みや寝ていてもうずく(疼痛)など。  靴からの圧迫、靴下での窮屈感。  多量の汗や臭いも足が訴えているものです。  その中で特に指圧の強い痛みについては誰でも痛いのでは、その上自分だけではないと思っている人が余りにも多いことです。  そのため自分の足の改善を試みない方がほとんどです。 またその強い痛みのため多量の発汗が生じることはほとんど知られていません。 指圧で神経に刺さる鋭い痛みを感じる人は硬い靴底の使用は難しい、自然に足が抵抗を示すからです。  神経にさわる痛みは発汗と密接に繋がっています。 また指圧で痛みの強い足はいつも靴からの窮屈感を感じます。 

それと共に多量の汗のため靴が早く劣化する、同時に体も非常に疲れてきます。 靴の劣化と体の疲れが表裏一体であることに着目することも大切です。 痛みや発汗は足が見せる強い訴えであることを敏感に感じて頂きたい。 また大きすぎる靴を使用するとすり足になり、小さい靴では歩幅が小さくなる。 足は 「歩きたくない」 といっているに等しいのです。   

子供のころを思いだしていただきたい。足の裏に触れられると瞬間に足を引っ込めた、あの時のあまりのくすぐったさに。 人は敏感な足で生まれてきているのに年令と共に足は鈍感になっていくようです。 敏感な足を取り戻しをしたいものです。  お互いに足と靴について研究をしてすばらしい靴生活をしたいものです。   

以上投稿した内容そのままを記しました。
足の表情についての考察は14年経った今でも変わりがありません。 これからも足の表情を追い求めてまいります。

靴と健康アドバイザー大木金次 №2606

   

2020年4月 2日 (木)

外輪歩行に気がつかない人が多い 

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男性に多いと言われる「外輪歩行(そとわほこう)」ですが、高齢になると女性にも見ることがある。 
足の先が外側にひらく外輪歩行のいいところは安定しやすいことぐらいでしょうか? 
しかしメリットは少なくデメリットを上げたらキリがないほどである。 しかも当人は数々のデメリットにほとんど気がつかずに歩いているようである。 外輪歩行が改善されにくいのは歩き方を指摘する人がいないところにあります。 歩き方はその人の基本的なことで「プライド」に触れ、言われてよい気持ちはしないものです。
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「デメリット」を記すと、
 肩の左右ブレが大きくなる
 歩幅が広がりにくくなる
 けり返しのとき第一趾及び第二・三趾に力が入りにくい
 すり足になりやすい
 早歩きがしにくい
 靴のヒールの摩耗がはやくなる
 靴が重く感じる
 ひも結びがきらいになる
 靴の汚れがはやい
 膝が伸びにくい
 疲れやすい
 結局ウォーキングの効果が少なくなってしまう。
歩くときは片足になるときがありますが、そのとき安定しにくいと外輪歩行になっていくと言われています。 そして歩くことが嫌になってマイナスのスパイラルに入ってしまうのです。
 
では改善策は、
片足立ちが安定するよう腰周りや太ももの筋肉を鍛える。 また脛(すね)周りの筋肉の強化。 つま先立ちも容易にできる必要があります。 そしていつも良い姿勢がとれるよう腹筋を鍛えるなど習慣にすることです。 
イスにかけた瞬間膝が開いている人がいますが気をつけたいものです。 座っても良い姿勢がとれることです。 

外輪歩行が始まった最初が肝心で、指摘されたら外輪歩行にならないよう心掛けが重要ではないかと思われる。  
そこで指摘できる人は『家族』なのです。 姿勢に対して家族以外の他人が入り込むスキはないようです。 
外輪歩行に注意、そんなアドバイスが多くなれば自分自身で気が付くようになるのかもしれません。
 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2605

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