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2020年2月 2日 (日)

革に同じものはない

靴のフィット感に同じものがないとよく言われますが、それは本当のことで同じ靴型から作っているにも関わらず実に不思議なことです。
靴に同じものがないという話の元に、革に同じものがないということがあります。 写真は一枚の革、抜き型で裁断する過程を表しています。 左右同じ伸び方をする位置を慎重に見定めると写真のようになるわけです。
革は高価で貴重なもの、歩留まりを考えながら行う作業は大変、どのメーカーさんもベテランの職人が当たっています。

Photo_20191003110101

型抜きされた革は伸ばされながら靴型につり込みされます。 それでも動物の革ですから左右に違いが出てしまいます。 トラと言われる首から胸にかけて見られるシワ、革になっても縞模様となって表れますが、見た目にも左右を合わせるのは非常に大変なことです。 そして革の伸び方は違ってくる。 
靴は左右ありますから、革の伸びが左右違ったのでは、履いている人が困ってきます。 右だけがどうして大きくなるの?そのような経験者がいるのでは。 靴一足一足の伸び方はどうしても違ってくる。 革に同じものを求めることは所詮困難と言われる所以です。

この頃外国では貴重な革を重ねて型抜きをしているようです。 大量に安く作ることを求められ品質に構っていられる余裕はなくなりました。 こうなると靴の購入時に慎重にフィッテングをしながら今まで以上に神経を注いで靴選びをする必要があります。 

左右同じ品質の靴を選ぶことはますます大変なことになりました。 足や靴、フィッテングの知識をいっそう高める必要があるようです。
以前求めた靴が調子よいということで、また同じ靴を探すことがありますが、しかし同じような伸び方をする靴を選ぶのは非常に困難なことです。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2576

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