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2019年9月30日 (月)

外くるぶしは靴に当たりやすい 

靴の購入時に気を付けていただきたいこと、そのひとつが「外くるぶしのフィッテイング」です。
その理由は靴のトップラインに外くるぶしが当たりやすいからである。 写真を見ていただくと、一目瞭然ですが内側と比べ外側のくるぶしが低くなっています。 
歩いていて外くるぶしが靴に擦れ痛くなった経験者は意外と多いようです。 そのとき、どのようにしてクリアしたのか覚えてますか。 痛いことは記憶に残るものですが、クリアした方法まで記憶をしている人は少ないもの。 足もとは忘れやすいところ言われています。

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購入時にチェックする方法
・・・外くるぶしの靴のトップラインの高さに左右差がないかを見ることです。 その方法は外くるぶしの位置に手の指を差し込み左右の差を確認することです。
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・・・次に履いてみて左そして右に回って歩いてみること。 回ったほうの外くるぶしがわずかに下がるため、トップラインに当たることがあります。 

使用中に外くるぶしが当たって痛くなったときは、
・・・まず靴のトップラインを手の指で軟らかく崩して押し下げることです。 硬い革靴の場合は何度も押して下げること。 擦れて痛くなったら絆創膏を貼ることです。
・・・それでも当たるときは、ティッシュペーパーやハンカチなどを踵下に敷くことです。

靴のトップラインの高さは平均的な高さに設定されてますが、靴を作る際のつり込みに左右差が出やすいことがありますので、購入時はチェックする習慣を持ちたいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2,515

2019年9月28日 (土)

靴鳴り  

靴が鳴る(靴の音がする)と恥ずかしいと感じる人が多いようです。 とくに静かな事務所などで発生する、そこで働いている事務員がいっせいにこちらを向いてしまった、そんな経験はありませんか。 

ヒールのコツコツという音と違い、履いている最中の靴鳴りを止めることは意外と難しい。 その前にどこで鳴っているのか? その原因をつきとめることは至難です。

意外と多い原因は、後から入れた中敷きと、靴づくりの際に使われるインソールとの摩擦音ではないでしょうか。 キュッキュッとする音で左右とも鳴ることが多いようです。  特に革のインソールや中敷きが多いようです。  
その音をなくすには、外出中であれば靴屋さんやアウトドアショップなどで合成繊維の中敷きを購入し替えることです。 それから肌につけるパウダーのようなものをつけると鳴らなくなることがあります。 また中敷きの下に薄いペーパーを敷くのもいいでしょう。

次に底面の接着はがれで音がすることも、またヒールの取り付け部に隙間ができ摩擦することもあります。  

それからシャンクなりということも。 土踏まずに位置に取り付けている踏まず芯といわれるもので重要な部品ですが、止めている釘が甘くなってしまうと音鳴りがすることがあります。
このようなときは靴メーカーにお願いをして修理ということになります。  

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,514

2019年9月26日 (木)

フィッテングサービスへのアプローチ 

「足を計測しましょう」という問いかけをしてからすでに30年余りも経過しています。 
店頭でフィッテング中の会話を聞いていると、足靴の話はよく出るようですが、自分の足を人前に出すことを躊躇する人がまだまだ多いのが現実です。 

そういう中、写真のようなアプローチはとてもわかりやすい。 
このようなディスプレイをする店が増えてほしいものです。

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ディスプレイには、「ぴったりフィッテングサービス」とあります。 
そして、「まずは足のサイズを知ること」 そして「履きやすく調整します」とあり、とても目を引きました。
足の長さや幅を計測するフットゲージが喜んでいるように見えますがいかがですか。 このような計測器具を初めて見たという方が意外に多いようです。 
「足のサイズを測ったことはありますか?」と伺うと、「どのようにしたら測れるんですか?」という話をよくいただきます。 それだけにこのようなディスプレイは多くの方に知られるチャンスのような気がします。
身体の中で計測の必要がありとても大事なところは『足』です。 
教育課程で足を計測する時間を設けてほしいと願っています。 特に幼稚園や小学生、中学生は半年に一度の計測が必要です。 それだけ成長がはやく靴が追いついていきません。 
子どもは足の計測にキラキラした眼で非常な関心を示します。 計測を通して足や靴に興味を持ち、そして全身の学習に関心が及ぶのではないでしょうか。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2,513

2019年9月24日 (火)

狭いところにもイスが置かれている 

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玄関の脇に何百もの靴箱が設置されている大きなお風呂屋さんのロッカー室。 
そのわずかなスペースに靴を着脱するためのイスが置かれているのに関心をした。 しかも長い靴べらまで大変行き届いている。

このようなイスのある玄関?を目にした方は、自宅にもイスを置いてみたいという気持ちになるでしょう。 
多くの方は、靴を脱ぐときどのような動作をしているのか、想像をしてみていただきたい。 片方の足(靴のまま)でもう一方の靴を脱いでいることに気が付く。 その動作はなかなか巧妙で何の抵抗もなくうまくこなしている。 長年同じ動作で繰り返し行われ、改めてその動作を問われても瞬時に出てこないものです。

そのような毎日ですが、
写真のようなイスに座ると、『いいものだな』と思ったりもする。 その気持ちの裏に靴を大事にしなければという想いにかられるかもしれない。  
足で靴を脱ぐのか、手で靴を脱ぐのか、その差は心理的に大きなものがあります。

「自宅
の玄関にイスを置きましょう」と啓発をしてもう23年にもなる。 最近はタワーマンションの玄関にイスを設置しているようであるが、日本ならでは豊かな発想である。 

お風呂屋さんの靴の
ロッカーは、そのキーをフロントで預かるようになっている。 会計が済まないとキーは返却されない、という仕掛けになっている。 このような仕組みはおそらく日本だけではないだろうか。

靴を
大事にしたい、同時にホスピタリティーが感じられる、そんな日本の工夫に感心をしています。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2,512

2019年9月22日 (日)

ここまで描いてほしい  

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左側の婦人の右足をご覧いただきたい。 踵骨が内反になっており今にもねん挫をしそうである。 あたかも危険を知らしめているような絵です。  

今回は足の動きを克明に描いてほしいと思いつつ
取り上げたものです。 
日本の絵には足が描かれていないものが多すぎる。 とくに掛け軸などは幽霊のように足が見当たらない。 畳生活が多かったなごりが絵になっているのかもしれません。 そのなごりとは、正座の文化が今でも根付いているが、絵には
足がみえないことが美徳と化しているようでもある。

身体の中で手先足先を描くことは大変難しいと
言われたことがある。 それだけに描く人も少ないのではないでしょうか。 例えば左右のある靴を絵にする難しさがある。 靴を描くとき小生はトウ(つまさき)がいつも左になってしまうが、右向きに描くと靴にならないことがある。 ましてや足は左右差が出にくい。

足もとの動きは素早いもの、そこを描くことは難題なことでしょう。 しかし足もとでその人のライフスタイルが判るとも言われる。
足は体が動くために基本的なところで、体の上に身体があるのです。 絵を描くとき、このような基本的なところを省いてほしくないのです。
(絵は大阪駅 桜橋口 地下街に降りたところに掲示されています)
足と靴健康アドバイザー 大木金次№2,511

2019年9月20日 (金)

下駄で遊ぶ 

下駄ほど足の成長に役にたつはきものはないと思われる。 特に成長期は格段に違うのではないでしょうか。
どこが靴と違うのか?
もっともな違いは、足裏面(下駄表面)が水平であることです。 しかも木製というなめらかさと硬さを感じることです。
次に前方に踏み込むと傾斜して前のめりになること。 そこに鼻緒があり第一趾と二趾で強くつまむという動作が働くこと。
また当然なことですがつま先が常に開放されゆびが拘束されていない。

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これほどの特徴のある下駄で群れ遊びをするとどうなるのか。 
下駄の上で自由に動く足が
群れて遊ぶとさらに無尽蔵に動くことになる。  足の動きをみると、つま先の動きにくい靴と比較にならない。
写真のように段差のあるころでは、とりわけつま先にかかる力は大きいものになるでしょう。
以上のようなすばらしい機能を有する下駄がなぜ使用されないのでしょう。 最近保育園をのぞくと草履を使用している子どもが多くなったが下駄はほとんど見かけない。 ねん挫などの危険性を考えてのことでしょうか。
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足を強くするのは子どもの時と言われる。 特に重要なことはつま先が柔軟に働くための群れびが重要になる。 そのときの履きものを考えてほしいものである。 先人の遺産ともいえる、よくできた下駄という履きものが日本にあるのですから。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2,510

2019年9月18日 (水)

中敷きを入れるには、すでに入っている中敷きが抜けること  

最近中敷きを入れ替えて履いている人が非常に多くなってきました。 量販店やスポーツ店などをみると、何十種類もの中敷きが並んでいます。 中には紙質など一日履いたら交換するという使い捨て中敷きまでありびっくりします。

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ところで今回の話は、中敷きが抜ける靴というテーマです。
実は購入時の中敷きをそのまま抜かずに、新しい中敷きを入れている方が大変多いのが現実です。 そうするとどうなるでしょうか? 単純にきつくなりやすいということです。 とくにつま先が動きにくくなることは明白です。

ここで重要なことですが、靴を購入するとき『中敷きが抜ける靴』を念頭において品定めをすることです。 中敷きに関心のない人でも、後で助かることがあります。 例えば足が冷えるとき、靴内が濡れた時、汗をかきすぎたときなどです。 旅行中などは何が起こっても動きがとれるように足もとに心配りをしておきましょう。

ほとんどの靴に中敷きが入っていますが、中には貼り付けになり抜けないものがあります。 靴の中に手を入れ抜けることを確認しましょう。 貼り付けになっているものはフォーマルな靴に多いようですが、できるだけ抜けるものを探してみてほしい。  秋冬など寒くなってくると冷えは足先から始まります。 特にフォーマルな靴ほど冷たさを感じるときが多いものです。

ちょっと一言、遠方に行くときは替えの中敷きをバックに入れておくと「助かった」と思うことがあります。
中敷きの抜ける靴を探しましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2,509

2019年9月16日 (月)

同じ靴でもフィット感は違う 

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靴のフィット感に同じものがない、というのが多くのシューフィッターの認識です。 身につけるものでもっとも面倒なものは「靴」といわれるが、それはこのとらえどころの難しいフィッテングにあります。

Dsc04019-3 写真は同じデザインの靴でサイズも同じ、フットベッド(中敷き)の材質・厚みも同じです。 履き方は写真以外のデザインも含め数足を履きまわしをしています。 靴ひもの通し方が違いますが適当に通し方を変えて履いています。 アッパーと言われる甲革に相当な違いがあるようです。 自然の革に同じものがないということですね。 ただ、どちらも履いて10年を越しており、一度オールソール(底替え)をしております。

よくご覧いただくとわかりますが、左右のフットベッドへの負荷に相当な違いがあります。
右側のほうが全体的に黒ずみ扁平ぎみの足のようにみえるようです。
立体的なフットベッドでも靴の中で前にずれるような感触が右の靴にあります。 それが黒ずんでいるところが多いのかもしれません。 

ゆびさきが相当使われていることがわかりますが、それだけに汗は相当多量にかいています。 しかし、この靴の素晴らしいところは、かいている汗が感じないことです。 次によいところはつま先に力が入りやすいことです。 それは左右の靴とも同じです。

同じ靴でもフットベッドへの負荷に違いが生じる? この?を解き明かすことはとても難しいことです。
「同じフィット感の靴はない」という伝説みたいなことは本当のことです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2,508

2019年9月14日 (土)

ヒールカウンターをつぶさないで 

写真は靴についているタッグです。
使用上の注意として、一番最初に記されて内容は「シューズの保持機能で重要なヒールカウンターをつぶさないために、履き口のかかと部は踏みつぶさないでください」とあります。
実にわかりやすく丁寧な説明で非常にすばらしいと感じます。

Dsc04020_1 ここでわかることは、ヒールカウンターが最も重要であることを知ることができます。 「つぶさないで」という表現から、ヒールカウンターがソフトであるかのように読みとることができますが、実際手に取ってカウンターを触れてみると、やわらかいどころではありません。 それどころか、足で踏みつけてもまったく動じないほどの硬さです。
それほどの商品に対して、さらにタッグに注意を記しているのです。

なぜここまで注意をするのでしょう?
靴は骨格に合わせるという言葉があります。。 足の骨格は三点で支持していますが、後足部の踵骨は、一点で支えているため、常に不安定、その上、足の後足部の外側に付いているため内側に倒れやすい構造になっています。 それを補完するのがヒールカウンターなのです。

筋肉に合わせたのでは使用中のフィット感は得られにくい。
「靴は骨格にあわせる」・・・購入時は、最初にヒールカウンターの確認をお願いします。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2,507

2019年9月12日 (木)

靴ひもの長さが左右で違う

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写真の二本のひも、長いほうは95㎝ですが、短いほうはそれよりも何と15㎝も短い、そんなひもが左右の靴に通されていたのです。 
4日前このブログに「購入前に靴の左右を同時に点検しましょう」と題して投稿したばかりでしたが、靴ひもまでは指摘していませんでした。

靴ひもはほとんど10㎝違いで作られているいるようです。 もちろん長いものはそれ以上かもしれません。
15㎝も短いひもは、靴ひもを締めていると最終の結びでだいたいわかるものですが、それが決してそうではありません。 なぜでしょうか?
それは頭から左右は同じ長さと信じているからです。 締め具合の違いだろうと勝手に思ってしまいがちです。その証拠として今までの日本製に左右の長さ違いは一度も起こっていません。

この靴は外国製、ひもの管理ができていないようです。 靴の資材は最初から出来上がるまで左右を離さないことになっています。 それは大きな革から裁断される一足でも、革の伸び方が左右同じようになるよう裁断をしているからです。 ただ最近は大量裁断をするようになり対で管理するような厳しさは少なくなったようです。
 
靴部品の中で靴ひもの管理ぐらい面倒なものはないと聞いたことがります。
ひもはデザイン、カラー、太さ、織り方、長さや蠟引きその他があります。 しかし使って不自由のあるものは、長さなのです。 最悪は短すぎるひもですが、次に左右の長さ違いです。

輸入品の靴には何があってもおかしくはない。 こ
れは小生の長年の靴販売から感じとった一言です。
購入者は点検に時間をかけ行うことが必要です。それから代金を払ってもおかしくはないのです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2,506

2019年9月 8日 (日)

合理的に立てることで歩きやすくなる 

合理的に立てなければ、合理的に歩くことはむずかしいと言われています。
合理的に立つとは足骨格の配列(アライメント)にそった立ち方ができることです。 平らな床に素足で立った場合体重は踵と第4第5趾の中足骨骨頭や趾骨に、そして若干第1趾中足骨骨頭にもかかっています。
外輪(つま先が外側に向く)で歩けば、体重は第1趾側にかかるようになりますので注意を要します。

Dsc00442 足の骨格をみると、踵骨は足の中心よりやや外側(写真)についており巧妙な配列になっています。 大雑把に足は外側で立つということになります。 そしてあおりながら歩くことになります。 第4・5趾側からあおりが始まることで力が十分に入る。
立った瞬間に第1趾側に多くの体重がのってしまうと、あおりは難しくなり力も発揮できにくくなる。

靴選びは履いてみてその場に立ち、上記のような体重のかかり方ができること。 そしてあおり歩行が十分にできることが大事なチェックポイントところです。 この瞬間はシューフィッターでも確認の難しいところですから、使用する本人の冷静なチェックが頼りになります。
さらに素足で立った時体重が外側になっていたものが、靴を履くと体重が内側になっていたのでは、しっかり立つこともできず、しっかり歩くことも難しくなります。

今回のテーマは合理的に立てること、
繰り返しますが、靴選びの前に素足で立ち方を確認(外側)し、その後靴の試し履きの際、素足と同じように(外側)体重がかかるかをチェックしましょう。
足と靴健康アドバイザー№2,504

 

 

 

2019年9月 6日 (金)

検品・・・左右の靴を同時に確認しましょう 

靴選びは神経をつかい本当に大変。人によっては家を出るときから靴選びのあれこれを思案しながら来店されるようです。 それだけに靴選びが終了するとストンとイスにかけてしまいホッとされる光景を目にすることがあります。 このような光景は靴選びぐらいではないでしょうか。

ところが、靴選びが終了した時点で、もう一つ大事なチェックが残っています。
それは、フィッテングが終わったあと、
左右の靴を同時に確認することです。 写真のように左右の手に左右の靴を同時に持って、心を落ち着かせて点検することです。 このとき立ったままでは意外と見落とすことあります。 必ずイスにかけて行いましょう。 
それほど左右の手を同時につかうということはむずかしいものです。写真は販売員ですが膝をついています。

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確認するところは、ソールの前足部とヒール部の意匠、そして左右のサイズが同じかをゆっくり確認しましょう。 そしてソールの長さを左右合わせてみましょう。 何足も品定めをしていると左右のサイズ違いが発生しやすくなるからです。
次に甲側の革の表情に左右差がないか。 その後靴の内部をみましょう。中敷きがはがれていないこと。できれば内部に手を入れ凹凸や糸のまつりが当たらないことが大事です。
最後にテーブルに左右を置いてみて、安定していることを確認します。

これほど丁寧に行うのは今までいろんなことが発生しているからです。 
頭から靴は左右は同じと思ってはいけません。 そして左右を同時にみる習慣をもちましょう。
足と靴健康アドバイザー№2,503

2019年9月 4日 (水)

サンダル 、踵に触れるところに金属か? 

たまたまホームで座っている人をみたところ、サンダルの後足部に光るものがみえ「おやっ」と。 みるからに金属のようなものにみえます。

これが金属だとしたら一歩一歩のショックが全身に感じるのではないかと心配になる。 
しかしつま先が前に出たおかげで、金属?に踵部がのっていない。
  
金属?のようなものはファッション感覚でつけられたものでしょう。 しかし踵がサンダルの後足部にきていれば、この金属?のようなものは踵で見えなくなる。 ただサンダルのストラップの取り付けをみると、踵がサンダルの後足部までくるのはくるしいようだ。 

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歩行時、金属?のようなものが見えなければ、購入時の上質そうにみえるデザインへの思いが抹殺されてしまうのではないだろうか。 この金属?のようなものが、購入の動機になっているとすれば無念なことです。

人の踵底面には厚い脂肪層がつき常にショックに備えている。 その機能は健康上大変重要なもので、そのような構造の足に反抗するようなサンダルであるとすれば大変残念なことです。 
光るものが金属ではなくソフトな合成皮革であることを願うばかりです。
足と靴健康アドバイザー№2,502

2019年9月 2日 (月)

出し縫いの糸が切れにくい 

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写真の靴は摩耗の程度から相当期間履いているようにみえます。 おそらく10年以上は経っているのでは。しかし周囲の縫い糸はほとんど残っています。 
なぜこの縫い糸が切れにくいのでしょう?  

どんな強い糸でも常に路面と擦っていれば切れるのが当たり前です。 この部分の糸が切れ、本底から口があいている靴にお目にかかることが多いようです。 そのような現実から底の摩耗と糸切れは当然と思っている方がほとんどのようです。
そう考えてみると、糸が切れにくい靴には何か秘密?があるということになります。
それには、あおり歩行が順調にできる歩きやすい靴であることです。
あおりとは歩行するとき、踵部が接地してから第五趾側に体重が移行して、最終は母趾球から第一趾二趾で蹴り返しをすることです。 そのためにはソールの中心で歩行が繰り返されることになる。
あおりの難しい靴はすり足歩行に近い状態になり、ソールの摩耗がはやくなり、同時に身体の疲れもはやく感じることになります。

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靴作りの面では、写真のようにソールが皿の底面のように作られており、あおり歩行を助けるような工夫がされています。 足の骨格はお椀を伏せたような構造になっていますが、靴のほうはまったく反対に作られています。 このような靴作りに人の知恵の豊かさを感じます。

足と靴健康アドバイザー№2,501

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