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2019年7月30日 (火)

甲ベロはなぜ外側にずれやすいのか?  

履いている靴をみると靴の甲ベロが外側にズレている人が多いようだ。 スニーカーを使用している人が多くなったこともその一因であると思われるが?

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その要因は足骨格の頂点が骨格中央よりやや内側(下記写真)になっているからです。 ところが靴の中心(ベロ部分)は足の頂点(赤いライン)よりやや外側になっているためにずれやすいのです。
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それでは骨格通りに靴の中心をどうして内側に設定しないのでしょうか。
その端的な要因は見た目に影響するからです。 左右の靴のトウ(靴のつま先)を前に向けて見るとよくわかります。
多くの靴が見た目良くバランスがとれているようにみえます。 足(靴)の中央を起点とした靴づくりが行われているのです。
きれいに見える靴ほど左右がわかりにくいとも言われています。 写真の赤いラインに靴ひもの中心をもってくると左右が瞬時にわかる。

こうしてみると、甲の高い人ほど甲ベロは外側にずれやすいようです。
そこで、ずれやすい甲ベロをずれにくくするには、単純ですがベロを縫い付けることです。 ベロの内側(片側)だけを千枚通しで穴をあけ次に針を通すことです。 これで甲の感触がしっかりしてきます。 ベロが革の場合はベロに切り込みを入れひもを通してもいいでしょう。
甲ベロが赤いライン上にある靴をみることがありますが、お目にかかることは非常に少ないようです。

ベロがずれたまま使用していると、無頓着にみえ何となく靴の管理まで問われるような気がします。
靴選びの際はベロが固定されているかを確認をしましょう。

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,485

2019年7月28日 (日)

犬に靴  

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愛犬に履きものを履かせる時代に入ったようです。 
かわいさだけで履かせているの?  ややもすると熱いアスファルトから肉球を守っているのかも?
ヒールアップのファッショナブルなシューズを使用している主人に聞いてみたいものです。 
靴を履かされて愛犬は困っているかも。
愛犬の足までファッション化していいの。
ケガでもしている?
靴を履かせたことで足もとに緊張がはしっているのではなかろうか?と心配になります。  

人は、トウの細い靴や歩きにくい靴を履くと全身の動きが制限されやすくなると言われている。 歩幅が広がりにくくなるのもその証ではないだろうか。 その上懸命に歩くと心拍数が高くなってしまう。 
足裏の感覚は重要で鋭敏であるから立っていられる。犬も同じではなかろうか。
はきものを履いたのでは滑ってしまい十分に走れないだろう。

かつて犬は犬小屋で飼い外で生活をするのが普通だったが、最近は人と一緒に生活をするようになり、肢もかつてのような丈夫さが欠けているような気がする。 当然肉球も弱くなっていくと夏などのお出かけは要注意です。 
これから犬の靴がますますファッション化の方向にいくと想像できます。

犬の寿命を考えるとき、短命で終わることがないように祈りたいものです。
足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,484

2019年7月26日 (金)

どんな中敷き? 

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中敷きが浮いているような写真ですが、あとから挿入したようにみえます。 
歩くごと中敷きが上下することになるが、荷重をかけていないときでも足裏に接地しており、高い機能性を発揮するようにも思われます。 ただ荷重をかけたとき中敷きが前に伸びていくのではないだろうか?

店頭で中敷きを選んでいる光景をみると、多くの人がスポンジ系の素材を好んでいるように思える。 中には低反発の中敷きも多く出回っている。 その点、写真のような弾力性を感じる中敷きは足骨格に準じていると思われるが品数は少ない。 
弾力性のある中敷きよりやわらかい感触が好まれているのが現実で、足裏が総じて弱くなってきているように感じる。 特に刺激に敏感な人ほど低反発の中敷きを選ぶようである。    

足裏には他人の入り込む領域はないと言われ、あまりにも敏感なことを示す。 足裏の敏感さは口腔内の舌や手の指先にはるかに及ばないものの、足裏には全体重がかかりながら敏感でありそこに靴が存在する。 しかもその靴にはデザインの好みが集中し機能より優先している人が多いのが現実です。 靴と料理を比較するのは滑稽とも思われるが、料理は口に入ってしまえば見えず、しかも崩れていく。 しかし靴は捨てるまでそのデザインと付き合うことになる。 

「老化は足から」と言われるように
足は非常に難しく、足裏の感覚を保つには精進するという言葉がマッチする。
始まりに戻るが、足の骨格はバネのようになっており強い弾力性がある。写真の中敷きの履き心地はいかがなものか。 直接聞いてみたいものである。 
足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,483

2019年7月24日 (水)

靴の履きわけ 

靴はなぜ履きわけをしなければならないの?  めんどうだという人が非常に多いのが現実で、中にはすべてに履ける靴はないの?という人もいるようです。

かつて高度成長時代は靴はビジネス用が大半を占めていました。 特に紳士用は黒色が圧倒的に多かったが、今でも店頭を見るとまだまだ黒が主流を占めそのなごりといえます。
しかし今はスニーカーの時代、通勤にスニーカーを履いている若者が多くなってきました。

ただカジュアル化が進んでも履きわけは変わることはありません。
ファッション化が進むとはいえ靴はあくまでも道具であるからです。 身体は足の上にありはきものによって動きが左右されやすい。

1 典型的な話ですが、瀬戸大橋は地下足袋があったからできたという話を伺ったことがあります。 高いところに上りさらに細いケーブルを渡すという非常に過酷な環境で地下足袋はなくてならないものです。 瀬戸大橋を作るその基本に「あし」がという話です。 確かに手を器用に動かすために足はしっかり支持する必要があります。
現実の生活とまったく違う話になりましたが、立っている以上支持の大小にかかわらずすべてがここに行きつきます。

この頃台所で、はきもの(立ちやすいサンダルや草履など)を履くと、フライパンがよく振れると言われています。
靴脱ぎ文化の日本の中で家の中ではきものを履くことに躊躇する人が多いが、この話は長時間の仕事や足ゆびに力の入りにくい高齢者には特に大事ことです。

靴は機能商品であることを忘れてはいけません。 

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,482

2019年7月22日 (月)

ひもつきの靴のフィッティング  

もっともフィットしやすいはきものは「ひもの靴」と言われます。  しかし店頭で靴選びをみていると多くの方は面倒が先に立つのか どうしてもひもなしの靴を選んでしまうようです。 
靴が合いにくい方ほどひも靴にしましょう。

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ところで、履き口があまりにも開いた靴(写真 左側)を履いている人を時々見受けます。 せっかくひもの靴を選んだのに、融通性のきかない靴になってしまいます。 
その融通性とは、足がむくんだときに靴が履きにくくなることです。 宴席後など靴べらを持っていれば入りやすいですが、持っていないときは一苦労です。 

さらに履いてから時間が経つほど甲がきつくなることがあります。 多くの方はすでに経験済みでしょう。 そのとき写真(左側)のような靴では緩めることもできません。 中敷きが入っていれば抜いたらいいのですが。 ただちょっと酔いがまわるとそこまで気がつく人はまずいないでしょう。

ひもの開いている部位は足背動脈が通っており大事なところで、甲の圧迫に要注意です。
写真右のようにひもの間隔が一定であればバランスもいいですね。 
セールスマンが玄関で靴ひもをしっかり締めた後、おもむろに振り向きしっかり挨拶をしている光景をテレビドラマで見ることがありますが、とてもいいものです。
足と靴 健康アドバイザー大木金次 №2,481

2019年7月20日 (土)

フィッテングの最終チェックポイント 

靴選びの最終決定は歩いて確認することになります。 常日頃の歩き方で簡単に済ますことが多いようですが、もう少し丁寧に検証してみましょう。 

まず靴の後方部のチェックです。
少し大股で歩いてみましょう。 合わせすぎるとアキレス腱部に靴の後方部が食い込み靴ずれが発生しやすくなります 特に厚いソールや硬い底の靴は要注意です。

次に蛇行して歩いてみましょう。
くるぶし下に靴のトップライン(履き口)が当たることがあります。 右に曲がると右のくるぶし部分に左に曲がると左のくるぶしに食い込むことがあります。 トップラインの高さが足に合っていないときに起こりやすく、必ず左右に曲がりながら確認しましょう。

こんどはお相撲さんのような蹲踞をやってみましょう。
Dsc01461_20190720092801 腰を下ろすほど足の前足部が広がりますので十分なつま先余裕が必要になります。 靴のつま先余裕の中で特にゆび部分の幅が必要なことがわかります。 この幅が小さい靴は蹴り返しも弱くなり歩行幅も広がりにくくなります。 そこで注意ですが、蹲踞の姿勢をすると靴の甲に大きなシワが残りやすいため、必ず販売員に許しを得てから行いましょう。 

しっかり歩いてみると第1趾の付け根上部に靴のアッパー(甲革)が食い込むことがありますので、甲革に関心を払いながら少し強く歩いてみることを勧めます。 特に靴のデザインの中でストレートチップ(一文字)は注意で、最近当たりやすい靴が多くなっています。

歩行が快適に行えることも大事です。 歩行の際体重が踵から第5趾側にいき、次に第1趾第2趾で容易に蹴り返しが行えることです。 この気づきには冷静な心掛けが必要で、何か考えごとをしているとまったく気づかないことがあります。
 
以上のようなことを店頭で時間をかけ冷静に行ってみましょう。

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,480

2019年7月18日 (木)

靴べらで履かせてあげるメリット  

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靴べらで履かせてあげるメリットについて、靴販売員からみたものをあげてみました。

※ 何と言っても顧客がフィット感を知る前に、販売員自身の手の平で知ることができることです。
左右を履かせてあげた瞬間こちらから、例えば「左側がフィットしていますね」と申し上げると、顧客は「どうして判るのですか」とびっくりすることがあります。 手の平の感覚は実に鋭いもの、靴べらに滑り込む微妙な踵の感触が伝わってくるのです。 手の平と言うよりも、4本の指付け根、そして親指の腹に感じるのです。
 

※ ごく些細なフィット感を知ることができる。
足のフィット感の左右差は決して大きものではなく見ても判らないほどです。しかし足(つま先や踵部)は感じています。 昔から言われていることに、「見て判らないものは手で知れ」という話、フィッティングはその世界にあるようです。 フィット感を顧客に伺うのではなくシューフィッターがわかることが重要なことです。 もちろんフィット感の好みは様々、最終は顧客が決めるものです。

※ 足が簡単にスコンと入ってしまうことです。
足が靴に入った直後「うまく入るものですね」とよく言われます。 足が何の抵抗もなく爽やかに、しかも瞬時に入ってしまうため驚くのでしょう。 中には「プシュ」とエアの抜ける音を発することがある。 靴合わせが短時間で終了することになり、顧客はもう終わりですか!と感じているようです。 顧客自身が靴べらを持って靴を履くとき、手つきや足もとを見ているとけっこう時間をとるものです。

※ 温かい「おもてなし」を感じていただけること。
昨今どのような業種でもおもてなしが問われていますが、靴のフィッティングこそおもてなしの最先端に入るのではないでしょうか。 特に日本では足もとについては実に敏感で大雑把ではいけません。 それだけに顧客はフィッティングに感じる想いが強いようです。

靴を履かせてあげる対象は、子どもだけではなく大人でも同じです。 フィッティングを業務とするシューフィッターであれば当然のことです。  靴選びの最大の目的はフィット感のよい靴を提案することです。

ちょっとお尋ねですが、
  今まで、靴購入の際販売員が靴を履かせてくれたことがありますか?

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,479

2019年7月16日 (火)

踵の形状

踵の形状をみると、まずカーブ(タテ)の強弱が目に入ります。

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写真は簡易的に作ったもの、直線的な足(左 4㎜)、なだらかな足(中 8㎜)、カーブの強い足(右 12㎜)など。
特にカーブの強い足や直線的な足はフィッティングが難しいと言える。 
直線的な足は、サンダルのバックストラップが下がりやすいため時間をかけながら靴選びをする必要があります。
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後方からみた場合は、肉付きが良い足、適度な肉付き、骨ばっている足など。
骨ばっている足は、靴ずれが起きやすいようです。

一般的に足囲の太い靴は踵周りも太くなっているものがほとんどで、靴合わせの難しいところと言われています。

踵周りのフィッティングの難しい人はシューフィッターと共に靴選びをすることがとても重要です。 それは靴の踵周りは見ただけではわかりにくいことがあげられます。 見てわからない場合シューフィッターは、手の指で靴の踵周りのタテ・ヨコのカーブをなぞったり、外側から掴んでみたりして感覚で覚えるようにしています。 

踵は体重がのるところでデリケート、それだけに摩擦には弱いところですから、しっかりフィッティングをしましょう。

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,478

2019年7月14日 (日)

靴のコロシ  

足と靴のサイズの関りの中で、コロシ寸といわれる不気味な名称があります。 靴は足のサイズそのままではないという証がコロシ寸です。

靴は足の大きさより小さめに設定されている部位があり、この締め付け寸法を「コロシ寸」と。 小さく設定されている部位はボール部(ゆびの付け根・第一及び 第五中足骨骨頭)周辺です。

足が弱ってくるとコロシ寸に抵抗を示す人が多くなり一般的にゆったりしたサイズがほしいと表現をされます。  しかし履いた時はよくても、歩くと前滑りが生じ歩きにくくなる。 一般的にズルズルとなって歩きにくいと言われることが多い。

コロシの利きにくい足とは、足を足底から掴んでみると『あまりいい気分ではない』とか『痛い』と発声する人に多いようです。 掴むより鋭いのが一本の指で押す指圧で、『何をしたんですか?』というような強い反発をされることがあります。

健康な足は一般的には掴まれた瞬間「気持ちいい」とか「ぐすぐったい」と言われるものです。
足が弱っている人は従来は高齢の方に多かったが、最近は若い方にも増えているようです。 
これから靴合わせがますます難しくなるような気がします。

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,477

 

2019年7月12日 (金)

コンニャク足  

コンニャクのようなと表現される足、いろいろ命名する人がいるものです。 
フィッテング中、コンニャク足に気づくには、ただ靴を販売しているだけでは難しいものです。 足を計測、また甲周りをつかんでみる、靴ひもをきつく締めてみてきつさの感触を聞いてみる、など積極的な動きが必要です。

コンニャク足について、靴のテキストには次のように記されています。
足の筋肉が弱くコンニャクのように柔らかな細長で薄い足で合う靴が少なく販売員泣かせの足です。 見た目はスマートですが、歩けば疲れやすく外反母趾をはじめ、靴による障害をもろに受けてしまう足。
対策は足を鍛えることにつきます。 歩行の機会を増やす、ゆびの運動を続けることです。 合いやすい靴はヒールが低くひも付きがいい、とあります。
足囲の計測時にメジャーを強く絞ってみると、ちょっと大げさですがいくらでも絞れるというようなコンニャク足、本人はフィットする感覚がつかみにくい、これが販売員泣かせというもの。 

ゆびの運動を続け、足を鍛えるとありますが、どれほど改善するかはあまりデータがないのが残念です。 

運動については、子どものときでしょう。 特に足が細くフィットする靴が見つけにくい子どもさんは大変です。 この領域では日本はまだまだ開発途上にあります。 一流の商品がぞくぞく開発されている中で靴だけが取り残され困っているというのが現状です。

こんにゃく足がなくなることを願っています。

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,476

2019年7月10日 (水)

ふくらはぎのミルキンングアクション 

ミルキングアクションとは、牛の乳しぼりのような動作を称しています。 足の場合はふくらはぎの筋肉によって血液を循環させる動きということです。

 

血液の循環は心臓が担っているが、人は二本足で立ち上がったために、心臓のポンプだけでは一苦労になってしまったのです。 そのため脚の筋肉で静脈血を戻している。
ふくらはぎの動きが少なくなると、血液が滞りやすくなり、いわゆる機内で発生しやすいエコノミークラス症候群になってしまいます。

歩くための筋肉は全身の筋肉の三分の二にも及び
、足は第二の心臓とも言われています。

ミルキングアクションが低下しやすい環境を考えてみると、狭いところで長時間座っているときで、しかも足ゆびが動きにくいときといえます。 また冷えやすい環境も注意です。  
狭いところとは機内に関わらず、きつい靴なども該当します。
冷えるところとは季節もありますが、デスクワークの中冷房の真下なども同じことです。  夏などはサンダルは冷えやすく、保温用のケットなどで脚全体を巻くことが必要でしょう。

デスクワークから立ち上がった後に脚をストレッチする習慣をもってほしいものです。 手で足ゆびをもんでみるのもよい方法です。

余談ですが、逆流を防ぐ静脈弁が脚にありますが、腕にも存在するということです。 腕の静脈弁は、人は四つ足であったその「なごり」と言われています。

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,475

2019年7月 8日 (月)

つま先余裕の見方・・・トウに触れてみる 

靴のフィッティングの中でつま先余裕を検証することは意外と難しいものがあるようです。  その要因はいつもの習慣やそれぞれの方が抱いている固定観念があるからです。
例えば、5ミリもないつま先余裕にもう少し長いほうがいいのでは?とアドバイスをすると「いつもこんなものですよ、長いと履いた気がしない」と、また「長すぎると靴先が引っ掛かってしまう」と言われたことがありました。 

長年の習慣から抜け出せなくなり、足に良い話をしてもをなかなか飲み込んでいただけないのが現実です。

Dsc01461 [購入者自身がつま先余裕をみる方法]
トウの幅や高さを見るために、ゆびが軽く動くこと。
販売員に断わってから蹲踞(そんきょ)の姿勢をとってみる(写真)。
蛇行するような歩き方をしてみる。
歩幅を広げて歩ける。

[販売する側のチェック方法]
両手で左右のトウ上部にやさしく触れて(上から押すことは厳禁)、ゆびを軽く動かしてみてくださいと促すと左右差がわかります。

靴と健康ホスピタリティーライフ №2,474 大木金次

2019年7月 6日 (土)

靴を長持ちさせるには  

靴を長く持たせたいと思っている人は多い。 とくに足にフィットした靴ほどそのような要望が多く、中にはせっせと靴磨きをしている人を見る。

靴を長く履くには、
同じ靴を毎日履かないこと、できれば週2回ぐらいにすること。(汗の解消には丸二日ほど要するようです)
雨にぬれた靴を保管するときは新聞紙を丸めて入れ随時交換をすること。(濡れた靴を翌日履くと消耗が激しくなる)
仕舞うときは湿気の少ないところにする。
梅雨時にはカビに注意をする。
シューツリーで型崩れを防ぐこと。
ヒール、履き口周り、ソール先端などの修理をすること。

時間をかけて慎重に選んだ靴ほど長く持つという話をする顧客がいた。 その理由は
靴にかける思い入れなどもあるようです。

しかし
長持ちさせる最大の要件は何と言っても足に靴が合っていることです。

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,473

2019年7月 4日 (木)

ローファータイプの靴  

売れ行きのピークは春ごろと言われるローファータイプの靴、履く人の多くが学生である。 
この名称の由来がおもしろい。
脱ぎ履きがしやすいことからローファー(なまけもの)と名付けられている。 写真のようにスリップオンの靴は履き口が大きくあいており手を使わずに脱ぎ履きが簡単。 そのしぐさを想像すると「なまけもの」または「無精者」のようにみえるのでしょう。
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シンプルなことから多くの方の気に入られるデザインですが、難しいのがフィッテングです。  

靴売り場の販売担当に配属されたときに先輩から受けたアドバイスが忘れられない。 ローファータイプは履いた時の感触が左右で違うのが当たり前、しかも調整は難しいので慎重に販売してほしいというものでした。
実際このデザインの調整依頼は多い。 
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靴のキレ感ともいわれるハードな革素材を好む人が多く、それだけに足との摩擦が起こりやすい。 特に細身の足や甲の薄い足ほどフィッテングが難しい。
足は左右で違うわけですから、靴には調整する道具(器具)がどうしても欠かせないのです。

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,472

2019年7月 2日 (火)

シャンク(靴の踏まず芯) 

シャンクは靴にとって最も重要な部品ですが、外からでは全く見えにくいためあまり関心がもたれないようです。  踏まず芯とも言われるシャンクは人の背骨と同じとも言われ、いかに大事な部品であるかが想像できます。
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シャンクは靴の土踏まず部分の低下を防ぐという大事な機能があります。 また靴の変形を防止する狙いもあり、ヒールのついている靴には特に欠かせない部品です。 型崩れが激しいときは、このシャンクが付いていないか、または取り付けている位置がずれているなどが考えられます。

歩くごとに踵下あたりでポクッというような音がする場合などは、シャンクが動いている可能性があります。 

高いヒールほどシャンクは欠かせない重要なもの。 ヒールとシャンクを考えるとき、特にパンプスは大事に慎重に履くことが求められます。 当然ですが常に足の健康を考慮することも大事なことでしょう。

さらに重要な「あおり歩行を助ける」という機能があります。 あおりとは歩行の際、踵の接地後第五趾側にそして第1趾側に体重が移りあおりながら歩行する状態を言います。 シャンクはそのとき
第5趾への体重移動の場面で、とても重要です。 そのためシャンクの方向や接地位置がよく議論されます。

靴購入の際は踏まず部分が下がらないことを確認しながら選んでいただきたいものです。

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2,471

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