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2018年12月16日 (日)

日本人の叡智・・・アシナカ  

写真のアシナカ(足半(あしなか))に知恵の深さがみえるといってもいい。

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POPカードには「アシナカ(足半草履) 岐阜県大垣市 稲ワラを利用した、足長の半分ほどの草履、指と踵がでるため滑り止めになる」とあります。

今では鵜飼いの鵜匠が履いていることで知られているが、水の中でも滑りにくい。 
足のゆびをみると、手ほどではないが掴みやすいようにできており、
踵部はざらつきがあり滑りにくくなっている。

アシナカはそのような特徴を生かしたもので、体の構造を熟知した物作りで機能満載のはきものである。

ゆび先がアシナカの前に出て地面を直接掴むことができる。 ざらつきがありクッションの役割をもつ踵も直接地面につく。 足裏マッサージの書籍をたどると、足の踏まず部分は身体の臓器に影響するとある。 つまりアシナカは大事な臓器を地面のショックからかくまっているといってもいい。
いろいろ考えてみると、現代の履きものの靴は持って生まれた足の機能が生かされず、履き方によってはむしろ退化の方向にあるといっても過言ではない。 

足裏が直接地面につくことが野蛮のようにとられてしまう風潮があるようだ。

靴は人の知恵から生まれたという人もおりファッションは楽しいものであるが、履き方によっては足を退化させる恐れがあることを忘れてはならない。 
人の叡智を、このアシナカに感じるがいかがであろうか。
  写真は【福山市松永はきもの資料館】から。

足と靴健康アドバイザー【大木 金次】〈№2,374〉

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