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2017年10月26日 (木)

新生児の足の裏

新生児の足の反射について次のような記述がある[足の裏は語る  平沢彌一郎 著 ちくま文庫]から。

☆産湯の前に人指し指の先を右足の踵の真ん中あたりに触れてみた。 なんの反応もない。 そこでだんだんとゆび先の土ふまずの方向に移動していく。 さらに第二趾の付け根あたりまできた時、小さい五本のゆびが、ちょうどイソギンチャクが素早くエサを捕らえるように私の指先を掴んだ。 「これだ、これが把握反射だ!」と思わす声を出してしまった。

☆今度は右足と同じことを左足の裏で調べたところ、指先を掴む速さと強さが違った。 右足のほうが遥かに強くて速い。

☆赤ん坊を両手で持ち上げ、布団の上に両足を静かに触れたところ、なんと足を交互に前にだして歩くようなウォーキングをする。   よく観察をすると右足のほうを先に上げ、しかも膝が左足より右足のほうが高く上がる。 これを「一側優位性」という。  原始反射の一側優位性についての文献はまったく見当たらない。

以上のような研究は50数年も前の話ですが、その後あまり進んではいないようだ。 著者の平沢彌一郎氏は一生を足の研究にささげたと言われる。 そのころ足の研究者は世界でも珍しくたった一人だけではとささやかれていたという。  足裏を透写することを思いつき開発に相当苦労したと聞く。 

あらためて足の話になるが、その後足の研究者が少ないのはどうしてだろうか。  中には足は金にならないという研究者もいるようだ。
一般にはまだまだ足に関心の低い人が多く、靴を粗末に扱う人が散見される。 
ただ最近、足の上に頭があるとささやかれ、幼児の足に関心を持つ人が現れ始めている。
「足育」をテーマとする人たちの活躍と奮闘を願っている。

足と靴健康アドバイザー〘大木金次〙№2,173

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