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2016年8月26日 (金)

ほど良い革底の滑り〔底先端〕 

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「革底」と聞くと「滑りやすい」と答える人がいるが、決してそうばかりではない。 ほど良い滑りが転倒しにくいということがある。 革底は他の底材に比べとても硬いのが特徴になっているが、その割合に履きならすと屈曲性が良く歩行が安定する。

この頃の靴は弾力性と共に滑りにくい底材が多くなっている。 そのために不安定もありつまずくことが多くなっているようである。  つまずくところはヒールのアゴの部分よりも表底の先端である。  そこで革の硬さが生きてくるのです。 硬いためにほどほどの滑りやすさがありつまずきにくいのです。 この理屈は革の硬さもあり、店頭で話をしてもなかなか理解されにくいようである。 しかし実際使用すると「なるほど」という話になることが多い。 

つまずきにくい靴としては、トウスプリング〔つま先上がり〕の利いた靴がいいと言われ、それ以上のものがないように語られ、底材の工夫が忘れられているようだ。  
革底以外に、つまずきにくい合成底〔あえて滑りやすい材質〕を先端に貼ってもいい。 

つまずくとは、足を前に運びトウ先が接地する瞬間のこと。 つまり前方にのめりこんでしまうことである。  多くの方は足を後方に運んだときの滑りを滑りと混同しているようである。 実際は後方に運んだ時の滑りはあるものの、つまずきより決して多くはないだろう。

革底の踏みつけ部の滑りについては、砂などでキズが入ると滑りにくくなる。 ただこの頃は道路に砂も見かけなくなり、あまり期待できない。 そのために履く前にグラインダーでキズをつけてほしいという要望が増えている。 
足と靴健康アドバイザー【大木 金次】〈№1,965〉

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