無料ブログはココログ

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月30日 (木)

泣足(きゅうそく)発生の背景

泣足(きゅうそく)について四回目となりますが、泣足(きゅうそく)が若い人を中心に増加していることは非常に残念です。 泣足という言葉は私の造語です。 その源を探ることは私には大変難しいのですが、シューフィッティングをしていて感じることを投稿をしたいと思います。 その最大の要因は何といっても効率的な生活ぶりが泣足(きゅうそく)を増加させたと考える。 知識第一とする社会作りも影響している。 足は歩くことを本分としておりそのスピードはすべての基本になっていたが、この頃はそのスピードは遅いと感じる人が多くなっているのである。 また村社会からクローバルな社会になり足に変わる道具(車や電車)がぞくぞく登場したこともその一因である。 「足で稼ぐ」という言葉もあまり使われなくなってきた。 情報を得る手段が多くなり知識を高めることは美徳とさえ考えられている。 また靴については何といってもスニーカー社会になり分厚い底でソフトな材質、その上ゆるく大きめのものを履く習慣が「足を眠らせてしまった」ということでしょう。 足の力が大地に届かず靴からの反発力で歩いてしまう。 自分自身で歩くのではなく靴にたよるという動き、その結果足への刺激は少なくなり足の感覚が衰えていく。 長年そのような生活を続けると突然の刺激に対して足は興奮をする、それが強い痛みと多量の汗を生ずるという結果を及ぼす。 そのようなことが泣足(きゅうそく)になると考えるのである。 身体の中で足は極めて丈夫なところでその足裏は手などの僅かの指圧で強い痛みが発生することはない。 神経にささるような強烈な刺激を解消することは必要なことです。 それには子供のときからの生活全般の見直しが欠かせないのである。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№536>

2009年4月28日 (火)

泣足(きゅうそく)を作らないためには

泣足(きゅうそく)を改善することの源にもっとも大切なことは足を努めて使うことである。 特に子供のときの活動は重要です。 それには幼児に始まる這い這いをよくさせて足ゆびをよく使うこと。 隣近所の子供達と群れ遊びをよくさせること。 幼稚園には歩行通園をさせること。 そして児童の時にはソフトなスニーカーではなく硬めの底の革靴を使用する。 スポーツは偏ったものにせずいろいろ経験をさせる。 はだし教育などができる環境を整えるなども大切なことです。 朝は早く起き夜の就寝は早くするなど生活のリズムを作り乱れないことも大事です。 学校ではできるだけ素足にすることも必要。 教室の授業ではできれば草履(鼻緒付きスリッパ)などを履かせることは良いと思われる。 また教室の掃除などは外注をせず子供達自身で雑巾掛けをすること。 小学校の高学年には足の役割やその構造などの学習をすることは身体全体に対する関心を持つためのきっかけになると思われる。 以上のような事柄を現実的に行うには非常に難しいことであり、その実現にはそれぞれの方々の大変な工夫が必要になる。  いろいろな対策を上げているがその根幹には、常に足裏に刺激を与える工夫が必要ということです。 もちろんのことですが、中学生のころになれば強靭な身体を作り上げることも欠かせないことである。  足裏は感覚器官、生まれもっての役割が減少しないよう、そしてさらに向上するような生活環境をつくることが極めて大事なことです。 次回は泣足(きゅうそく)の発生の背景について探ります。  足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№535>  

2009年4月26日 (日)

泣足(きゅうそく)の改善 

泣いている足とは前回に説明をしていますが私の造語です。 足が刺激に対して非常に弱くなっておりそのたびに汗を多量にかいてしまう状態を指している。 足全体を手で少し強く掴むと強い痛みを感じるのが特徴。 そのような足の多くは踵骨が内側に傾いて(踵骨外反)おり、土踏まずに低下がみられる。  同時につま先に力が入りにくく大きな靴を履きたくなるようである。 靴ひももゆるくしてしまう。 そのような足に対しての改善について、まず靴について・・・土踏まずの高めの靴を選ぶこと、靴にはひもをつける、トウ先の広いものを選ぶ、ショックの吸収しやすいものにする。 インソールは一日のうち一回は取り替える、ソックスもはき替える。 毎日同じ靴は履かない。  身体のほうからの改善としては・・・足のマッサージを欠かさないこと、とくにつま先をていねいに揉みほぐし、膝上まで行う。 足浴や風呂上りにマッサージを行うと痛みが少ない。 足全体のストレッチを欠かさない。 とくに足関節や足ゆびの関節を柔軟にすること。 寝るときには足を少し高めにして休む。 足を冷やさない。 ストレスをためない。 ゆったりとした生活を心がけ、その上リラックスするよう工夫すること。  上記の事柄はすべて大事なことですが、靴選びはシューフィッターに相談をすることを勧めたい。 泣足(きゅうそく)の足は冷える人が多いため寒い季節には湯たんぽなどを布団に入れて寝ることも良いでしょう。 以上のように様々な改善が必要になってくるのが泣足(きゅうそく)である。  泣足(きゅうそく)になると刺激に対して足の皮膚も弱くなっているため強いマッサージや局部だけ強く押すことなどは控えていただきたい。 上記の改善策をぜひ継続してほしいものです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№534>   

2009年4月24日 (金)

泣足(きゅうそく)の増加・・・足が泣いている 

泣足(きゅうそく)とは私の造語であり足が病んでいる様子を表現したもので四回にわたり投稿をします。  その病んでいる足とは甲の周りを手でつかんでみたその瞬間に強烈な痛みを発しとっさに足を引くほどの状態ととらえている。 また強い痛みと同時に瞬時に大汗をかいてしまうことも多い。 そのような人が今増加をしている。 ひどい場合は玄関で靴を脱いだあとにフローリングの廊下を歩くと多量の汗で足跡がついてしまうほどになる。 そのような方は靴の中でもたっぷりと大汗をかいておりソックスを早く交換したくなる。 そのような人の靴選びの第一声は 「汗のかきにくい靴はありますか」 と言われることが多い。  このような状態について私はまさに足が泣き濡れていると思えてしまうのです。 足が相当に困ってしまっているわけです。  口の替わりに汗がその痛みを代弁していると思えてしまうのです。 またその汗には刺激臭が漂っていることもある。 そのようになると足だけに限らず全身が病んでいき、動くことが面倒くさくなり身体は急速に弱っていくのです。  泣足の人は履く靴がなくなるほどに靴に対しての要望が多くなる。  足が「わがまま」になるといってもよいほどである。 例えば、靴底が硬い・重い・底が薄い・革が硬い・靴がきつい・幅を伸ばしてほしい・ひものついた靴はいらないなど数限りなくその要望は増えていく。 泣足の足は結果的に身体が早く疲れを感じてしまい一日がうっとうしいということになる。 マットレスの上に乗ったような靴を履きたい、そのような靴を探し始めるのです。 この頃は若い者ほど泣いている足が多いことは本当に残念なことなのです。 次回は「泣足の改善」について投稿します。  足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№533>

2009年4月22日 (水)

長座(ちょうざ)がむずかしい若者

長座という座り方は足を投げ出して上半身を90度にしてすわること。 実は勉強不足のせいもあり始めて耳にした言葉であるが、その出所はNHKラジオ深夜便(2008年10月12日~13日)の中で菊池和子女史が語っていたものである。 ところで最近の若い方はその長座をすることが難しくくなってきたというのです。 確かに長座の姿勢をとるときには壁にもたれる、または腕を後ろにつくなどの光景が多く見受けるようになってきた。 特に臀筋が未発達で小さいおしりが目立つようになりそのような人にかぎり長座がとりにくいように思われる。 またおしりを小さく見せたいという人が増えているのも現実である。 身体のバランスを考えないファッション志向といえる。 おしりの筋肉は足(脚)への力だけではなく上半身をきっちりと支えるためにもあるもの。 長座がしっかりできるようになってほしいものです。 腹筋とともに背筋そして臀筋を育てていただきたいと前出の菊池女史は語りかけていた。 ラジオ深夜便の中で印象的なことば、それは『筋肉は鍛えるのではなく育てるのです。鍛えてはいけない』と力強い言葉で語っていた。 若い人たちが身体が弱いと将来の日本は危ういと言う人がいるが、そのようになってほしくはないものです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№532>

2009年4月20日 (月)

足と靴と健康協議会が主催する補習講座「子供の靴を考えよう」に出席

足と靴と健康協議会が定期的に開催しているシューフィッターへの補習講座、今回は名古屋(2月)において行われ出席をした。 昨年も東京において子供の足と靴についての補習講座がありましたが私は出席ができなかった。 シューフィッターの養成が始まってから26年程が経過しておりずいぶん知られるようになってきているが、そのほとんどが成人の足と靴についてという内容であり、子供の足についてはこれからである。 もちろん子供の足については具体的に教示をうけており、成人の靴選びとはまったく違うものであることも指摘を受けている。 今回は株式会社ムーンスター・月星大学院の秋満氏による、つくる側からの講演であった。 子供の足についてはイギリスからJ・ヒックス先生を招聘して我々は教わったが、その時はびっくりするほどの衝撃を受けたものである。 幼児の足の骨格は軟骨から始まるとしてX線のスライドを展開してくれたのである。 そのような骨格に対して大人は自分の目線で子供の靴を選ぶ危険を示唆してくれた。 それからだいぶ年月が経過し、日本はようやく子供の足と靴に視点がそそがれている。 私も遅まきながら子供の足と靴に関心を持ち始めている。 今回の講座は作る側からの講演であるが当然ながら子供の足を基本にして同時に進められた。 靴を作る話はなかなか聞くことは少ない。 様々な靴作りを教わったのであるが、成人の靴と靴型が違うもののその工程は基本的に同じである。 しかし靴が小さいために成人の靴作りより難しいといえる。 そこでいつも繰り返されるのが価格である。 靴の製作は基本的に手作りの割合が高くどうしても成人の靴と同等な価格になっていくのである。 このようなことから足の成長に対して価格を考えてしまう場面が出てくる。  子供の靴は将来への投資であることを啓蒙していく必要があるのです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№531>        

2009年4月18日 (土)

生まれてくる子どもの足は正常

人は正常な足で生まれてくる・・・・・在り来たりな言葉ですが、このような自然のすばらしさに畏敬の念を持たなければならない。  しかしりっぱな足で生まれてきても小学校に入学するころの子どもをみると、半分の子どもに土踏まずの未形成が見られるという実体である。 その上成長するほど開張足やハンマートウが増加し長時間歩くと疲れやすい子どもが多くなってきているのです。 またこの頃は第五趾が接地しない子どもが多くなり第四趾まで同等になってきいると研究者は嘆いているのです。 第五趾については三ヶ所ある関節の一ヶ所が欠落しているということも起ってきている。 つま先を使わない生活が足を退化させているのです。 我々は第五趾で立っていると言われているが、その部分の退化により立ちかたが不安定という様を多く見かけるようになった。 せっかく正常な足に生まれてきているのに、そのまま成長できない生活ぶりに対して、社会全体で考えていかなければならない問題なのです。  すくすくと育つという言葉は今は過去のものになってしまっている。 足は足なりという自然の摂理に従った考え方は今こそ必要になってきている。 いくら科学が発達しても人の身体まではカバーしきれないのです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№530>

2009年4月16日 (木)

ヒールの面が半革の靴は滑りに注意する

この頃は靴底がラバーのものが多くなりヒール面も同じ素材になっているが、革底の靴のヒール面は半革になっているものがある。 革の感触や靴の音が好まれており、光沢もあり美Dsc02002 しい。  半革のヒール面は三分の二ほどが革、残りはラバーですがプラスチックのような硬いものを使用している靴も見受ける。 プラスチックは硬さが見えきれいな仕上がりに、上質にも感じる。 革のヒールとプラスチックは見た目にいいものである。 半革のヒールには釘を打っているものもある。 とくに注意を要するのは釘の頭がヒール面から出ている場合である。 大理石のような硬い床では大変滑りやすい。 わけて日本人はすり足歩行者が多いと言われている。 すって歩くと滑りやすい靴は多くなるが革のヒールはとくに注意が必要である。 以前イギリスのノーザンプトンにある有名な靴メーカーを訪れたことがある。 そこでヒールについて伺った話ですが、ヒールの化粧面を半革ではなくすべてラバーに取り替えて納めている取引先は世界中で日本の大手メーカー 、一社だけであると・・・・・それほど日本のメーカーは滑りに気を遣っているのです。 実際その日本のメーカーはオーダーメードで納めた靴が飛行機のタラップ等で滑らないかを常に心配をするほど配慮していると私に語ってくれたことがある。 そのメーカーは日本人の歩き方について入念に知りえた結果の靴作りをしているのです。  補足ですが硬いヒールほどショックは大きく膝の弱い人は充分に考えて求めることが肝要です。 半革のヒールを使用していて滑りやすいと感じた場合はすぐに修理を行いヒール面を取り替えることをすすめる。  ヒールの化粧面だけすべてをラバーに交換をするとよいでしょう。 わずかな費用です。 何といっても滑ってからでは遅いのです。  足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№529>

2009年4月14日 (火)

靴ひもはテーピングの役割

足の中足骨五本を締めるとゆびに力が入り歩きやすくなる。 その役割を果たすのが靴ひもであることは意外と知られていない。 シューフィッティング中によく次のような話をする。 Dsc00653 「靴にひもを付けると足は軽くなりとても快適に歩けますよ」と。 しかし次のような言葉が返ってくる。 「靴ひもを緩めておきそのまま脱ぎ履きをしたら良いのでしょ」そのほうが便利という印象なのです。 このような話のやり取りから靴ひもの役割が認識されていないことがわかります。 写真は中足骨の中央をセロテープで巻いているもの、女性学級等の話の中で実技としていつも実施しているものです。 参加者全員にイスに座った状態でテープを巻き立っていただくわけですが、ゆびに力が入ることを体験願っているもの。  左の足を巻き、右足は巻かずにそのままで立ってもらうと左右の力の入り具合がはっきりする。 立つ姿勢も良くなり全身がすっきりすると言われる。 時には身長が伸びたようだとも語られることがある。 本来は靴ひも以前に靴そのもので中足骨を締めることが大切なこと、ひもは次のステップ補助的な役割でしたが最近はそのような靴が少なくなってきました。 その結果靴ひもの重要性が増してきたといえる。 改めて同じことですが靴ひもは野球のピッチャーが腕にまくサポーターと同じ役目をしている。 ゆるんでいる腕の腱を締めてポールに威力をもたせるているのです。 靴ひもは身体にとって大切な道具として考えてみてほしいのです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№528> 

2009年4月12日 (日)

革底の靴は雨が入るのですか?

革底を好んで使用している若者が多いのですが、雨の日に着用したところ底から水が滲み込んできたと訴える人が多くなってきている。 スニーカーで育ったということもあり靴底から水が滲み込む経験がまったくないことがこのような言葉として現れているのでしょう。 「今まで水が入り込む靴はなかった!!」 ということです。 よく伺うと革底もスニーカーと同じく雨が浸透しないと思っているのです。 そのような認識が多くなれば 「革底は雨が滲み込みますよ」というアドバイスが必要となっていきます。  革は通気性が良く仕上がりがとてもきれいで職人の腕がみえるところ、とくに美しさを表現できるところでもあります。 そのような特長ばかりをセールストークとして使っていたのですが、これからはデメリットも一言に添えることが大切になっていきます。 革底は雨が滲みるという常識めいたことが通用しなくなったのです。 しかし快適さを求めて撥水力のある革底なども開発されているので、一言で納得はいかないかもしれない。 実際そのような革底はまだ一部だけですから、革底は雨が入りやすいということは現実のことです。 革は雨が滲み込むという自然の摂理を理解願いたいのです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№527>

2009年4月10日 (金)

結婚式に明るいブラウンカラーの靴はいかがなものか?

「ブラックスーツにライトブラウンカラーの靴を履いて結婚式に出る人が目立つようになった」と私に話しをしてくれた。  その人は一流のホテルでアルバイトをして2年目の大学生、宴会場を担当しているという。 そして話が続く、「結婚をする当事者より目だって良いのでしょうか?何の気遣いも感じられない」と堂々と語ってくれたのです。 そのホテルは常時30名ほどのアルバイト学生が宴会部門で働いているという。 様々な上客と話をする機会があり社会勉強になると感じているようである。 さらに付け加えてある出来事を教えてくれた。 結婚式に会社の上司の方と一緒に参加している若者もこの頃はブラウンカラーの靴を使用していることがあると、上司は黒い靴なのに常識というものがなくなってきているというのです。 洋服はフォーマルウェアしかし靴は自分の好み、このアンバランスに気が付かないことに怒りを現しているのです。 このような事例を考えてみると靴は自分の好みから抜け出すことが非常に難しいものであることに気がつく。 そこに足元を見るという言葉がでてくるのではないでしょうか。  大きな結婚式になると宴会を司る部門長は、手が震えるほど緊張するという。 それほど何事もなく終了してほしいと願っているのです。 そのような中で学生は客を良く見ているのです。 しっかりとした学生に会って上記のような話を伺うことができたことは私は大変うれしかった。 これからが楽しみな学生である。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№526>

2009年4月 8日 (水)

こどもの足のゆびの自由を阻害させてはいけない

この頃のこどもの歩き方を見ていると活発さが足りないようである。 運動不足や生活習慣から身体が軽快に動かないのかも知れない。 理由は様々あるようですが、履いている靴に注意を向けると足にフィットしている靴を履いているこどもは少ない。 足の成長の早さに靴が追いつかない反面大きすぎる靴を履いている場合も目につく。 そのどちらのケースもつま先に悪影響を及ぼす。 こども(特に幼児)の足型は完全に逆台形であり踵は本当に小さく、つま先は扇形をしている。 ところがそのような足に大人の目線でこどもの靴を選んでしまう。 大人は自分自身の靴を探す時と同じように考え、こどもの靴を探しているのである。 例えば一センチも長い靴を使用している大人は結構多いのですが、それをこどもにも当てはめているのです。 とくに幼児に標準より一センチも長い靴では、小さな足に対してその割合ははなはだ大きすぎる。 幼児は靴が重荷になってしまうのです。 このことを真剣に考えてみるべきである。 家の中では騒ぎすぎるほどのこどもが外に出ると静かになるのは靴による影響と考えたい。 イソギンチャクのようによく動くつま先を靴で静かにしてはいけない。 運動不足もあるがつま先の動きにくい靴は全身に計り知れない影響を及ぼしかねない。 こどもは闊達に動き回るもの、靴の中でつま先がおとなしくしていると、こどもではなくなるのです。 こどもの闊達さはつま先から始まるのです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№525> 

2009年4月 6日 (月)

日本旅館の玄関にイスの心遣いはすばらしい

格調高い京都の日本旅館の玄関にイスが設置されている。 玄関に到着した方はついつい座って靴を脱ぐということになる。 その瞬間きょうはここにお世話になるという安心感を抱いてしまうのですが、その心境は何とも良いものである。 そのような姿を観ているとこの旅館に心温まる心遣いを感じるのです。 今でも日本旅館のほとんどにイスはないが、どこのお宅にもイスはないため何も感じないのが普通である。 そのような現状の中、玄関にイスを配置されると「もてなし」のレベルの高さを感じてしまうのは私だけではないでしょう。 この旅館は歴史を感じる聖護院「御殿荘」実に広い中庭が見渡せる。 畳の香りが常に耐えないほどの気配りをしている。 お風呂は数ヶ所もあるという日本旅館、旅館の鏡のような存在でありホテルにはない居心地。 きっちりと手入れが施された庭木を眺めながら頂く会席料理には格別の味わいを感じる。  ところで玄関にあるイスは私の友人「KI氏」が寄贈したもの。 コンパクトながら木目がはっきりと浮き立ち重量を感じる、また丸みもあり製作者の人柄を匂わせるほどである。 日本旅館には木製のイスがピッタリ。 いつも靴に触れていると、イタリアは革の文化であるとしみじみ感じるのですが、このような木のイスを見ると日本は木の文化であることを改めて強く感じるのです。 この旅館は脱いだ靴を預けた靴棚の札(下足札)を渡される。 まったく昔ながらの日本旅館なのです。 今でもこのようなところがあることはすばらしいことなのです。 翌日出立するときはイスに座り靴をつけ靴ひもをきちっと結ぶ。 そのような一瞬は何年たっても忘れがたいものになるでしょう。 靴の社会になってしまった日本の家屋すべてにイスがあってほしい、そのようなことを切に願うのです。  足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№524>    

2009年4月 4日 (土)

加齢と共に靴のサイズが大きくなる?

シューフィッティング中よく話が出るのは「年をとると靴は大きくなる?」という一言。 多くの方がそのように考えているようである。 しかし足を計測し、その数字をみるとけっして大きくなっているようには見えない。 ただ継続して同一の人を長年計測をしているわけではないので一言で結論付けられない。 そこで足が大きくなったという感触になる要因をさぐると次のようなことが考えられる。 まず年令と共に筋力が弱くなり足全体が沈むこと、そのため扁平足ぎみとなり足幅に影響する。 このとき幅は広がるものの足囲はどうか? 足を容積でとらえている今日では足が大きくなったとは表現しにくい。 そこで扁平足ぎみの足が靴の中でどう作用しているかをみると、足底の接地面積が増え土踏まず部分の圧迫が強くなる。 また靴内では前滑りが起りつま先が擦れることが常態化してくる。 結果として幅広の靴を探し始めるため、さらに足は靴内で滑りが発生するという悪循環を繰り返すのである。 そのような現象は長年にわたり少しずつ進んでいき、足が大きくなったと感じてしまうのでしょう。 その上足をマッサージすると瞬間に強い痛みを感じる人はさらに上記のような幅広い靴選びに直行するようである。 甲が低くなっても靴ひもをゆるく結ぶ人が多くなるのです。 このようなときは靴だけではなく、肌着なども大き目を購入するようになる。 時にはソックスのゴムを切る人さえあります。 このように身の回り品すべてが同じ方向にいくことをみると、身体全体が圧迫に弱くなっていくということでしょう。 特に靴は痛みが強く発生することがあるため、その痛みに耐えられなくなってしまう。  ただ筋力の低下によってうっ血が伴い足囲が極めて太くなることは考えられる。 うっ血は筋力ばかりではなく体調の調子にも非常に左右されるので全身的に考えてみることが大切である。 また体重の増加によっても大きくなることがあるようです。 靴のサイズなどに気がいくときは、身体全体に目を向けることが大事なことでしょう。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№523>

2009年4月 2日 (木)

ストロバーの靴を履くとまた歩けるようになり外出が楽しくなった

ドイツから輸入されている大変評判の良いストロバーのタウンシューズ。 中底が足裏に近い立体型の構造になっておりやさしい感触と安定感が特徴である。 その上店頭では足をマDsc02875 ッサージをしてくれる。 マッサージと靴合わせは本当に理に適ったものでストロバーが評判になる一つでもある。 写真は姿勢測定会をストロバーが主催した光景です。 その奥にはストロバーの靴も見える。  靴の売り場でマッサージをしているのはストロバーだけかもしれないが、受けている人の表情はとても穏やかで言葉もはずむ。 足と靴についての経験談がつきないようである。 ストロバーブランドを日本で立ち上げた創業者はすべての人の健康を切に願っていた。 その証しがマッサージに結びついているのである。 靴を使用するのに健全な足とVfts0020 健康な身体は欠かせないという発想なのです。 このような販売体制は新しいもので画期的でもある。 姿勢測定会では身体の歪みから姿勢年令を測定している。 立ち方や姿勢は自分では把握できないためこのような測定会はあってしかるべきですが、実行、実践することは大変なことである。  また測定圧を計測する器具は常時設置されており計測を試みた方はいるかも知れませんが、気軽に声をかけ足裏に関心を持って頂きたい。 五本ゆびがはっきりと表示されれば、まず合格かもしれない。 ストロバーを使用している知り合いの女性は 「この靴を履くとまた長時間歩ける」 という。 そして「ショッピングが本当に楽しくなった」 と笑顔でしかも大きな声で話しをしてくれる。 その時なぜかストロバーの創業者の顔が瞬間に浮かぶのです。 同時に私もうれしい気持ちになるのです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№522> 

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

最近のトラックバック

2009年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30