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2008年12月30日 (火)

床に足が着くイス

イスに座っても床面に足が着くことは大切なことである。 写真は北欧のメーカーが開発をしているもの。 座面の前の部分が前傾できるよう設計されたものです。 畳に座る日本の文化ではこのような発想はなかなかできない。 このイスに腰をかけてみると延ばした足Dsc02796が自然と床に着く。 脚の裏(大腿の裏)がイスの座面前に強く触れないためとても座り心地が良い。 座面を工夫するというきっかけについては詳しく伺うことはできなかったが、おそらく足が少し不自由な方のために思いついたのでしょう。 脚が曲がりにくい人には毎日の生活の道具になることでしょう。  しかし健常な人にも座りやすい。 床面にソフトに落ち着くその感触は座ってみないと解りにくい。 このようなイスを見るとイスの機能はただ座れるだけでは不充分で、このように座面の工夫や背面の傾斜、弾力また頭の落ち着きや肘の具合などに配慮がいるものであることが解る。 実はイス前のテーブル(読書用テーブル)を含んだすべての高さ、幅が調節できるパターンメードになっているのである。 この北欧のイスには「オットマン」もついている。オットマンは日本ではまだなじみはないようですが、足載せ台、またはフットスツールと表現され普及しつつある。 身体の中で足は最も疲れやすいところ、その位置にイスがあればうれしい。足を癒す光景としてはソファーに正座をしている姿勢をみることがあるがそれもひとつであり日本的なしぐさといえるが、写真のようなイスが備わっていれば優しさが込み上げてくるのではないでしょうか。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№477> 

2008年12月28日 (日)

愛犬の歩行器具

愛犬と散歩を欠かさない人は大変多い。 そのような散歩やウォーキングの光景を見ていると、愛する犬が長い年月と共に弱りはて跛行する姿を目にすることがある。 特に後ろ肢にDsc02814 力が入らず痛々しい愛犬の姿がある。疲れてくるとその愛犬はときおり主の顔を見上げる。 その目つきには寂しいものを感じることがある。 跛行が見られるとき写真のような歩行器具があるとうれしいものである。  傍からみている人も心がほっとするでしょう。 この器具は発売されてあまり期間は経っていないものですが、東京の見本市の会場で目にしたものです。 このような器具を見ると、世の中にはいろいろなことを考え付く人がいるものとつくづく思う。 愛犬がいるから毎日ウォーキングに出るという方は多いのです。 雨が降っても愛犬のために歩くという。 反対に定時になると犬のほうから寝床まで起こしにくるという人さえいる。 犬共々気分爽快になるために朝のウォーキングは欠かさないということでしょう。 まさに愛犬と一心同体なのである。 写真のような歩行器具は犬にとっては人のステッキと同じかもしれない。 器具の付け心地は犬に聞かなければ解らないが喜んでウォーキングに誘ってくれるのではと期待をしたい。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№476>

2008年12月26日 (金)

ふくらはぎの筋肉が硬い

アキレス腱が痛くなる要因のひとつにふくらはぎの筋肉が硬い場合がある。 シューフィッティングを行っているとアキレス腱やふくらはぎの筋肉が硬く痛みを訴える人は相当にのぼる。 その部分の硬さの目安をみるには次のような方法があります。 足を肩幅ぐらいに広げ足裏全体を床につけ踵を上げないでしゃがむ。 膝をまげて腰を完全に落とし両手を後ろ手に組むことができるか。 硬い人はその姿勢を保つことはできない(月刊誌ランナーズから・新井圭二氏)  ふくらはぎが硬くて良いことはひとつもない。 まず困ることはつまづきやすいこと。 それはふくらはぎから続くアキレス腱が硬いため足関節(足首)の伸展(引き上げ)ができにくいためである。 その影響からすり足歩行に結びつく。 その上、上り下りの坂道は歩きにくくなる。 次にショックが強く感じやすくなること。 疲れやすくなること。 そのようなことから足全体の活動が制限され、全身の動きが小さいものとなっていく。 一般的に静かな歩き方、ひ弱な姿勢、おとなしい人になっていくのです。 ふくらはぎやアキレス腱の硬さを改善するにはストレッチが欠かせない。 また階段などを使い踵の上げ下げを行うことも良いでしょう。  同じ動作の続く仕事中にストレッチを工夫することも大切です。 仕事にも要領が必要といえる。  ただ脚(足)に痛みや腫れがある場合はストレッチを行うとさらに症状を悪化させることがあるので注意をしたい。 足と靴健康アドバイザー【 大木 金次 】  <№475>

2008年12月24日 (水)

はじめには 同じ形のスリッパー 馴染みて 何時しか 左右が決まる

タイトルに掲げたものは産経新聞(08年12月7日)の産経歌壇に掲載されたもので、貝塚市の笹木仁氏からの投書である。 はきもの文化といえる日本ならではの詩といえるでしょう。 しかし靴もその昔、ヨーロッパでも左右がなかったと聞く。 そして日本においても戦時中の当初は左右が同じであっという。 そのために足に合いにくく大変困ったということを伺ったことがある。  敵の襲来が多い暗い夜中にも簡単に靴を付けることができるというものである。 左右があるとそれほど面倒になるということでしょう。 下駄や草履には左右はないが使用するほどに型が付き始め足に合っていく。  途中で左右を交換すると実に履きにくい、そのようなことは誰でも体験的に知っているもの。   室内用のスリッパもまったく同じで足の裏はだますことはできない。 はきものは使用しながら左右が出来上がるという発想はごく自然なことで日本のはきものは良くできており合理的でもある。   靴も履き慣らしという言葉がある・・・・既製の靴は当然左右があるが使用するほど、よりいっそう自分仕様になっていく様を表現している。 使いこなして始めて一心同体となるものの代表に靴、はきものがある。  そうなると室内のスリッパも家族それぞれにあると良いということになる。 「・・・・・馴染みて 何時しか 左右が決まる」という詩に何か深みのある人生模様を思い起こさせる。 分身のようなスリッパも大切に、大事に使っていきたいものである。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№474>

2008年12月22日 (月)

爽快感の経験がない足

靴を脱ぎフローリングの廊下に上がると足の跡がべったりと付くという人が多くなっている。 そのようになると足の裏に爽快な感触を感じられずに一日を過ごすということになるようです。 そのような人は神経が常に足の方にいき仕事も遊びも手につかなくなるようになるため心配になるのです。 多汗症なども考えられるが、足裏に多量の汗をかく人は相当数にのぽる。 精神的なストレスを別にして足そのものの環境、靴との関わりや幼少のときの運動不足による影響なども多いに考えられる。 その中でも足趾を手で強く掴むと強烈な痛みを発する足は特に大変な汗をかく。 その要因は私見であるが、足内の体液が冷たさのために結晶化をきたし、その結晶は内部に刺さっていくと考えられるのである。 このような現象を指摘している書籍は少ない。 そのために一般の人の目に留まらず、強い痛みに対しての理解は得られていない。 多量の汗をかく足は雨降りなどに靴内に雨が沁みてくると不快感が強く現れる。 その結果撥水加工を行った靴を探すようになるようです。 それほど足は敏感なのである。 体重を一手に引き受けている足は不都合なものは常に排除するということです。 一年中多量の汗をかき不快になっている足は相当抵抗を示していることになる。 足の健康管理をのために快適な靴選びに関心を持つべきである。 そして足裏は常に爽快にしたいものです。 快適に立てることが最も大切なことなのです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】  <№473>

2008年12月20日 (土)

日本の歩道とフットパス(自然歩道)

日の出と共に歩き始めひたすら前に進む、そして夕焼けを見てウォーキングを終了する。 そのような繰り返しの中で目につくのは道路、感じるのは歩道の整備の遅れです。 なんとも悲しい気持ちになることがある。 途中で歩道が切れて車に注意をしながら歩くこともある。 そのような時、車最優先に対して「自分はなぜ歩くのか」とふと考えてしまうことがある。 おそらく車を運転している人も「歩いてどうする?」と思っているだろう。 しかも心の奥では「危ないのに・・・」とつぶやいているのでは。  ウォーキングをする人はこの頃増加しているが「歩行」「歩道」については非効率なことから社会的に賛同を得られないまま経過をしている。 ところでフットパスはイギリスが勧めている自然歩道。 NHKの月刊誌「ラジオ深夜便」にフットパスが紹介されており、気軽に自然を楽しむとある。 日本も車道から歩道の充実・拡大に入って欲しいもの。 長年車生活をしている人が最近になり車から降りたと語ることが多くなってきている(ガソリンの値上がりだけでは決してない)  業務を短時間でこなすには科学の力が必要となる。 しかしそれだけではないことに人は気づき始めた。  有名な話ですが、ウォーキングシューズの開発のきっかけとなったのは、あまりにも速いスピードに乗っている車中の自分・・・・このままで良いのかと疑問が湧き歩くことの大切さを考えてみた、と開発者から伺ったことがある。  ウォーキングをしていると道標のあまりの粗末さに面食らうことが多い。  とくに市や県境で歩道環境ががらりと変わることが多い。 歩道がやっかいもの、また重荷になっているように感じる。 車、中心の表示ほぼ100%の日本社会の中で、歩行者に対してもっと配慮があってもよいのではないかと思う。  しかし「フットパス」とは実に響きの良いネーミング、暖かさを感じる。  そろそろ日本でも楽しい歩行者用の表示と歩道の急ピッチな整備に力を入れて頂きたい。 足と靴健康アドバイザーOK  <№472>

2008年12月18日 (木)

現実にマッチしない靴回りの表現

日本で一般の人が靴を使用し始めて60年ほどになるでしょうか。 明治の時代から靴を着用している人もおりましたが一般の人は戦後でしょう。 しかし60年も経過しながら現実にそわない靴の用語がまだ使われているのです。 中でも多いのが 「木型」、 手作りを思い起こし高品質の靴に聞こえ響きも良いのですが。 靴のモデルを作るために今でも木型から起こしているようですが、実際に靴を製造するには今はプラスチックや金型が使われている。 商売の用語として「金型」はまだましですが、プラスチックでは上品さも失われてしまう。 そのようなことから「木型」と言ってしまうのでしょう。 それでもそろそろ「靴型」という言葉を使うべきでしょう。 今靴は工業生産になってきている。木の型では持たないのです。 木型以外の言葉としては、以前に取り上げた 「靴墨」 も今にマッチしない。 現在は靴クリームと呼んでいる。 「ワイン色の靴墨」という言葉では余りにもおかしい、考えもつかないのです。 その他、「靴底」という人もおります。 「靴底ありますか」と聞かれることはまだまだ多いのです。 靴の中底と表現をして頂きたい。 靴底では解りにくい。 また専門店において販売員が使う言葉の中で 「片足を出してきますのでお待ちください」 実に丁寧な口先なのですが、「片方の靴」と言い換えるべきでしょう。 今店頭陳列を見ると片側(右が左か)だけが出ている店が多いため片足となってしまっているのです。 時代の変化とともに靴回りの表現も変えてほしい。 旧態以前の言葉を使用していたのでは日本の靴文化は育たないのです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】  <№471>

2008年12月16日 (火)

膝痛に悩まされても硬いヒールの靴を履く

シューフィッティング中に「膝が痛くてね」と切り出す人は大変多い。 しかし好みに任せ靴は革底でヒールも半革の靴を選んでいる人は余りにも多いのです。 そのような時のアドバイスとして、半革の硬いヒールの靴は一歩一歩ショックが発生し身体(膝)に良いことはありませんと伝えるのですが聞き入れてはくれない。  そのうち身体は悲鳴を上げてしまうと強く迫ると、理屈は解ると言い換えされるのが通例である。 ほとんどの人は足の痛みよりも好みが最優先になっている。 その好みは靴のできばえがしっかりしているものを指すようである。  付け加えれば靴のデザインにキレ感があるようなものを好むようである。 膝痛よりも腰痛の人がさらに多いように思われるが、腰にも靴のショックは影響が多い。 特に扁平足ぎみの足が硬いヒール(ソール)の靴を使用すると強いショックが上がってくる。 本来持っている足底のバネが減少した上に硬いヒール(ソール)の靴を履いたのでは身体は辛くなるのは当然のことである。 そのような人の歩く後ろ姿は年令以上に見えることがある。 靴そのものが上品に見えても歩き方が備わっていなければと思うのですが。  歩く姿勢は自分には見えない。 見えるものが優先されてしまうのは実に貧しいことです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】  <№470> 

2008年12月14日 (日)

足にテーピングをして立つと力が入る

靴にはひもがついていないほうが便利で良いと思っている人が多い。 そのようなことは以前から変わっていず、今でも靴ひもをゆるめて履いている光景を多く見受ける。 その要因は靴からの圧迫や着脱のことを考えてのことで、はきもの文化の日本の独特な事情Dsc03108 ともいえるものです。 写真は奈良県・王寺において、「足の構造と靴の科学」と題して先月話を差し上げた時のもので、セロテープを足に巻いて立って確認をしているところ。 靴は靴ひもを締めるとつま先に力が入ると以前に投稿をしていますが、そのことを話の中で体験してほしいと思いいろいろと考えた末の方法なのです。 その方法とはイスに座ったままの状態で片足をセロテープでひと巻きする。 その位置は足の中足骨中央部(事前に足の骨格図を配布している)  その後立って今までとの違いを検証してもらうもの。 ほとんどの人がつま先に力が入るようになったと語りつま先立ちが簡単にできると感じている。 テープを巻いていない片足と比べても違いが明らかに理解ができる。 足は立つと太くなることも体験できる。 足には沢山の腱が走り、靴ひもで締めることによって足は強くなる。 このような事からウォーキング中に足がだるくなってきたら靴ひもを締めてほしいとお願いをしている。 野球のピッチャーはボールに威力がなくなると腕にサポーターを巻く。 そうすると再度ポールにスピードがつくことを体験的に知っている。 靴ひもはそのようなサポーターのようなもの、テーピングなのです。 座って靴を履き、その都度ひもを締めることで快適な靴生活ができることを家族の方にも啓蒙を願いたいといつも話しをしめくくっている。  終了数日後、代表幹事の方から当日のことについて丁寧な感想を頂いた。 全員の方々からのもので、要約すると足の構造と靴などという話は始めてで考えてもみなかった、しかしよく理解ができたと記されていた。 大変うれしいことなのです。  足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№469>

2008年12月12日 (金)

長生きするほど靴による経験は多くなる

新しい靴を履くと「靴底が硬い」「底が薄い」「ショックが強い」「重く感じる」などといろいろと申告される。 申告される人は特に年輩の方に多く「このような経験は始めて」と50才60才を越えた人から言われる。このようなことは決して珍しくことではないのです。 いろいろな対応をしていると、人は長生きするほど足回りのトラブルを経験する。 極端な話20歳代で履いた靴はもう履けないといわれることです。 そのあとに付け加えられることは、ハイヒールを履きすぎたからというような反省の言葉が出る。 しかし高いヒールの履きすぎだけのものではありません。 人は年齢と共に痛みに弱くなるようである。 身体の変化はどうも足から感じることが多い。 「老化は足から」という言葉がある通りである。 そのためもあり靴箱には以前に使用して靴が履かれずにしまわれてしまい、足数が増える一方という人が増えているのです。 『長生きするほど靴による痛みの経験は増えていく』 このことを承知する心の準備が必要のようです。 その結果として靴選びは慎重にすることが必要になるということでしょう。 人の足は靴を履くようにはできていない。 このような事を痛切に感じてしまうのです。 しかし足に痛みがきてしまうと靴を履かずに生活はできない。 ファッションとのバランスを考慮する前に足(身体に)に合わせることの必要性を痛切に感じる瞬間なのです。 長生きするほど靴の必要性が出てくるのです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№468> 

2008年12月10日 (水)

大きなサイズ(靴)を探す人が多くなっている

大きな靴、女性では25.5以上・男性では27.5以上。 つい最近までは女性は25・男性は27でも大きい言われていたものです。 しかし足のサイズは早いスピードで伸びている。 Dsc02554 足のサイズに靴が追いつかないという現状です。 どの専門店にいっても足数が少ないため靴探しに疲れがみえる人が多い。そのためかあきらめ半分で探し求める傾向にあるようです。 そこで要領のよい靴探しを考えてみたい。 効率のよい探し方としては、電話やパソコンで一定目安をつけることです。 その前に自分の足のサイズと甲廻りを計測しておくことが大切です。 電話に出たシューフィッターには自分のサイズを伝え後日伺うことにするのです。 同然ですがサイズがあれば取り置きを依頼することも忘れてはいけない。  シューフィッターとのやり取りでは探している靴のデザインを的確に伝えるために、靴の用語を覚えメモに整理をしてから電話をすることです。 そのようなためには靴の製法や材質、形状そして計測サイズの位置なども常日頃から関心を持つ必要で出てくる。 そして専門店に伺う前日にシューフィッターが在籍しているかを確認することも大切な事になるでしょう。  最近は店構えの中で大きな靴のサイズの売り場とはっきり明示するところが増えている。 小さなコーナー展開などと比べ品揃えにはっきりとしたコンセプトをもって展開していることがみえるものです。   足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】  <№467>

2008年12月 8日 (月)

スコッチグレンの靴の修理完成品にメーカーの姿勢がみえる

スコッチグレンのブランドで製造販売をしている(株)ヒロカワ製靴は靴の修理にも積極的に関わっている。 そのメーカーから出来上がってきた修理品を見ると、あまりのきれいさにびっくりするほどである。 特にオールソール(靴底全体)の取替えは丁寧にできてくる。 例えば踵下に貼り付けている半敷き(ブランド名が刻印されている)も元についている物と同じ革を新しく貼り直している。 またひもの付いている靴はあたらしいひもに付け替えがされている。 またその上に、何と靴全体を磨きこみしっとりとした味わいで出来上がってくるのです。  愛用しているお客様はその靴のできばえにいつも感激をされる。 スコッチグレンの修理品をお渡しするときは、私も楽しい一瞬である。 幸いの瞬間をお客様から頂けるのです。 グットイヤー製法で作られているスコッチグレンは幅や甲廻りが太く歩きやすいとよく言われる。 中でも4Eの靴は本当に太くゆったりとしている。  このメーカーは修理を受け付けるのに積極的に関わっていることがわかる。 手間のかかる靴の修理に難色を示すメーカーが多い中、一生懸命修理を受けるメーカーがあることは大変にうれしい。 物づくりより修理は実に難しいと靴職人は誰でも言う。 ヒロカワ製靴の職人はスコッチグレンの靴に愛着と高いプライドを持っているのです。 修理品がきれいに出来上がってくるその瞬間、うれしいのは私よりお客様なのです。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№466>

2008年12月 6日 (土)

足の浮腫み(むくみ)が感じやすい土踏まずの高い靴

この頃土踏まずの高めの靴が増えているが身体の調子によってはその高さを強く感じることがある。  それほど足はむくみやすいところですが、100歩ほど歩くと何も気にならないこともある。 また丸一日不快感があったことを記憶する人もいると思う。 足のかすかなむくみは自分で見てもわからない。 また朝起きて身支度をしながら家中を歩いても何も感じないものの靴を履いて少し歩くとすぐに気が付く。 そのようなことを考えると足の裏に対応した靴の備えが必要なのかもしれない。 日本で作られている靴は総体的に土踏まずが低いものが多い。  しかし最近はドイツ製の靴が販売されるようになり、その多くは土踏まずが高めのものが主流となっている。 しかも硬めのインソールを入れているものがほとんど。 ドイツ製に限らずヨーロッパの靴は土踏まずの支えはしっかりしているものが多く同時に腰まわり(かかとの回り)も硬いものが多い。 足(身体)のむくみは脛骨のすね(脛)を押して症状をみているが、土踏まずは全体重が乗るだけにはっきりとした感覚が読み取れる。 土踏まずの感覚が毎日違う場合は身体の健康に関心を持つことが必要でしょう。 重力に逆らい足の体液が上部に戻るには健康でなければならない。 僅かな異常があっても血行は阻害されてしまうものです。 土踏まずの高めの靴は健康のバロメーター、計器のようなものといえる。  足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№465>

2008年12月 4日 (木)

足が冷えやすい長靴

長靴は便利な履物、冬でも夏でも水の中雪の中でも、そして大人も子供も少々サイズが合わなくとも使用できる、こんな履物は他にないでしょう。 しかし冷え性の方には大変嫌な履物ではないでしようか。 私は冷えるほうではありませんのでその経験はありません。 それでも長靴は冷えやすい。 雪道の上でバスを待っているとしんしんと足元から冷えてくる。 そのようなことは何度もありました。 その要因はなんといってもゴムという素材、雪の冷たさが直接足に感じるからである。 長靴の裏に生地を貼り付けしているものの冷えは感じる。 また長靴を長時間履いていると中は汗をかきべたべたになっていく。 冷えがきつくなってくると、その汗も冷えてくる。 外部の冷たさと靴内部の冷えた汗でダブルパンチになりいっそう足は冷える。 冷えを通しやすい長靴、ふいご現象の起りにくい長靴から足が冷え切ってしまい、たまらく辛いことがある。 その上長靴でローリング歩行をすることは難しい。 そのため足本来の機能が発揮されず血行も不充分になるというトリプルパンチそのものといえる。 フィットしない長靴は便利な割合に足の重荷にもなりかねない。 そのような長靴への改善策としては、足底板(中敷)を組み込むことである。 土踏まずが少し高めのものを選ぶことも大事です。 この頃はスポーツ店に様々な中敷があるのでぜひためしてほしい。 厚めのソックスや弾性のあるハイソックス・五本ゆびのソックスなどを履くのも良いでしょう。 足が冷えると思考力も鈍りそして活力も低下する。 決して良いことはない。長靴でも足が冷えない工夫をしましょう。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№464>

2008年12月 2日 (火)

モレスキー の靴は20年履いても輝きが耐えないと語る

イタリア製のモレスキーの靴は紳士的で大人の雰囲気が感じられすばらしい。 モレスキーの得意とする靴作りはモカシンといわれるデザイン。 甲のところをきっちりつまんでいる袋縫いのデザインはとても軟らかく日本の足袋と同じような感覚とよく言われる。 使用されているアッパーの革は極上のもの、またライニングと言われるアッパーの裏地には他Dsc02927 のメーカーにはない革が使われそのキメの細かなキッド(仔山羊革)は足をそっと包み込んでくれる。 しかも足の摩擦にも強く履くほどに味がでてくる。 靴の裏という見えにくいところにモレスキーのこだわりや配慮を感じる。 アッパーの革にもきめ細かなキッドが使われ手で触れると薄い革ながら肉の厚みをほのかに感じる。  そしてその光沢はソフトな革の中に浮かび上がるような艶(味わい)がでている。 そのようなモレスキーのモカシンを長年愛用し来店される人が本当に多い。 写真は20年も使用され続けているモレスキー(あいにくDsc02925 モレスキーのネームが切れてしまい残念)  下の写真はソールの摩耗を見ているが余り減っていない。  その時の一言、「20年も履いているが新しいときとまったく同じ」 と語られる。 たしかにその通りで新品以上のとてもいい艶が出ている。 マッケイ縫い(中底と表底を直接縫いつける製法)で縫われた底は牛革ですが実にしなやか、しかも摩擦に強い。その丈夫さは不思議とさえ思える。 20年以上も使用しているのにデザインに大きな変化がないことも不思議なことである。 ソフトなアッパーでも幅の広がりが少ないのです。 そのためか長年経過をしてもアッパーにキズの見えるモレスキーは本当に少ない。 その上輝きが耐えないことに感服をする。 素足に近い靴作りが歩きやすさ、そして長年耐えることに結びつくのかも知れない。 革や製法・デザインのバランスが程よくまとめられた結果が上質の仲間入り、そして世界の一流品になっているのでしょう。。 しかし何といっても素材の確かさにはかなわないといえる。 足と靴健康アドバイザー 【 大木 金次 】 <№463> 

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