靴ひもの効果
靴ヒモは通し方で機能が変わってくる。
写真のトウ(つま先側)側は比較的緩みにくい通し方。 この部位は中足骨を締めヨコアーチの低下をカバーするという大事な機能があります。 よく見ると下から通しているが、上から通すとさらに緩みにくくなるが、足ゆびの力の強い人向けにお勧めです。
中央部は交差していますが、比較的緩みやすい通し方と言える。 この部位には足背動脈がありますので、締めすぎに注意したいところ。 一度甲に手を添えて動脈を打つ感触を感じて頂きたい。
左右の甲に同時に触れてみるのもお勧めで、締めすぎは禁物です。
次に丸を入れている履き口で二段ハトメと言われているところです。 少しわかりにくいようですが、ひもで輪を作りそこに通してヒモを結ぶことで踵の引き上げが軽くできるというメリットがあります。 特にウォーキング等にお勧めで、靴(後足部)が軽く上がる感触は忘れがたいものになりそうです。
靴の後足部の引き上げは、足の踵後方の摩擦によることが多いようで、そのために靴の後足部が擦り切れやすく、多くの方が試案されているのでは。 二段ハトメにすることで甲の引き上げで後足部が軽く上がります。 その時の感触はすばらしいものがあります。 ぜひお試しになって頂きたいものです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3554
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