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2020年7月 8日 (水)

骨格に合ったシューズ  

Photo_20200225112101 骨格に合ったとは誠に大雑把ですが、今回は踵骨から趾(ゆび)が曲がるボール部までの長さに合った靴を選びましょう、という内容 です。
趾の曲がる位置は第一趾から第五趾の中足骨骨頭部で、もっとも広い位置(ボールジョイント)が矢印の位置です。 それより後方では曲げることはできません。 そうすると靴選びは当然なことですが足のサイズに合わせて選ぶことが基本になります。 

履いている靴をみるともっとも幅の広い位置が曲がるところで、足のもっとも広い位置(ボールジョイント)がそこにくる必要があります。

足のサイズは様々で、例えば図のブルーライン部分が長い人は靴のボールジョイントの位置より前にきてしまいます。 歩き始めは何も感じないものの、歩くほどに窮屈さを感じるようになり歩き通せなくなってしまうのです。

019jpg-jpg_20200225112201 特に外反母趾の方は慎重に靴選びをする必要があります。 シューフィッターと共にフィッテングをしましょう。

足の長さは様々と記しましたが、靴のほうは平均的なサイズで作っています。 そのために平均を超えた人、また平均を下回る人は合いにくくなってしまう。 
そうすると足を計測する必要が出てきます。 靴選びは足の計測からということです。

靴は量産体制で平均的なサイズで作られ、しかも出来上がった靴には矢印までのサイズは記入されていません。 そうするとキャリアの豊富なシューフィッターによるフィッテングが非常に重要になります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2653

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年7月 6日 (月)

ヒールの摩耗に関心をもちましょう

写真のような靴を履いている人に出会ったらアドバイスをしましょう。
ただ他人の履いている靴には慎重に、身内でしたら改善を言いましょう。
このまま履き続けると足の骨格に歪みが起こり取り返しのつかないことになります。

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どの靴もこのようになる場合はシューフィッターに相談をして靴を求めることが大事なことです。 そしてなぜこうなるのか?という肝心なことをシューフィッターに聞き理解する必要があります。 ソールがやわらかすぎるから・・そのような単純なことではないようです。
今まで履いている靴を靴箱から出して見てみましょう。
すべてが同じようになっていれば、自分一人で靴を購入しないことです。

自分の歩き方は自分ではわかりにくいとよく言われます。 その延長に、履いている靴の変形に気が付きにくいものです。
誰でも足もとを指摘されることは、とても不愉快なことです。 手先を指摘されるのとは格段に違いがあります。 足で立っているという基本を、心底からえぐられる、そんな気持ちになるのです。 

写真のような靴を見て、靴屋さんは相手を観察しながら慎重に言葉を選んでゆっくり話を出すようにしています。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2652

2020年7月 4日 (土)

本底との間が空きすぎる靴 

下記の写真はヒールをしっかりつけると本底が接地していません。 このような靴をみて「靴型のたらい回し」という人もいます。 つまり設計通りのヒール(高さ)が取り付けられていないことを示すもので非常に歩きにくくなってしまう。

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このような靴を履いて立ってみると一瞬でわかりますが、前傾姿勢になりしかもヒールの前方が踵真下に当たって不快な感触になりやすい。
また一歩ごとにカタンコトンというような音を発することがある。
さらに腰周りのタテのカーブ(アキレス腱部分)も合いにくくなってしまう。
この写真、手を放してみると前足部がついて空間が見えなくなりますが、反対にヒールの後部が空いてしまいます。 そのため上記のようにいろんな問題が発生してしまうのです。
靴選びは履いて歩いてみてから、そんな基本を忘れて購入すると大変なことになります。
履いてみる前に平らなところ、できれば目の高さぐらいのところに靴を置いてみて靴の姿勢をみるぐらいの余裕を持ちましょう。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2651

2020年7月 2日 (木)

蹲踞(そんきょ)をしてみると つま先の余裕がわかる 

 靴選びの中で蹲踞をしてつま先余裕を確認する方はいるでしょうか。
小生のお客様の中では数名いらっしゃいました。 そのかたは事前に「蹲踞をしてみてもいいですか」と必ずお話を出されます。
それが最終決定で、「これにしましょう」と決断めいた強い言葉を出されます。 もし使用してからきつかったときなどは自己責任であるというような決意の言葉に聞こえてきます。

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蹲踞の姿勢は足がもっとも大きくなる瞬間です。 トウ(靴のつま先)に余裕がなければ蹲踞はまったくできません。 それほどつま先は敏感で歩行に大きく影響します。 

余談ですが、大相撲では一つの儀式として、土俵に上がった後に両力士とも蹲踞をして手打ちをしています。 しかし儀式だけではなさそうです。 足が十分に使えるためにストレッチをしているのではないでしょうか。
それほどつま先は重要なポジションです。 それは相撲だけの話ではなく毎日の歩行についても同じことです。

蹲踞をする場合は、上にも記しましたが、必ず販売員にお断りをしましょう。
その訳は甲革に大きなシワが入ってしまうからです。

つま先余裕が少し足りないかな?と思うぐらいでも、歩いてみると歩幅が小さくなります。 ウォーキングシューズなどは特に入念にフィッティングをしましょう。  

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2650

2020年6月30日 (火)

体重の左右差がわかる体重計の開発 

健康問題に欠かせない左足と右足にかかる体重のバランス。 

マッサージ機器のセールスマンは二台の体重計を持参して左右のバランスをみている。 体重計に乗り左右の体重が確定し、その結果によってマッサージの話をしている。 

Dsc00554_20200701091201 左右の体重差が1キロ、2キロ、3キロ以上など。
なぜ体重が左右で違ってくるのか? 様々な要因が上げられる。
腰の痛みから始まり、足のケガ、足の扁平、脚長差、股関節やO脚、常日頃の生活姿勢また靴によるもの、中には目や耳の機能に左右差があるときも体重の左右差に影響することがある。

今回のテーマは左右のバランスをみる体重計の話ですが、探してみたが市場にはないようである。
左右のバランスは健康問題に強く影響することは、誰もが承知しているはずです。 それでも開発に至らないのにはどうしてでしょうか。 

左右差1~2キロ、体重比2~4%は見逃しやすい値、しかし歩く歩数は莫大な数字で体への影響は計り知れないといえる。 そして生涯その繰り返しになる。 

左右差が出る体重計の開発を願っております。 常日頃から多くの方にバランスの大切さに関心を持って頂きたいものです。
図は「わかりやすい子どもの足とはき物の話 原田碩三氏 日本教育シューズ協議会」から。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2649

2020年6月28日 (日)

すり足歩行に気づいていない・・せっかくのウォーキングがもったいない

試しに、すり足で歩いてみると太ももがたるんでいるように感じる・・・これってなんだろう?
歩いているのに「もったいない」と感じます。

先日の朝、小生と同じぐらいの友人にすり足の話をしました。
ちょっと失礼に聞こえるかもしれませんが、あなたが今すり足をしてますが、その音が聞こえますか?と聞いてみました。 「いや」との返答でした。 やはり聞こえてないのですね、と言いましたが不思議なことです。

自分自身のすり足は聞こえない、これはすべての方がそのようなことのようです。 ただ歩き始めは聞こえていたのかもしれません。 
聞こえているのは傍にいる人だけ、気にしなければいい話です。

ここで「もったいない」という発想をもちました。
その方は朝早くからウォーキングを兼ねて家を出ているようです。 しかしすり足をしていたのでは運動になりにくいのではないでしょうか。
すり足をしてみるとわかりますが、大腿の筋肉があまり使われません。 その上つま先の可動域も少ないため歩行幅が短くなり、逆に疲れが早く感じるようになります。

すり足が疲れる理由は他にもあります。地面をすって歩くため常にブレーキをかけながら進んでいるからです。 またつま先が使われなけば血液の戻りは少なくなり足が重く感じるようになる、そのようなことをミルキングアクションと言っています。

すり足の怖さは転びやすくなることです。 しかし本人はどうして転んだのか理解していません。 路面が滑りやすかったのでは?と多くの方が考えてしまいます。 
すり足の音が聞こえなくなる、という話はもっと怖いことです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2648

 

2020年6月26日 (金)

中敷きの効果は中足部から後足部に 

中敷きの効果はサイズの調整よりも足をサポートすることにあるという話です。

好みのデザインを聞くと、ほとんどの方がトウ(靴のつま先部分)のデザインに集中し、履き口や後足部について話が出ることは少ないようです。 とくにトウについては、自分のつま先幅を超えるような広いトウを好む方はごくまれである。

端的に言えば細いトウを好む方がほとんど。 そして時には靴の先までサイズの調整として中敷きを挿入し、結果としてゆびがきついと言われる。 足の中で最も広いところはゆびの部分ですが、それがわかっていても細い靴を購入してしまう。

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中敷きの効果は上記の写真のように中足部から後足部にあることがわかります。この中敷きは踵から三分の二ぐらいの長さのものです。
説明書きには、
中足部については、中足骨を下からサポートするという機能、また土踏まずをサポートする機能をもつ。 
後足部については、後足部のアーチをサポートすること、またヒールをサポートする機能があると記しています。

こうして中敷きの効果をみると、トウに該当するものはなにもありません。 つまりトウの空間を保ちつつ、その後方をサポートするというものが中敷きなのです。 しかし多くの方はサイズの調整、しかも前足部の調整ばかりに目がいっているようです。
サイズの調整がトウまで入ると当然きつくなりやすい。 これでは中足部からのサポートの効果は半減してしまうのです。
そこで、写真のようなトウに入れない短めの中敷きがあるのです。

つま先の幅に匹敵するデザインを選んでほしい、靴選びはそこから始まります。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2647

2020年6月24日 (水)

ゆびの下に名刺を入れ浮きゆびをみる 

名刺をゆびの下に入れ浮ゆびを確認しています。

足を計測していると目立つのが「浮ゆび」 以前はあまり気にならなかった浮ゆびですが、だんだん多くなっているように思える。 

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計測中「ゆびが浮いてますね」と言っても当人は何を言われているのかわからないようです。 浮ゆびという言葉も初めて聞く人が多いようで、それがどういうことなのか、理解がすすんでいない。  まったく初耳といった調子で、なかなか飲み込んでいただくまでに時間を要する。

浮ゆびの話のまえに面倒なのが、自分の立ち方がどうなのか? 気が付いていない人が本当に多い。 指摘されて初めて気が付くようであるが、そのような方に前方を歩いている人の歩き姿を問うと「あの人は足が上がってませんね」とか「すり足ですね」と語る。 しかし自分の歩き方の評価はまったく普通と思っているようである。 自分の立ち方や歩き方を知る人は極々少数です。
浮ゆびになるとどうして問題なのか?
立ち姿が後傾しやすいこと、また歩行時につま先を使うことが少なくなることです。
結局歩幅が狭くなり何となく弱々しい歩き方に見えてしまう。 また見えるだけではなく長歩きをすると疲れやすく、それが毎日続くと全身が疲弊してしまうことになる。 また上り階段などは大変疲れやすくなる。 それは持久力に耐えるヒラメ筋を使うことが少なく、速筋の割合の高い腓腹筋にたよってしまうからと言われています。

最初に記したことですが、計測時に「浮ゆびになってますね」と言葉だけで指摘しても相手に通じるのは半分ぐらいでしょう。 ところが名刺がゆびの下に入ることで浮ゆびに理解が深まっていく。 説明はやはり目に見えることが大事なことのようです。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2646

2020年6月22日 (月)

二段ハトメの簡単なひも解き

二段ハトメ(ひも通し)に輪(写真)を作ってひもを締め一度履いてみましょう。 二段ハトメとは一番手前(踵側)のハトメのことです。

まず靴を脱ぐときのひも解きの手順から

玄関を明るくしてイスにかけ
ヒール部をトントンして靴を立てる。
そして、 
1番をゆるめ2番内側外側を引きます。 そして3番を引き靴を脱ぎます。

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履くときは、脱いだ状態にまま、甲ベロを持ち靴べらを使い履き、その後内外側のひもを同時に引けば締まります。 そして結び簡単に終了です。

二段ハトメを使うと甲部の引き上げで踵部の靴が軽く上がるため快適に歩けます。 
その上甲の足背動脈が圧迫されにくい。

ただ着脱が面倒という方が余りにも多いようです。 そこで上記のように着脱に工夫をすることです。

二段ハトメのウォーキングシューズが多くなっていますが、その割合にハトメが利用されていないようです。 歩く歩数が多くなるほど二段ハトメの効果が出てきます。 
快適ウォーキングを心掛けましょう。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2645

2020年6月20日 (土)

靴を処分するときは中敷きを抜いてとっておきましょう 

靴の中でどのような立ち方がいいのか? 中敷きをみれば一瞬にして思い出すことができます。そのために靴を処分するときは中敷きを抜き取り保管しておきましょう。

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保管している中敷きをみると、一瞬にして履いていた靴が想像でき、履き心地まで思い出すことができます。 そうすると足裏の感覚まで読み取ることができ、次に購入するときの参考になります。

数年たち抜き取った数足の中敷きを比較すると、消耗に同じものがないことに気がつきます。 中には同じ靴を履いている場合もありますが、それでも消耗は同じではありません。
その要因は自分の体調の変化や体重の変化などもあります。 それよりも同じ品番でもフィッテングに同じ靴がないからです。
 
そうすると頼りになるのは、足裏の感覚なのです。 靴を購入するときは慎重に足裏の感覚を読み取ることです。 
「足裏の感覚を利く」・・・冷静に以前の足裏を振り返る、フィッテング中にそのような時間をもちたいものです。
それにはまず体調のよい時に靴選びをすることが第一でしょう。
また同じデザインで同じサイズが2足あったら両方履いてみましょう。 そしてどちらかを選ぶことです。

中敷きの消耗の激しい方は、ぜひシューフィッターに相談することも大事です。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2644

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