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2020年4月 8日 (水)

いい仕事ができるうれしいはきもの

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仕事ができる履きもの・・・上記の履きものを見て
私は咄嗟にそう思った。 
実はこの履きものは路上に落ちていたもの。 その作りをみるといろいろな
配慮に圧巻です
何とコハゼが12枚もついており、しかもコハゼの止める位置が4段にもなっており細かく調節できる。 
さらに止める位置がふくらはぎの太さに合わせられるよう間隔が広がっている。 つま先の部分をみるとミシン目が一本ありその位置から厚い布になっている。
足首の形状はあまりにもフィットしそうでうれしくなる。 「うれしい」などという表現は子どものようで幼稚な表現ですが
決して誇張ではありません。 履きものが好きなのか本心からそう思うのです。

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以前のですが、世界に誇る瀬戸大橋は地下足袋があったからできた」という話を、確か福山市松永はきもの資料館で伺ったように記憶をしています。
橋の
基本となる支柱はすごい高さ、そこに設置するワイヤー、そ工程を思うと足もとの確かさが重要なことは誰にも理解ができる。 そこでは左右の足だけが頼りになる。 それにはつま先が割れている履きものがどうしても欠かせない。
力が入りやすい
つま先、滑りにくい底、そして重要なのがふくらはぎの締まる位置です。 しっかり締めることでつま先に力が働きます。 細かなコハゼの差し込み位置、日本人ならではの発想配慮を感じます。 いい道具が合っていい橋ができる。

いい仕事ができるこんなうれしい履きものはめったにありません。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2608

2020年4月 6日 (月)

定期的に靴の中底をみましょう 

靴を見ても中底まで見る人は意外に少ないようです。  
足裏も靴と同じで見る人は少ないのは不思議です。 中には足裏を洗っていても見ない人がいる。 お腹が出すぎて足裏を見るのが苦労という人も。
足裏や靴の中は見る習慣がない?・・・足裏と靴の中はなぜか共通することが多い。

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中底の消耗が激しい写真ですが、不思議なことに気が付いていないことが多く、指摘されてビックリする人がいる。 「そういえば足裏がおかしいと思っていた」と語った人がいた。 このような人は、靴を購入するときも中底をチェックしない人が多い。
 
どのような中底であれば消耗が少ないのか? やはりパルプボードより革ではないだろうか。

ただその前に履き方を改善してほしい。 毎日同じ靴を履き続ければ汗と体重に負け劣化がはやくなる。 少なくとも中2日は履かずに乾燥させてほしいものです。
足は身体の土台、相当な力がかかっている。 足裏でしっかり受け止めてこそ力が入ることを忘れないでほしい。 そういう面で中底の素材は大事で、購入するときは必ずチェックする必要があります。 材料や材質が不明の場合はシューフィッターに聞いてほしいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2607 

 

2020年4月 4日 (土)

2006年のブログ・・「足にも表情がある 」 

のブログ「靴と健康ホスピタリティライフ」を開始した14年前、2006年5月5日の最初のブログのタイトルが「足にも表情がある」でした。 その時の内容をそのまま下記にコピーをしました。


足にも表情がある
足はいろいろなことを訴えます。足には口はありませんが、それにかわることが次に上げる事柄で私はこれを足の表情と言っています。
 
その表情とは足の痛みや窮屈感、発汗です。 靴から受ける痛み、窮屈また指圧の痛みや寝ていてもうずく(疼痛)など。  靴からの圧迫、靴下での窮屈感。  多量の汗や臭いも足が訴えているものです。  その中で特に指圧の強い痛みについては誰でも痛いのでは、その上自分だけではないと思っている人が余りにも多いことです。  そのため自分の足の改善を試みない方がほとんどです。 またその強い痛みのため多量の発汗が生じることはほとんど知られていません。 指圧で神経に刺さる鋭い痛みを感じる人は硬い靴底の使用は難しい、自然に足が抵抗を示すからです。  神経にさわる痛みは発汗と密接に繋がっています。 また指圧で痛みの強い足はいつも靴からの窮屈感を感じます。 

それと共に多量の汗のため靴が早く劣化する、同時に体も非常に疲れてきます。 靴の劣化と体の疲れが表裏一体であることに着目することも大切です。 痛みや発汗は足が見せる強い訴えであることを敏感に感じて頂きたい。 また大きすぎる靴を使用するとすり足になり、小さい靴では歩幅が小さくなる。 足は 「歩きたくない」 といっているに等しいのです。   

子供のころを思いだしていただきたい。足の裏に触れられると瞬間に足を引っ込めた、あの時のあまりのくすぐったさに。 人は敏感な足で生まれてきているのに年令と共に足は鈍感になっていくようです。 敏感な足を取り戻しをしたいものです。  お互いに足と靴について研究をしてすばらしい靴生活をしたいものです。   

以上投稿した内容そのままを記しました。
足の表情についての考察は14年経った今でも変わりがありません。 これからも足の表情を追い求めてまいります。

靴と健康アドバイザー大木金次 №2606

   

2020年4月 2日 (木)

外輪歩行に気がつかない人が多い 

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男性に多いと言われる「外輪歩行(そとわほこう)」ですが、高齢になると女性にも見ることがある。 
足の先が外側にひらく外輪歩行のいいところは安定しやすいことぐらいでしょうか? 
しかしメリットは少なくデメリットを上げたらキリがないほどである。 しかも当人は数々のデメリットにほとんど気がつかずに歩いているようである。 外輪歩行が改善されにくいのは歩き方を指摘する人がいないところにあります。 歩き方はその人の基本的なことで「プライド」に触れ、言われてよい気持ちはしないものです。
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「デメリット」を記すと、
 肩の左右ブレが大きくなる
 歩幅が広がりにくくなる
 けり返しのとき第一趾及び第二・三趾に力が入りにくい
 すり足になりやすい
 早歩きがしにくい
 靴のヒールの摩耗がはやくなる
 靴が重く感じる
 ひも結びがきらいになる
 靴の汚れがはやい
 膝が伸びにくい
 疲れやすい
 結局ウォーキングの効果が少なくなってしまう。
歩くときは片足になるときがありますが、そのとき安定しにくいと外輪歩行になっていくと言われています。 そして歩くことが嫌になってマイナスのスパイラルに入ってしまうのです。
 
では改善策は、
片足立ちが安定するよう腰周りや太ももの筋肉を鍛える。 また脛(すね)周りの筋肉の強化。 つま先立ちも容易にできる必要があります。 そしていつも良い姿勢がとれるよう腹筋を鍛えるなど習慣にすることです。 
イスにかけた瞬間膝が開いている人がいますが気をつけたいものです。 座っても良い姿勢がとれることです。 

外輪歩行が始まった最初が肝心で、指摘されたら外輪歩行にならないよう心掛けが重要ではないかと思われる。  
そこで指摘できる人は『家族』なのです。 姿勢に対して家族以外の他人が入り込むスキはないようです。 
外輪歩行に注意、そんなアドバイスが多くなれば自分自身で気が付くようになるのかもしれません。
 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2605

2020年3月30日 (月)

グー チョキ パーは大事な運動 

グー チョキ パーは大事な運動、しかしほとんどの方は関心がないようです。 
靴と健康の講座でグーチョキパーの運動をやってみてくださいと話をしても、本気でやる人はほとんどおりません。 孫と遊んでいるような話かな?と思っているようです。 何で靴の話で足ゆびの話が出てくるのだろう?・・・そんな印象です。

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瞬時にパーができなかたら危険なことになります、と話を続けるとハッと気が付くようです。 今まで思ってもみなかったというまなざしになります。 意外とこのような身近なことが疎かになっているような気がします。

パーをすると足底の腱が引っ張られ土踏まずが高くなることに気が付きます[ウインドラス効果(巻き上げ構造)]。 どのようなところで気がつくのでしょう? それはわずかな高さから降りるとき、ゆびが開きショックに備えています。 誰に教わったことでもありません、人の体は実によくできています。
グーは、石ころを踏みつけたとき安定するために、いつの間にか大地をつかんでいます。
チョキは内返しをするときの動作です。

足ゆびは開くことで力が入ると話をしています。
グーチョキパーは非常に大事な運動、靴選びはつま先余裕のあるものにしましょう。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2604

2020年3月28日 (土)

靴ひもの通し方は左右違ってもいい 

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一瞬見ただけでは気が付かないのが靴ひもの通し方です。 しかしそのような細かなことでも左右が同じ通し方でないと気が済まないという人はけっこう多いようです。 

写真は、右足の靴(写真)ひもは下から通しており、左足の靴は上から通しています。 前者をアンダーラップレーシング、後者をオーバーラップレーシングと言っています。
アンダーラップレーシングをすると、多くの方が使用中ほどよく締まってくれると感じるようです。 それに対してオーバーラップレーシングはゆるみが少ないと感じます。

どのような感じがするのか、締め方を左右チェンジしてみてください。 理屈が先か、足の感触が先か、やってみると大発見につながるかもしれません。 感触は人それぞれで言葉に表すことが大変難しいものです。
左右ある足は同じサイズではないことが多いものです。 しかも体重をかけると左右で違いが出ることもあります。 当然力の入り具合も違うことがあります。 そのようなときもっとも身近なフィッテング方法はひもの通し方を変えることです。
例えば、足の土踏まずが左右で違う、甲の高さや足囲に左右差がある、靴内の滑りが左右で違うなどと感じている方はひも通しを左右で変えてみていただきたい。 自宅の前が坂道であるという人もひも通しに関心を持ってほしいものです。
ひも通しはやってみてからの始まり、それでもいいのではないでしょうか
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2603 

2020年3月26日 (木)

履く気にならない靴のサンプル、  

サンプルとしてしっかり陳列されているにも関わらず、ベルトがかなり劣化している。 しかしほこりはまったくついていないところをみると常に管理がされているように見えるが、この劣化に気が付いていないのでしょうか?

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よくみると甲ベロにも劣化がみえる。 ベルトと同じ素材のようである。
ここは福祉会館の受付ヨコで、ほかにもいろんなサンプルが並んでいる。 他を見渡しても靴のような劣化が起こっているサンプルはない。 劣化にはかなりの年数を経るが長いこと堂々とあることに物寂しさを感じます。

歩きやすい靴の啓発をしている小生ですが、靴への関心度がこのようなものかと思うと本当に残念でたまりません。
はたして購入された人はいるのでしょうか? 
写真のような劣化のすすむ靴をどのようなお気持ちで選んでいただいているのでしょう。

「身体は足の上にある」として長い間靴の重要性を記してきましたが、現実はまだまだのようです。 足と靴の科学どころではありません。 
足と靴健康アドバイザー大木金次 №2602

2020年3月24日 (火)

入店客のしぐさや第一声に関心を持つ 

販売員は様々な仕事をしながらお客様の入店に気遣っています。 しかし長年同じ仕事をしているといつの間にかマンネリになり視線が合わないなど緊張感のないあいさつで出迎えることもある。

中には入店時の第一声さえも聴き逃すことがある。
「幅広の足でいつも靴が窮屈になって困っているですよ」という顧客が入店されたことがある。 靴屋では常にあるような話ですが、その顧客はあご(顎)が細く全身スリムな体形。 そこでこの顧客は常日頃から自分の足を太い足と勘違いをしているのではないかと察知しました。 足を計測するとやはり思った通りの細い足でした。
もう何十年も太い足として幅の広い靴探しをしていたことになる。 しかも痛みをこらえながらたくさんの靴を購入し、靴探しに膨大な時間をとっているのです。
入店時の第一声は本当に重要なポイントになる。 

次に、足と靴の健康介護サロン「プームス」代表で靴とフットケア教室を開催されている古瀬勝一氏から,重要な指摘をいただきました。
マイスター師匠達からは「お客様の入店時の歩き方に注視せよ。 靴をご試着頂いて歩いて頂く時は、お客様は緊張していて綺麗に歩こうと足元を意識する。だから入店時の歩調を見逃すな」と言いました。歩き方観察、いろいろ視えて来て面白いですね』といただきました。
  実に重要な視点、「お客様の緊張していない一番自然な歩調」をみるチャンスは入店時にあることをアドバイスをいただいたのです。 歩き方は洋服の売り場でも大事な視点ですが、足は身体の土台ですから意識された歩き方ではフィットした靴のお勧めにまったく意味がありません。  

こうしてみると靴は非常に難しい、靴の販売には固定客づくりが欠かせないということになるが、新規の顧客を観る勘所は入店時にあるということです。 
新入社員及び長年靴販売に携わっている販売員にも欠かせない貴重なアドバイスです。

足と靴健康アドバイザー大木金次 №2601

2020年3月22日 (日)

かえりのよい靴  

革底の靴で写真のような親指と人差し指で曲がるようなかえりのよい靴にお目にかかることは少ない。
まさに素足感覚、かえりの良さを例えるに好都合な言葉です。 素足感覚に近い履きものにタビ(足袋)があります。 ソックスよりしっかり密着して履きごたえを感じる。 日本人だけが感じるものかもしれませんが、幼い時タビを履いていたから表現できることです。 

写真の靴にはタビが挿入されているような感覚があります。 履きものは靴を含め足と同等なものを求めるのは誰しもが同じことです。しかし現実にはそのような靴を探すことはむずかしいのが現実です。 しかも靴にプラス優美さが求められることです。 この靴は実に美しい。

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なぜかえりの良い靴が要求されるのでしょうか?
それは靴が素足に近いものであってほしいという願望が誰にもあり年齢と共に強くなっていくのではないでしょうか。 かえりがよいことで蹴り返しに要する力がごくわずかなものになる。 この時の快感は例えようもありません。 
インナーライニング(下記図)で足を袋状に包み込むため足あたりが非常によいことです。
 
少し込み入った話ですが、上記の靴は下記図のようなボロネーゼ製法と言われるもので手の込んだ製法で作られている。 一度履いてしまったら病みつきになり愛好者が多い。 ただ確かな技術と手間、そして革に高い品質が要求され、市場に出る足数は決して多いものではない。 当然なことですがコストも高いものになるが、多くの方に極めつけの一足として使用願いたいものです。

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足を入れた際インナーライニングの感触が伝わってくる。 それは子どもの肌に触れているような贅沢なもので、足の敏感さに改めて気が付く人が多いのではないでしょうか。 
足と靴健康アドバイザー大木金次 №2600

2020年3月20日 (金)

靴の幅伸ばし

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足のサイズは常に動いている。 購入する店頭ではOKであっても、翌日履いてみるときつい・痛いということがあるものです。
そのようなとき助けになる物がシューストレッチャー(球環ハサミ)です。
使い方は簡単ですが、期待通りになるには数日かかることもありますので、購入後すぐ自宅前で試し履きをしてから伸ばしにかかるといいでしょう。 特に痛くなりやすい人、また痛みに敏感な方ほど慎重に試し履きをしてストレッチャーを使ってみましょう。

使う上でのポイントは、薄い革や布をアッパー表面に乗せてから伸ばすこと。 さらに一度にきつく伸ばすと革に亀裂が入ることがあるので要注意です。 特に購入後年月の経っている靴は革が硬化していることが多いため、慎重に革の加減を見ながら伸ばすことが肝要です。 柔軟剤を振りかけてから伸ばすこともよい方法です。
また、アッパー(甲革)が厚い場合も柔軟剤を振りかけながら行うと伸びやすいようです。

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上記のストレッチャーはさらに大型のもので力が加わりやすい道具です。 輪ゴムを止めていますが、アッパーを伸ばしたままにして止めておくときに使います。
靴の伸ばす部位は、最も多いのが外反母趾などの第一趾のボール部(ゆびつけね)、それから第五趾、第一趾のつま先、その他のゆび上部、踵骨の後方部など。
伸ばし終えた後は靴クリームで保湿をすることをお勧めします。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №2599

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