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2024年6月24日 (月)

玄関で靴を脱ぐ・・・アメリカ  

今から40数年も前のこと神奈川県にある米軍の個人宅前を通ったことがあった。 夏でもあり玄関の扉があいたままで段差もない廊下が見え、そこには脱いだ靴もなく軽そうな扉一枚のお宅で、その合理的なたたずまいに日本の玄関との違いを改めて感じたものでした。 このような個人のお宅は映画などで何度も見てはいるものの、土足のまま入るお宅の簡素さにびっくりしました。

実はアメリカに長年住んでいるという日本人の女性の方から、アメリカ人の靴生活についてラジオで話があった。 アメリカでは「最近玄関で靴を脱ぐ家庭をみるようになった」と、そのうえ「玄関には靴箱も備えている」と。 日本人の清潔な生活スタイルを見習っているようですと語っていた。

日本には四季もあり湿度も高く天候も一定せず農作業も多かった。 そのため家の中は清潔な場所にと玄関より床を上げ、そこで「はきもの」を脱いでいた。 
日本には「はだし」と「素足」ということばがあり、家の中で「はきもの」を履いていない足を「素足」と呼び、外で靴をつけていない足を「はだし」と呼んでいます。
このような使い分けは、日本以外の方にはなかなか理解が難しいのでは、なぜそんな細かな?ことにこだわるのかと。
 
日本では家の中は神聖な場所として考えられ上段の間があり、そこに神棚のある農家はまだまだ多く、そこでは
神様と同居していると考えられ、土足は考えられないことになります。

これからアメリカにも日本のような玄関のあるお宅が増えていくのでは。 コロナという伝染がひと段落したものの、世界的にますます衛生第一になるような気がします。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3362
   

2024年6月22日 (土)

トウ(つま先)が汚れやすい?  

トウ(靴のつま先)の汚れがどうして気にならないのでしょう。

スエードやヌバックのような起毛している素材は汚れが付きやすく、落ちにくいようです。 履き続けていると最初は気になっていたものがだんだん気にならない、そんなところでしょう。 しかし身につけている靴が汚れが付いたままでは衛生上歓迎されるものではありません。 

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汚れが気になるかどうかより、なぜ汚れが付くのか?が大事なことです。 
この方は持っているどの靴もつま先が汚れているような気がします。 そしてどの靴もつま先余裕が少ないような。 その余裕とはトウ(つま先)の前と上部(写真)、足を入れた瞬間から爪が当たり加減のような気がします。  

つま先余裕の少ない靴を履くと、つま先余裕とはこんなものと思ってしまい、足の器用さが衰えていきます。 また靴選びがその域から脱することが難しくなっていき、靴はきついもと常に思ってしまい、それ以上考えることをしなくなる。 

しかし実際はいろんなことで困っていることが多いものです。 疲れやすい、常に痛みを感じる、汗をかきやすい、爪が当たる、足が冷える、それから写真のようにどの靴も消耗が早い、など。 
このような方は自分で選ぶよりシューフィッターに相談をしましょう。
 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3361

2024年6月20日 (木)

シューフィッテングの姿勢  

写真のような膝をついたフィッテングの姿勢は決して楽ではありませんが、お客様に共感を頂いています。 床(ゆか)に直接膝をつくという姿に日本の畳の文化を創造します。 今でもそうですが和室(畳)では額(ひたい)をつけ正座で挨拶をする光景がありあります。 その姿には最高のもてなしを感じます。 そのような風習から、靴の販売で膝をつく光景に抵抗がないように思われます 
ただ日本の風習を知らない外国の方からみると、写真のような姿勢にとまどいを感じているかもしれません。 

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下記の写真はイスに掛けフィッテングをしているアメリカでの光景です。 最近は日本でもこのようなイスを導入している店が多くなってきました。 実は十数年も前のことですが、写真のようにイス(下)にかけ靴を履かせてあげたことがありました。 しかしお客様は好感より緊張感を持たれているようでした。 
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ところで、なぜ膝をつき靴を履かせているのでしょうか?  フィット感の感触をみたいから、そしてトウ(靴のつま先)を上げたまま履いていただくと靴の後足部に踵がフィットします。 その直後にひもを結びたいのです。

同時に個人的なことですが、靴ベラを持っている手の平でフィット感をつかみたいから。 お客様が感じる前にフィット感がわかることは大事なことです。 顧客に「履きやすさはいかがですか?」と聞く前に「いい感触ですね」と発信したいのです。 そうすると顧客から「よくわかりますね」と言われることがあります。 顧客の反応は重要なことですが、それは今までの習慣(慣れ)で判断していることが往々にしてあり、失敗し後悔したことがあります。 

フィット感は他人にはわかりにくいという話をよく聞きますが、決してそうばかりではありません。 小生は靴ベラを右手で使うとフィット感が手の平に伝わってきます。 しかし左手は右手ほどの感覚はないようです。 そのため常に左ひざをつき、右手で靴ベラを入れています。 
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3360

2024年6月18日 (火)

足ゆびの開きと手の指の開きを同時にやってみよう  

ひょんなことから足ゆびの動きの良さに気が付いた。
 
朝の寝起き前、布団の中で足ゆびでグーキョキパーをしてるのですが、なかなか思うように動かない。  特に左足の第5趾の開きが十分ではなかった。 その後数か月も経ったころか、何気なく足とともに手の指も同時にやってみたところ何と左の足ゆびにも力が入ることに気づいたのです。

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その後、気をよくして毎朝の日課になってしまった。 毎日両手両足を同時にグーチョキパーを行っている。
 
そこで提案です。
靴を求めるときフィッテングの確認に足と手を同時に動かしてみては。 そうするとトウ(つま先余裕)の空間の狭さがわかりやすい。 手先のように動くことは無理なことですが、意外と幅や高さの狭さに気がつきます。 同じような手と足のゆびですが、靴で拘束される足の環境はきびしい。

手の開きで感じることですが、重いものを持つとき、その直前にゆびの開きが大きくなる?  足のゆびも同じようです。 例えば坂道や階段を登るとき足ゆびは大きく開いている。 足のゆびは手ほど動きませんが、下方に押し付ける力(屈曲)はかなり強いような気がする。 

足ゆびは開くほどきっちり立つことができ、姿勢もよくなるようです。 きっちりとした姿勢がとれることはすべての始まりといってもいい。
 
靴を求めるときの確認として、足と手を同時グーチョキパーをしてみてください。
足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3359

2024年6月16日 (日)

甲ベロが歪んでいる   

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写真を見ると甲ベロが外側にずれています。 このような例をずいぶん見るが、本人はまったく気にならない?ようです。 しかし最初は気になっていたのではないだろうか。 
できれば、そこで「どうして?」と疑問をもってほしい。 

昔から「足元の乱れは全身に及ぶ」、また「足元を見ればその人がわかる」とも言われている。 決していい加減にしてはいけません。   
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甲ベロが乱れやすい訳は足の骨格をみると一目瞭然です。
足の骨格で最も高い位置は中央ではなく、やや内側(上の図 オレンジライン)になっています。
そうすると、甲ベロをアッパー(甲側)にとめることが必要になる。 とめてなければ、外側にずれやすくなるため、購入時にチェックをすることです。

ベロがズレると見た目にもよくないが、フィット感があまくなり、良い履き心地は得られず、靴の消耗も激しくなり、良いことは一つもない。

本来は骨格にそうような靴づくりが望まれが、現実にはなかなか難しいものがあります。
購入時に時間をかける以外にないのですが、自宅ではひもを解き、さらに履くときにはしっかり締めることを習慣にすると、購入時のチェックが厳しくなるものと思われます。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3358

2024年6月14日 (金)

つま先余裕はなぜ大事? トウ(靴のつま先)の高さ  

写真は靴のアッパー(甲部分)の裏面で切り開いたものです。 切り開く前でも、靴の中に手を差し込んでみると、アッパー裏のゴワゴワやゆび跡に指が触れる。 このような手先によるチェックを習慣にすることをお勧めします。 
すべての靴がこのようになるものではなく、足の厚みに比べアッパーの高さが低いとき甲裏が摩耗しやすい。 摩耗した靴を履いていると足ゆびの上部にタコが見えてくることがある。

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このような状態を見てわかることは、一歩ごと足ゆびは背屈(上を向く・伸びる)して歩いていることです。 足を前に運ぶ直前に背屈することで土踏まずは高くなる。 靴に背屈する余裕(高さ)が少なければショックに弱くなり、歩幅も伸びにくいことが想像できます。 
つまり写真のような靴では軽快な足運びが期待しにくいということです。

写真のようなことを防ぐには、靴選びの際に少し歩幅を広めにとって歩いてみることです。 歩幅が広めにできなければ、トウの天井にゆび上部が擦れていることを疑ってみることです。 疑ってみるとゆび上部のフィット感が敏感になる。
歩幅を広めにとり歩いてみることはトウの高さだけではなく、トウの長さや幅も同時にチェックできます。

トウの厚みは、第5趾側より第一趾側が厚いことも大事なこと、このことは足ゆびをみれば一目瞭然です。
靴の好みの現実は、トウの薄い靴に集中するようである。 注意を願いたいものです。

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3357

2024年6月12日 (水)

靴のつま先余裕はなぜ大事? トウ(靴のつま先)の幅  

つま先部分の幅が少なければ、、最初に第5趾(こゆび)が外側からせめられ、さらに窮屈になれば第1趾(おやゆび)もせめられ、つま先全体が相当きつくなる。

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第5趾がせめられれば浮きやすくなり、このような状態を「浮きゆび」と称している。 そのような状態でフットプリントをとると第5趾が見えにくいことがある。 最近この浮きゆびが増えているようであるが、その要因は靴だけでなく、運動不足も考えられる。 中には第5趾が回転し力が発揮されにくい場合もあります。

歩行の際、踵の接地後、第5趾が接地し力が入る。 そして第1趾側で蹴り返しが行われている。 このようなことを「あおり歩行」と呼んでいます。 
ところが第5趾が浮いてくると、力が入り切れず歩幅が伸びにくくなり、大げさですがちょこちょこ歩きになりやすい。 

結局第5趾が浮いてくると足ゆび全体に力が入りにくくなる。 その理屈として、雑巾絞りを思い出してほしい・・・雑巾をタテにもって絞るとよく絞り切れるが、ヨコに持つと絞り切れない。 その違いはヨコに持つと手の小指に力が入りにくい、しかも手指全体にも力が入りにくくなる。 足も同じく第5趾が浮いてくると足ゆび全体に力が発揮しにくくなる。
足の第5趾が浮いてしまうと、歩行全体に活気が低下する。

お断りですが、以上の解説は小生独自の考えです。 浮きゆびと足の力の関係について、もう少し科学的にお教えいただけることがありましたらありがたく思います。 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3356

2024年6月10日 (月)

つま先余裕はなぜ大事? トウ(靴のつま先)の長さ  

靴のつま先余裕は大変大事なポジッションですが、その効果に関心を持つ人は意外に少ないようです。 今回はトウ先の長さについて考えてみたい。

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上記の写真では、つま先余裕の位置にホコリがたまっています。 余裕が少なければホコリはたまりにくい。 ホコリは空気の循環を示すもので、履き口から入った空気がトウ先まで届き、靴が屈曲すると、履き口から出ていく。 その瞬間にかいた汗も同時に出ていき空気の循環が起こります。 つまり長時間履いていても快適と感じます。 このような循環を「ふいご現象」と呼んでいます。 ただ空気の循環には靴が足にフィットしていることが求められ、その位置は足のボール部(中足骨骨頭)から後方です。

下記は、足が靴内で前滑りを起こしていること示しているものです。 我々は一歩ごとに前滑りをおこしながら歩いていると言ってもいいでしょう。  1000歩、歩けば1000回前滑りが起こり繰り返されている。 靴内で滑り、そして戻る、これで快適と感じるのですから足の裏って驚きです。 

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さらにつま先余裕が少なければ、つま先を傷めることになる。 ウォーキングやスポーツをする方に、黒ずんだつま先を見ることがあるが、トウ先に余裕が少ないことを示すものです。
つま先余裕は年齢を問わず重要ですが、体力の少なくなる高齢者は特に注意です。 いつもと違い長時間のウォーキングには特に気をつけたいものです。 

さらに自宅の回りが坂道というお宅などは、つま先余裕は特に重要になる。
つま先余裕が足りなければ、歩幅は小さくなり歩行は静かになる。 そして痛みになりやすいことを足は予知?するようです。

足と靴健康アドバイザー  大木金次 №3355

2024年6月 8日 (土)

ロッカー室の手前にイス、それでも座っている光景は少ない(スポーツクラブ) 

ロッカー室に入る手前に「こちらで 靴 をお脱ぎください」とあります。 
日本はつくづく靴脱ぎの文化が継承?されている。 そのおかげで清潔という恩恵にある。 これは素晴らしいことです、諸外国ではどうでしょうか。 ロッカー室の手前で靴の履き替えをしているのでしょうか、海外生活経験者にお教え願いたい。 

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しかしここ(写真)に座って靴の履き替えをしている人は半分にも満たないようです。 片足立ちのおぼつかない高齢者でも、靴の脱ぎ履きを立ったまま行っている。 
ひも付きの靴でも膝をまげながら中腰でヒモに手をかけている・・・どうしてだろう?  小さい頃「早くしなさい」と親から言われ、それが頭から離れないのでは?

以前「理屈では動かない靴の履きかた」としてブログを発信している。 鮮やかに箸(ハシ)を使いこなす日本人でも、靴の履きかたや脱ぎかたに箸を持つ器用さはない。 それは座る習慣がないからか、またはひも結びに時間をかけることが恥ずかしいのかもしれない。 
座ったら楽に靴が履けるのに、そんな単純な理屈?が通らないのです。  

靴の着脱が改善されないのはどうしてだろうか?
イスがありマットが敷かれ、靴ベラまで用意されているのに、座って靴ひもに手をかけないのはどうしてでしょう? 

足と靴健康アドバイザー 大木金次 №3354

2024年6月 6日 (木)

靴を大切にする  

靴を大切に取り扱っていますか?、と
 聞かれてどんなことを思い浮かべますか。 

毎回靴ベラを使って履いている。

靴ひもを解いて脱いでいる、当然ですが毎回ひもを締めている。

イスに掛け靴ひもを締めている。

中二日休ませて履いている。

脱いだ後、中敷きを出して摩耗をチェックし乾燥させている。

中敷きも定期的に交換している。

ソールの摩耗をチェックし、ヒールも交換している。

革靴はブラッシングをして、ときにはクリームを使って品質の維持に気をつかっている。

キャンバス地のものは、ブラッシングをし、水洗いもしている。

靴を脱いだ後、靴内に手を入れて摩耗をチェックする

使用期間の長い靴は、靴ひもを取り換える。

保管するときは型を入れている。

このように、上げてみると靴ほど手のかかるものはないと言ってもいい。 
しかし実際は上記のような手間を省いている人が多いのでは。それだけに管理のできている人はすばらしい。

はき物は一心同体と言われている。

足と靴健康アドバイザー大木金次№3353

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